June 28, 2009

マウイに日帰り出張

 今日はマウイ島に日帰りの出張でした。1年に2回しかいけない各島の皆さんは訪問するととても喜んでくださるのでとても有り難いのですが、それだけに責任が重くのしかかってくるような気がして、行く前は結構気が重いのです。

 ところがいざ皆さんとお会いして、話し始めると、調子が出てきて、あっという間に時間が過ぎます。1年に2回ということで、話す時間も40分を2回という、英語の講話としては大量をアウトプットするので、帰ってくるとクタクタになり、頭痛が起きることもあります。

 テクノロジーが発達しているとはいえ、離島の方々は接する情報が限られていまして、生長の家総裁の法燈継承が厳粛に行われたことや、今の時代に必要な教えを、立教のご精神に関連づけてお話すると、とても喜ばれます。そういう意味では、とても話し甲斐があります。

 それと今年に入ってからは、パワーポイントを使って講話をするため、パソコンとプロジェクターを持参しています。するとセキュリティーチェックの時、パソコン、プロジェクターをそれぞれ出さなければいけないし、ジャケットも靴も脱いでとあたふたしているうちに、いつもセキュリティーの所で渋滞を作ってしまいます。しかしそういう苦労があっても、参加者の皆さんから感謝の言葉を頂くと、やっぱり次もこれを用意しよう、という気になります。

 今年に入ってちょうど半年が終わったところで、離島の拠点(コナ、ヒロ、カウアイ、マウイ)にそれぞれ1回ずつ訪問することができました。7月、8月、9月と大きな行事があるため、2回目の訪問は10月以降になります。今回はカメラを持って行くのを忘れてしまったので写真がありません、念のため。

-TA
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June 16, 2009

説明するということ

 最近の色々なニュースを見ていると、日米のリーダーの資質について、あまりに対照的なのでついつい比べたい衝動に駆られてしまいます。なぜ、大臣をなぜ(事実上)解任したのか、なぜ温暖化対策の目標値をその目標値に設定したのか、なぜ秘書が不正な献金をしたのか、との説明があいまいである日本のリーダーに比べて、なぜGMを救済するのか、なぜ景気対策に莫大な予算を使うのか、なぜグアンタナモの基地を閉鎖するのか等々、明確に国民にメッセージを伝えるアメリカの(現在の)リーダー……。

 個人による資質はもちろんですが、欧米の人々が説明が上手な理由の一つとして、小さい頃から訓練されている面が非常に大きいと思います。最近、家での会話でもジャンジャン英語を話すようになってきた娘の言葉の使い方を見ていて、そう思うのです。例えば、こういう最近、こういう会話がありました:

 娘:Dad, look! I'm drawing a picture.
 私:Sounds good! But, why?
 娘:Because I love drawing.

 恐らく学校の先生が「because」という言葉をよく使うのでしょうし、友達も普通に使うのだと思いますが、この「because」の後にはなぜ、そうするのか説明する言葉が来ます。4歳の娘の説明は説明になっていないことも少なくないのですが、しかし自分がしていることについて相手に明確に理由を説明する習慣がこのときから付いていることに驚かされます。日本のこの年齢の子供に、「because」という発想はあまり出てこないのではないかと思うのです。

 私もこちらに来て、なぜそうするのか、という説明をすることにとても慣れました(馴らされました)。最初は日本語でも考えたことがなかったことを英語で説明することに戸惑いましたが、どんなことにでも理由を説明する習慣を付けると、自分の発言しようとすること、これからやろうとすることが、これまでしてきたことと一貫していることかどうかを自分でも確認ができるので、それは自分にとっても良いことなのだと思っています。

 生長の家創始者、谷口雅春先生は『子供の教育には「道理」をもって子供の心のうちの神(道理)に相対するようにせよ』(『生命の實相』頭注版第14巻、173頁)と教えてくださっていますので、子供が赤ちゃんのときから(お腹の中から)、何をするにもなるべく理由を説明するようにしてきました。子供の教育は、親自身の教育であることを毎日学んでいます。

-TA

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June 05, 2009

Graduation Ceremony

 1週間前のことになりますが、5月28日(木)に娘のプリスクールの卒園式がありました。卒園といってもみんなまだ4歳ですから、かわいい盛りの子たちばかりで、見ていてとても微笑ましかったです。娘が通っている学校の子たちは、一目見ただけで、周囲からとても愛されていることが窺えます。卒業する子供は15人ですが式には100名以上来られていた気がします。

 式は午後7時から、スクールに隣接する教会のホールで行われました。式には、たった3か月間だけの担任期間でしたが、教育委員会から途中で引き抜かれてしまった、娘が大好きなMrs. Amyも来てくれて、娘も感動の再会を果たしました。(娘の将来の夢は、Mrs. Amyのようなプリスクールの先生になること、だとか)

式はスクールの責任者をしている牧師さんのカジュアルな挨拶、卒業する子ども達による出し物(振り付けのついた歌)、卒業証書の授与といういたってシンプルなもの。30分もしないうちに終わり、終わってからは父兄がもってきてくれたお菓子やレイをそれぞれの子供にかけてくれて、わが家でも用意していた風船を子供に渡し、娘はとても満足して家路につきました。

 折角卒業するのだから美味しいものを食べさせてあげようかと思うのですが、娘の一番の好物は、家内が作った「永谷園のチャーハンの素」を使ったチャーハンなので、「これが一番喜ぶならこれがいいか」と弁当に、夕食に食べていました。

 娘が入るキンダーガーテンは7月31日に始まるので、7月30日まではこの学校に引き続き通います。

 いくつか写真を交えてご紹介します。

Church_1

 教会のホール。始まる前に子ども達の日頃の様子を納めたスライドが上映されていて、それが各自にDVDで配られました。

With_amy

 娘が大好きなMrs. Amy(元担任)

With_kalei

 担任のMiss Kaleiと

With_julie

 アシスタントのMiss Julieと

With_all_friends

 卒業生全員と。手に持っているのは卒業証書と思いきや、ニセモノです。本物は親に配られました。

With_isa

 隣のイザベラちゃんとは大の仲良しで、土曜日の午後から遊ぶのが最近定番になりました。


 動画は、卒園生が入場してくるところ(娘は名前がAbeなので一番前です)と、歌の出し物です。

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May 29, 2009

5月の母親教室

 今日は毎月恒例のハワイ教区での母親教室の日でした。今日はお母さんが10人(生長の家に初めての方2人を含む)、チェルブ(天使、つまりお子さん)が10人、私を含めて合計21人で賑やかに行われました。小さい子を連れて、定刻までに出かけるのは簡単なことではないですし、その日が折角のお仕事のお休みの方もいらしてくださったりして、とても有り難いことだと思います。そして毎回のことながら、とても温かい、そしてオープンな雰囲気で行われました。

 小さなチェルブ(天使)たちは、色々なものに興味を示すので、会館内にある目に付くものは手の届かないようにしておくのですが、実際には、「それを見つけたかぁ!」とこちらの思いも付かないところに手がいったりして、毎回、チェルブたちの観察眼の鋭さに驚かされます。

 今回は、生長の家ハワイの地方講師の方で、ご自身のお孫さんをベビーシッターし慣れている方2人に子供預かりをお願いしました。これまでは絨毯の敷いてある「祈りの間」で、親も子も全てが一緒にやっていたのですが、割合沢山の方が来て下さっているので、今回は初めての試みとしてやってみました。お2人ともさすがベテランで、とても上手に子供を遊ばせてくださいました。

 結果としては、お子さんを預けて集中して参加できた方と、お子さんの方を見るのにとても忙しくなってしまった方がいて、皆さんの意見を聞きながら次回のことを考えようと思います。

 あと今回は、前回参加して学んだことを実際に生活に生かして、子供さんがとっても穏やかになった体験を話してくださった方もいて、相互に学び合うとても有意義な会だったと思います。

 毎回、参加者の皆さんの案内と出欠の確認等をしてくださっている美保さん、ベビーシッターをしてくださったJune Takemoto and Lillian Sugitaの両講師、参加者の皆さん、そして飲みものなどの用意をしてくれた家内に感謝したいと思います。ありがとうございました!

-TA

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       参加された皆さんと


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May 21, 2009

最近のこと

 こちらに来たばかりの頃、もう何十年もアメリカに住んでいる日本人の方から、「私は英語がうまくしゃべれないんだけど、日本語の方もおかしくなってきちゃって……」と言う方がいました。そのときはそんなものか、と思っていましたが、だんだんその気持ちが分かるようになってきました。

 特に日本語の文章を書くのに時間がかかるようになり、目上の方へ使う尊敬語、そして謙譲語の使い方があやふやになってきているのを感じるときがあります。逆に言うと、日頃使い慣れていないと、尊敬語、謙譲語は使うのが難しく、従って、日本語を外国語として使う人たちが、なかなかうまく使えないのも合点がいきます。

 それでも話す方はまだ健在で、英語の講話をした後に日本語の講話をすると、母国語で話すことができるのは何と有り難いのだろう、と思います。英語で講話をするのと日本語で講話をするのを喩えると、水の中を歩いているか平地を歩くような差を感じます。

 ところで先週末は、金曜日から日曜日にかけて「第118回生長の家ハワイ教区英語練成会」が実相センターで行われました。谷口清超先生のご著書『智慧と愛のメッセージ』の英語版(Messages of Wisdom and Love)をメインテキストとして講話、輪読会、献労、浄心行、キャンドルサービス、祈り合いの神想観などが行われました。家内は英語の練成会でもあり、娘の面倒を見ながらなので集中して行事を受けることはできませんでしたが、それでも、寝かしつけたときや、出来る限り参加するように努力をしていました。

 その中で印象に残ったのは、昨年から生長の家の行事に参加されるようになった韓国人のアウさんという方で、もうこちらに40年も住んでいる方ですが、浄心行のときにお父様と自分を育ててくれたおじいさまのことを思い出して、心から感謝できたことを涙ながらに語ってくださいました。彼女は生まれて9か月のときにお父様を朝鮮戦争で亡くし、それ以来、自分の人生でお父様を思い出すことはほとんどなかったそうです。

 浄心行では英語の行事であっても、お父さん、お母さんへ大きな声で感謝を述べるときは、それぞれの参加者が母国語で呼び掛けるようにしています。アウさんは韓国語で、「アボジー、カムサムニダ、オモニー、カムサムニダ」と唱えていると、ご自身の記憶にはないお父様がご自身を包んでくださっているのが分かり、「父に愛されている自分を初めて実感しました」と涙ながらにおっしゃっていました。

 その他練成会では、谷口清超先生が作詞された歌がとても美しいメロディーなので(三ーデーサービスの前などによくテープを掛けているので皆、メロディーは知っています)、日本語のままでいいから歌いたいという要望が幹部から寄せられたため(英語にはまだ訳されていません)、歌唱指導に定評のある元本部講師、岩谷レスリーさんの指導で、谷口清超先生が作詞された聖歌『日の輝くように』と『かみをたたえて』を歌いました。岩谷さんは以前、高校で音楽を教えておられていたので、ハワイ教区のみならず、アメリカでの行事では決まって、歌唱指導や先導を担当されています。また、この2曲を伴奏できる人がまだハワイ教区にはいないので、私が伴奏を担当しました。

 私は小さい頃から電子オルガンを習っていたのが功を奏して、何度もメロディーを聴いているとだいたいの曲は弾くことができるのです。しかも『日の輝くように』は結婚した年に発表された曲であり、『かみをたたえて』は生長の家本部の聖歌隊の事務局を担当していたときに発表された曲で当時行われていた全国大会で聖歌隊が発表をしたこともあり、歌も伴奏も何度も聞いているので耳で覚えている曲なのです。しかしスコアを見ながら弾くことは事実上できません。全く出来ないことはないのですが、手間暇がかかりすぎることと、練習している余裕がありません。

 この2曲の練習に45分ほど時間を取ってありましたが、練習が白熱して、1時間ほどの時間があっという間に過ぎてしまいました。指導にあたった岩谷さんも「みんながこんなに上手に歌えるとは思わなかった」と驚くほど、「well-done!」でした。

 あとこの練成会には、日本からワーキングビザで1年ほどハワイに滞在している最中の若い女性、梨絵さんが参加してくださり、高校のときに音楽学校に通っていたという特技を生かして、私とは比べものにならないお見事なピアノの技を披露してくださり、聖歌『實相を観ずる歌』と『使命行進曲』をほとんど初見で伴奏してくださり、皆さんが心から喜んでおられました。

-TA

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May 11, 2009

アメリカ人の知り合い

 娘がとても仲良くしている子がいて、プリスクールがお休みの土、日に遊ばせたいと思っていたのですが、土、日は私は仕事があるし、家内1人では不安だというのでなかなか実現しなかったのですが、この前の土曜日(9日)、午後から時間を作ってあちらのご両親とともに子供を遊ばせることにしました。

 ところがその数日前になって急遽、お葬式を午後1時から執り行わなければならないことになって私の都合がつかなくなってしまったのです。こちらではお葬式はミニスターの大切なお務めであり、当然のことですが何があっても優先しなければなりません。

 娘の友達のご両親とは2週間前に約束してあったのですが娘が具合が良くなくて延期をしていたので、今回は家内が一人で頑張る決意をして、近くのショッピングセンターの子供の遊び場スペースで落ち合うことにしました。

 娘は大好きな友達と土曜日にも会えるので朝からルンルンで鼻歌が聞こえてくるのですが家内から聞こえてくるのはため息ばかり。。。学校にも通っていて、ある程度会話はできるのですが、約束の時間が近づくに連れて心配は高まるばかりの様子を尻目に私は家を出ました。

 それでお葬儀が済んでから、娘達が遊んでいる子供の遊び場に行くと、あちらのご両親と家内が話をしている所でした。もちろん完全には理解できないでしょうけど、学校に行っている甲斐があって英会話が上達していることを身をもって感じることができたのだと思います。

 しかし残念なことに、そのお友達の一家は、ご主人の転勤で7月でカリフォルニアに行ってしまうため、あまりもう時間がありません。そこで、次の私の休みの日に昼食を一緒にして、わが家でまた子ども達を遊ばせることにしました。うちには、隣接する、生長の家ハワイの実相センターの広い庭があるので、いくらでも走り回ることができるので、こいうシチュエーションには最適です。次がまた楽しみです。

-TA

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May 04, 2009

カウアイへの出張

 もう1週間以上も経ってしまいましたが、先週の日曜日(4/26)、カウアイ島に出張してきました。カウアイに行くのは昨年の8月に伺って以来です。離島に行くたびに思いますが、同じハワイでもずいぶん違うなぁと思います。全体観としては離島の方が古き良きものが残っている感じがします。

 今回は谷口輝子先生のご命日が近かったので、谷口輝子先生を偲んでのお話と、生長の家の意味について、谷口雅宣先生が1992年にアメリカ合衆国をご巡錫された際にご指導くださった内容を皆さんで学びました。そして午後には、谷口清超先生をお偲びし、感謝申し上げる時間を持ちました。先生がお亡くなりになったときにカウアイの皆さんも聖経をあげて、先生のご遺徳に感謝申し上げましたが、私が離島に伺うことができるのは1年に2回だけですので、今回やや詳しくご説明申し上げた次第です。

 こちらに来てからハワイアン航空に乗る機会が多く、溜まったマイルを利用して先日、プレミアム会員になったため、チェックインもスムースに進み、待合室も会員専用の部屋を使うことが出来て、少ぉしだけ優雅な気分を味わいました。

 最初の頃は、日頃の仕事だけでもアップアップなのに離島まで……などと思っていましたが、最近は離島に行くのは準備その他が大変ですが、それはそれで良い経験が出来ることを、ちょっぴりですが有り難く思うようになりました。

-TA

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April 21, 2009

谷口輝子先生に感謝を捧げて

 生長の家創始者・谷口雅春先生の奥様で、初代白鳩会総裁の谷口輝子先生が亡くなられて今年で21年経ちます。ご命日は24日ですが、メモリアルサービスに凝られる方の便宜をはかってご命日の直前の日曜日に式典をすることが多いです。

 このような式典のときには私は立場上、その式典の意味合いを含んだ講話をすることになるのですが、これはとても有り難い機会で、谷口輝子先生のご聖徳を自分自身が学ぶ良い機会になります。

 先生のご著書も過去には拝読したものでも改めて、ハワイ教区の皆さんに何を伝えたいかと思って拝読しているとあっという間に時間が経ちます。また、生長の家総裁、谷口雅宣先生がご自身が式典で挨拶された内容の多くを、ブログに掲載してくださっているので、先生のブログを拝見して、参考にさせていただいています。

 今回は谷口雅宣先生が2年前の総本山での21年祭で、谷口輝子先生の愛は単なる優しい愛ではなく、間違ったことには毅然として「ノー」とおっしゃったことが書かれていたこと、そして『Truth of Life』4月号に、谷口輝子先生の「いのちを拝んで」の中から、愛にはときとして厳しい側面があるという内容のご文章がありましたので、そういう主旨のお話をすることにしました。

 そして『生長の家五十年史』の谷口輝子先生のご文章を拝読していたらありました、ありました、その主旨に則ったエピソードが。谷口雅春先生、輝子先生が上京されて間もなくの頃、ご自宅開かれていた誌友会に参加したKという30歳ぐらいの青年が、生長の家本部の建物の中にある物を盗み、Kが犯罪を重ねていたことから4年と何ヶ月かの実刑判決を受けたというのです。そしてKが出所してきてから、輝子先生に脅迫状を送りつけ、お前達の部下が通報したために俺は刑務所に入って苦しまなければならなかった、部下のした行為は上司の責任だ、だから賠償金として1万5千円を払え、と請求してきて、その金を用意しなければ家族全員殴り殺す、という内容だったそうです。

 谷口輝子先生は恐ろしく思われましたが、しかし、「私たちは間違ったことは何一つしていない」と、どんなことが起こっても決して要求されたお金を支払わないと覚悟を決められますが、その脅迫状が来てから数日した後、先生が夜の戸締まりをしているとKが太い棒を持って、大きな音を立てて縁側に登ってきた。そのとき先生は、Kの胸ぐらを掴んで縁側に突き落として、「こんな所から、泥靴のまま這入るものではありません」とおっしゃったのです。まさに理不尽なことに「ノー」をおっしゃったのですが、その後先生にはKの母親になったような愛情が湧いてこられて、お国のお母さんが知られたらさぞ悲しむでしょうね、とおっしゃったというのです。

 その後Kは通報で駆けつけた警察官に連行されますが、次の日に調書を作成するために出頭して欲しいと請われて、先生が原宿署に行かれると、主任刑事から「Kがあなたが頭を撫でてくれたと言っていますよ。貴女は偉い人ですね」と言われた。ところが先生は胸ぐらを掴んで庭に突き落としただけなのですが、先生の母親のような愛念がKにそのように錯覚せしめたのだと思ったことでした。

 谷口輝子先生が極めて優れた女性指導者であられたことは存じていますが、このように話す機会が与えられると、それを具体的に学ぶことができるのはとても有り難いことだと思います。

 谷口輝子先生が指導された女性の生き方は、ご著書や「生長の家白鳩会」の行事への参加を通して学ぶことができますが、最近では当教区でも母親教室に沢山の若い母親が参加してくださって、み教えを学ぶことができていることをとても有り難く思います。とりわけ、今の女性たちに向けた、白鳩会総裁、谷口純子先生のご文章は大変好評で、輪読しながら真理を学んでいます。

 今月は17日(金)に行われましたが全く生長の家に初めてという方4人を含め11人の大人と11人の子供が参加し、私を含めると合計23人が参加した、大変賑やかな母親教室となりました。妻を除いては皆、生長の家に触れて1年未満のフレッシュな顔ぶれで、今回は妻がこちらに来てから最初に友人になった女性が2人の子供を連れて参加してくれました。彼女は、クリスチャンで洗礼も受けていて毎週教会に通っている方ですが、「生長の家の教えは分かりやすくて良いね。また参加したい」と言ってくれたそうでとても喜んでいました。いつもお友達に幅広く声を掛けてくださっている美保さん、そしてこれまで参加された方で、色々と声をかけてくださった皆様、勇気をもって初めて参加してくださった皆様、ありがとうございました。

-TA

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         参加された皆さんと

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April 18, 2009

もうじき kindergarten

 娘の充実したプリスクールライフも、実は残るところあと3か月とちょっとになりました。一番最初は、お昼までの3時間預かってもらうところからはじめて、午後3時頃にピックアップすることにしていました。スクールではお昼ご飯を食べてからお昼寝の時間があるのですが、生まれたときからいわゆる「添い寝」をしない方針で育ててきたため、集団で、しかも結構大きな音で音楽が流れている環境では昼寝ができず、帰ってから2時間とか3時間も寝る日もありました。

 ところが最近、家に帰っても寝ないので、午後5時過ぎまで、保育時間のぎりぎりまで預けて帰ってきてご飯を食べてお風呂に入って寝る、というサイクルに変えました。すると、お昼ご飯を食べた後は眠くて仕方が無くなるらしく、お昼寝を1時間とか1時間半するようになってきました。通常の子供は1週間に1回、先生が子供の様子を書いてくれますが、わが家の場合は言語の問題もあるので、毎日短いレポートを書いてもらって、お昼ご飯の食べ具合や、お昼寝の時間、そして誰と遊んだか、一日どういう様子だったかを書いてもらうようにしています。

 そういう環境なので、日本語を話すのは私たち親と、生長の家の日本語グループの人がほとんどであるため、色々なジェスチャーやハッとしたときに出る言葉に英語がよく混じってくるようになりました。「あっ!」とか「しまった!」という場面は必ず「Oooooops」(ウゥッップス)ですし、「分かった?」と聞くと、「O.K.」。あと動物の鳴き声も英語式です。特にニワトリやブタの鳴き声がなんでこんな違うのかなぁと不思議に思います。

 7月の終わりからは kindergartenに行くことになります。しかしこの kindergarten 、通常「幼稚園」と訳されますが、ここハワイの「kindergarten」は日本語で意味するいわゆる「幼稚園」ではありません。なぜなら義務教育だからです。ハワイでは、「K・5・3・4制」と言われていて、この13年間が義務教育です。

 通常は kindergarten は小学校に付随していて、私たちが住んでいる家の目の前に小学校があって、そこに入学することになります。ということで先日、入学の手続きを済ませてきました。と言っても娘はまだ4歳で、入学時も依然として4歳です。この時期の1歳差は非常に差が大きいため、就学時に4歳の子供を junior kindergarten というふうに区別して教育をするのだそうです。

 しかしいくら4歳とはいえ、そこは義務教育。ものの本によると、kindergarten といえども英語、算数、体育、図工などの教科がちゃんとあって、小学校の予備校みたいなものなのだそうです。プリスクールの先生からは、「就学前に自分の名前をちゃんと書けるように教えておいてください」と言われました。ABCは言えるし、日常の子供同士の会話はできても、まだ文字は書けませんので、あと3か月で何とか書けるようにトレーニングをしなければなりません。

 この小学校は公立ですが、雰囲気がとてもよく、事務所で応対する職員も皆、感じの良い人ばかりです。今家内が通っているESL (English as Second Language:第二言語としての英語)の先生がこの小学校の先生をしていたそうですが、それはそれは熱心な、感じの良い先生だそうですので、お金をかけなくてもそういう先生から教育を受けらるのであれば有り難いことです。そして送り迎えが要らない至近距離にあるのも何とも魅力的です。

-TA

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Kindergartenの生徒を受付していますというお知らせ

動画は、動物の鳴き声と英語らしい発音をしている様子です。が、カメラを向けると少し意識してしまっているみたいです。なおフェイスペイントは、学校の Keiki Carnivalで付けたものです。

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April 04, 2009

ますますインディペンデントに

 先週末(3/28-29)はハワイ島ヒロで行われた練成会(英語)に出講しました。今回はコナに引き続いて家内と娘も一緒です。ヒロはハワイの中でも雨の多いところで有名ですが、練成中も何度かスコールのようなものすごい雨が降り注ぎましたが、さすが練成会参加者は、「神の無限の生命が降ってきた」と形容するなど、真理を学び、即実践していました。

 ヒロは現在メンバーが少なくなってしまいましたが、今回はオアフから10人、同じハワイ島のコナからも10人がかけつけ、合わせて25人が参加するとても賑やかな練成会になりました。離島でこれだけの人が集まる行事は最近ではなかなかなく、活気に満ちていました。とにかく笑い声があちらこちらで響いていて、朝食の後に食堂で始まった笑いの渦が全然途切れず、10分以上も続いていたのを見て、あちらこちらでも笑い声が起きるなど、終始笑いの絶えない練成会でした。オアフからの参加者は往復360ドルのフライト代と50ドルの奉納金をすべて自分で払うので、かなりの出費なのですが、10人も参加してくださったのはとても有り難いことです。コナの皆さんは車で2時間ぐらいの距離を何台かの車に分乗し、プロジェクターの設備などとともに、明るい雰囲気をそのまま運んでくれました。関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。

 私はキャンドルサービスと早朝神想観の先導、サンデーサービスでの講話を担当しました。とりわけキャンドルサービスの先導は、日本語でもしたことがないのでちょっと緊張しましたが、無事に終わったのでホっとしました。

 娘はコナで出会った、お兄さん2人と仲良くしてもらって遊んでいたため、家内も安心して行事に参加することができました。ヒロにはコテージがあり、いくつか宿泊ができる部屋があるため、3人で一緒に寝ることができたのですが、夜10時頃に寝ようとしたら、通りを隔てた部屋で小学生の2人がお話をしているのです。するとおもむろに娘は部屋を出て行き、「Hey guys! I will be sleeping. Please be quiet.」と言っているのです。物怖じしない性格であることは知っていますが、まぁなんとも意志がハッキリしてきちゃったなぁと思いました。それで「お兄ちゃん達何て言ってたの?」と聞いたら、「Sorry, that's O.K.」なのだそうです。

 プリスクールの先生が週末に1週間の様子などをノートに書いてくれるのですが、そのコメントの中に、「マナミはますます『independent』になってきました。というのはマナミが何かしているときに先生達が手助けしようとすると、『No Miss Julie! I'm a big girl. I do that.」と言います」とありました。こちらの人たちにとっては自分の意志がハッキリしていて、自分のことは自分でやることは大切な要素なので、「independent」は賞め言葉だそうですが、見ている方は何を言い出すのか、ちょっとハラハラします。

 ついでに言うと、病院に連れて行くと先生を捜し、先生が誰かの診察を終えるのを見計らって、診察中に自分が嫌なもの(足をとんとんしたりとか、耳を見たりとか)を先生に伝えに行くのです。それで、先生が診察中、「あれ? 耳の中にゴキブリがいるよー」とか色々と話ながら診察をしてくれるのですが、それに対して全部返事をしているのですがそれを聞いていた先生いわく、「この子の言葉とか態度は、アメリカ人の子みたいですね。全然日本人ぽくないですよ」。

 生粋な日本人から生まれても、その子の特性や環境など色々な要素が組み合わさって、こういう子になるんだと、勉強になりました。日本に戻ったら、日本人らしいことをなるべく早く学ばせたいと思います。ちなみに食の好みは、醤油に納豆に漬け魚に卵かけご飯と、純和風です。こちらの子たちが食べている食べ物を見ると欲しがりますが実際に食べさせると、どうも口に合わないようです。

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終始明るい雰囲気で行われたヒロの練成会

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お友達のライアン君と(この日はライアン君のお誕生日でケーキが振る舞われました)

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ヒロは自然の宝庫

-TA

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March 23, 2009

WBC

 昨日(22日)は、こちらに来ておそらく始めて、テレビでスポーツ中継をライブで見ました。ハワイにはメジャーリーグの球団がないので、西海岸や東海岸で行われているナイトゲームの試合は生では見られないですし、サッカーの試合もないし……そもそもテレビを見ることもほとんどないので、スリルを味わいながらテレビを見るのはとっても久しぶりです。

 今回は日本とアメリカがWBCの準決勝で対決する絶好の機会であり、22日の午後は有り難いことに時間が空いたため、めでたくスリルを味わえたわけです。と言いましても、日本の放送ではなく、アメリカの放送です。日本の試合をアメリカ側から見るのは何か不思議な気がしました。

 試合そのものはアメリカが先行したものの、先発の松坂が調子がそれほどよくないなりにも踏ん張ってゲームを作り、日本の打線が相手のミスをつき、細かく繋ぐ“お家芸”で勝利を収めました。が、アメリカが本気でこの大会のタイトルをねらっているようには思えません。一流の選手達は出ていますが、チームとしての結束がなく、肝心なところでエラーが出るなど、緊張感を欠いているように思いました。

 前回のWBCで問題となった審判の質については、今回は経験豊かな、大リークの審判が担当したとのことで、微妙な判定はなく、公正で的確なジャッジは見ていてとても安心しました。アメリカと日本のゲームをアメリカ人が審判をするのは不公正な感じがしないではありませんが、それでは韓国や中国、イタリア等の人たちが審判をしたらどうなるか……と思うと、やはりオールスターやワールドシリーズを経験しているメジャーの審判の方が、現時点では信頼を置けると思いました。

 そもそもアメリカではあまりこの企画盛り上がっていません。選手も辞退者が続出していますし、監督も、昨年の優勝監督や、長年ヤンキースで指揮を振り、今年からドジャースを率いているトーリ監督など実力者が候補に挙がってこなかったと思います。

『The New York Times』の記事を2本読みましたけど、「日本はチームとして習熟していた」「アメリカは取り組みが遅い」「日本や韓国は野球の基本に忠実だ。アメリカは筋肉増強剤の使用に象徴されるように『力』に頼った野球に偏っている」「メジャーリーグは世界最高のリーグだが、それはもはやアジアや中南米からの一流選手が来ているからではないか」「昨日の負けは準決勝という一試合に負けたのか、それとも野球というゲームそのものに負けたのだろうか」などの意見が書かれていました。

 また、色々な事情でこうなったのでしょうが、日本が行った10回ゲームのうち5回が韓国戦とは、ちょっと興ざめです。が、韓国の底力はたいしたものです。韓国でプロ野球が始まったのは1982年だそうですから、歴史は至って浅いのです。当時は、日本で活躍できなくなった選手が韓国に行って十分プレーが出来ましたから、それを考えると、素晴らしい躍進力。きっと、韓国では「デーハミングック」の大合唱が行われていることでしょう。

-TA

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March 11, 2009

“寒い”冬から学ぶこと

 今年のハワイの冬は“寒い”です。現地の人が皆、そう言います。コーテーションマークを付けたのは、「冬の寒さ」の基準が日本とは全然違うからです。とはいえ、年中温暖な気候に慣れている人たちには堪えるようで、先日子供の風邪が治らなくてお腹をくだしてしまったので病院に連れて行ったらものすごく混んでいて、「今年は風邪が流行っていますから」ということでした。

 昨年と比べて確かに気温は低いです。そうですねぇ、朝は17、8度ぐらいまで下がるでしょうか。昼間も長袖のワイシャツでちょうどいいです。昨年は2月の終わり頃からもう夏のような気候で、1月に何度か“寒い”日があったぐらいでしたけど、今年はずっとこの気候が続いています。

 38年間日本で暮らした私たち家族にとっては、1年のうちで「寒さ」を感じる季節がないと、何か大切なものが足りないような気持ちになります。それは毎年の季節を通して体に染みこんだ習慣だからだと思うのです。

 先日、GMやクライスラーの重役達が、連邦政府に緊急援助をお願いするためにワシントンに行った際、自家用ジェット機を使ったことで大変な非難を受けました。また、連邦政府から再建のための援助を受けている金融機関等の重役の給料を年俸約5千万円に抑える大統領令が出されたところ、当該の重役達は、「そんな端金では仕事ができない」と言っているのだそうです。

 私たちの常識からしたら税金を大量に投入してもらっていてなお5千万円も給料をもらっておいてがたがた言う方がおかしいと思うのですが、彼らはこれまで10億円も場合によっては100億円ももらっていたのですから、それに比べれば5千万円が端金に見えてしまうようです。ちなみに、財政再建にあたっている日本航空の社長は年俸を1千万円以下に抑え、電車で通勤されているそうで、CNNがそれを取材して放映されたものがYoutubeで話題になっているのだそうで、「かの社長たちも見習え」的な論調のコメントがあるのだそうです。

 私はこれらの人たちの「非常識」ぶりの根底には、習慣を変えたくない心があるのだと思います。一度手に入れた利権や奢侈な生活、こういうものを手に入れた人がそれらを手放すにはそれなりの勇気が入るのでしょう。

 宗教の活動に携わっていると、「過去は良かった」というふうに考える人がいます。そして「自分がこれが正しいと信じている過去が正しい」と固く信じてしまっている人もいます。そのほか、何か変化をしようとすると、理性では理解できても感情で反対してしまう人もいます。自分が正しいと信じこんでいる人は手強いですが、理性では理解できても感情は、という人の気持ちはがよく分かる気がします。長い間日本人として日本で暮らしていた習慣を突然変えなければならないときに味わった違和感は、とても日本にいたときにはとても想像できないものでした。何がどうと説明できないのですが、精神的なストレスとなって、ことある毎に襲ってくるのです。しかしある一定の期間が過ぎるとそういうストレスは薄らいできますが、やはり外国語で仕事をすることはとても神経がすり減ります。

 しかし自分がこういう経験をしていることは、変化に反対する人と相対するときにはプラスに働きます。なぜなら相手の立場がよく分かるからです。そして、ある一定の期間が過ぎると反対していた人も含めて、ほとんどの人は変化をしたことも忘れてしまいます。変化にはある程度の痛みも伴いますが、それが神意に基づいたものであり、無理をせず、一つ一つその変化の理由を説明していって浸透していくと、全体の中から正しく変化したことに対する喜びの声が上がってきて、やって良かったという気になります。

 いずれにせよ、今年は肌寒い日が続いてくれているおかげで、夏に向かう気構えができて、有り難い“冬”を過ごすことができました。

-TA

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March 05, 2009

“胎話”の成果

 先月27日に行われたマザーズクラス(母親教室)はこれまでで最多の、大人8人、子供7人(すべて2歳以下)の合計15人が参加した、とても賑やかなクラスでした。しかも生長の家が全く初めての方が3人も参加。ほとんど毎回、生長の家が初めての方が来てくださるのですが皆さんとても、生長の家の教えを喜んで聞いてくださるので、先日も書きましたように“見えざる同志”の存在を強く感じます。家内はこちらに来てからずっと、母親教室が盛会になるように自分で祈りの言葉を作って神想観の中で祈り、さらには母親教室をはじめてからは、参加された方のことを祝福しているのだそうで、祈りの素晴らしさをますます実感しています。

 今日の母親教室で私がしたお話の最後の方で、わが家で実践した“子宮胎話”のことを紹介しました。いわゆる“胎教”ですが、ある本で産婦人科の先生がお腹の中の子供に教えるというよりは、「一緒に会話を楽しむつもりで“胎話”してみては?」と提案されていたのにとても感銘を受けたので、私はこの呼び方が気に入っています。

 妻が妊娠するだいぶ前のこと、スセディックジツコさんという、アメリカ人と結婚された日本人女性が書いた『胎児はみんな天才だ』という本にっても感動し、ジツコさんが実践されたことを全部ではありませんが、いくつか私たちも実践してみたのです。ちなみに、谷口清超先生のご著書『ステキな生き方がある』(210~212頁)にもこの本のことが紹介されています。

 主に実践したのは妻で、朝起きてから夜寝るまで、身の回りに起きてくる一つ一つを言葉に出して説明するのです。例えば、「○○ちゃん、おはよう。とっても気持ちの良い朝よ」「さあ、朝ご飯一緒に食べようね。今日はね、パンにサラダ。パンにはほんのり甘いジャムをつけて、サラダにはごまだれのドレッシング。それから(カフェインレスの)コーヒーね。コーヒーは今朝パパが入れてくれたとびきりのコーヒーだよ」「さぁ、お皿を洗いましょう。こうやって洗剤をつけてね洗うと、こんなにピッカピカ。気持ちいいね」「これから散歩するね。ほら、太陽さんがこんなに輝いているでしょう。お花さんもきれいね~。これキンモクセイって言うの。良いにおいがするでしょう。ほら、嗅いでごらん」などなど。

 以上はあくまでも実例で、実際こう言ったわけではないのですが、こんな感じで毎日が進んでいきます。そのほか、ジツコさんは「あいうえお」の50音のひらがなとカタカナ、そして「ABC……」のアルファベット26音の合わせて126の音に対して、それぞれ2枚ずつの絵を描いて(合計252枚)、その文字をなぞりながら説明したのだそうです。その結果として――

~~~~~~~~~(引用始め)~~~~~~~~~
 子供たちのIQも全て160以上で、4人そろって生後2週間で単語を発し、3カ月目で会話がしゃべれるようになり、6カ月目でおまるの使い方を習い、9カ月で歩き出したという。つまり胎内の子供には学習能力があり、外から話しかけてやるとその内容を早くから理解し、学習するということである。11歳のときスーザン(長女)はマスキンガム大学で医科大学の予科生となり、9歳のステーシー(次女)は高校1年となり、7歳のステファニー(三女)は中学2年、4歳のジョアンナ(四女)は自宅で小学校の高学年の勉強をしているということである。(詳しくは同書を読まれたい)(後略)(谷口清超先生『ステキな生き方がある』212頁)
~~~~~~~~~~(引用終り)~~~~~~~~~

 いたって普通のご両親(ご主人は確か高卒で、奥様は日本の短大を出て、アメリカの大学で心理学を学ばれた)から4人もそろってこういう飛び抜けて優秀な子が育っているということは、胎内教育が関係していることは間違いないと思いました。それで絵を描くのが得意な妻にこれを提案したところ、彼女は実際に252枚の絵(一部は写真を利用)を描いて、お腹の中の子に、字と絵を説明したりして過ごしました。ちなみにこの252枚の絵は5冊のノートブックになっていて、子供に文字を教えるときに今も使っていますし、もっと物心が付くようになったら、母親がこんなに自分が生まれてくるのを楽しみにしてくれていた、ということをよく理解できて嬉しいのではないかと思います。

 そんな“胎話”の成果なのかどうか、実際の因果関係は分かりませんが、娘の成長の様子を見る限りにおいて、何らかの関係があるのではないかと思っている点をあげますと:

 ・(生まれてから保育器に入っていた3週間後に)帰宅した後
  は、体調が悪いときを除いて最低5時間は連続して寝てくれ
  た
 ・寝かしつける必要がなかった(ベッドに入れると一人で寝ら
  れた)
 ・おもらしをしたことがほとんどない
 ・人を褒めるのが上手
 ・記憶力がいい

 親ばかではありますが、こういう点は“胎話”と何らかの関係がある気がします。これから妊娠される方、この本、ぜひ、お勧めです。写真は2月27日の母親教室でのショットです。

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February 24, 2009

ハワイ島コナでの週末

 この週末(21-22日)は、ハワイ島コナに伺い、生長の家の仲間と勉強会、そしてサンデーサービスをご一緒させていただきました。今回の離島への旅には妻と娘もはじめて同行し、同島のメンバーの皆さんと一緒にみ教えを学び、実践する喜びを味わうことができました。ハワイにはオアフ島のほか、コナ、ヒロ、マウイ、カウアイの4つの島に生長の家の法人があり、ハワイ島にはコナとヒロがあります。

 ハワイ島はハワイで一番大きい島で、「ビッグアイランド」と呼ばれています。統計によると面積は日本の四国の半分ほど。この島は火山活動が活発で、車で走っていると道路の脇が溶岩で埋まっているのが見えます。また島の中央部には4000メートル級の山が2つあり、今の季節は積雪も見られます。日本との直行便もあり、日本人が割合多いのか、空港では日本語のアナウンスも聞かれて、驚きました。生長の家コナの責任者のゴードン・オギ氏によると、海洋深層水がこの島の沖で取れるのだそうで、そのほとんどは日本に輸出されているとのことです。

 ゴードン氏は、土曜日の勉強会、サンデーサービスへの推進や準備、そして私たち家族の滞在中の世話を一手に引き受けてくださり、沢山の仲間とみ教えを学ぶ機会を作ってくださり、また家族も交流の場を持てましたこと、心から感謝申し上げます。おかげさまで土曜日は約15名ほど、日曜日は20名近い方が集まってくださいました。

 私は土曜日と日曜日にそれぞれ約45分ずつ英語で講話を担当し、未曾有の経済危機において雇用を失うなど影響を受けている方がいるとのことをお聞きしておりましたので、『生命の實相』第8巻における「繁栄の原理」を紹介するとともにその実践事例を、また最近谷口雅宣先生が説いてくださっている「日時計主義」の生き方をやや詳しく説明させていただくなどしました。また、昨年亡くなられた谷口清超先生のご功績や、先生のご講話の一部をテープで拝聴するなど(英語訳をプロジェクターで投影)、谷口清超先生への感謝を捧げる時間も持たせていただきました。

 コナのセンターにはゴードン氏の息子さん(10歳と8歳)をはじめ、娘からすると“お兄さん”“お姉さん”が何人か参加していて、一緒に過ごしてくれたので、家内はこちらに来てから初めて、じっくり会に参加することが出来たようで、とても喜んでおりました。また、現地の方々と英語でコミュニケーションを試みて、交流を深めていました。

 いくつか写真を、そして最後に動画もご覧に入れます:

Kona_01_2

コナのセンターから眺めた海。今回は見られませんでしたが
ここから眺めるサンセットは絶景です。

Kona_02_2

 サンデーサービスに集まってくださった皆さんと

Kona_3

 コナセンターの裏にあるコーヒー園。秋には収穫されます

Kona_04_2

 娘を喜ばせようと、オギさんがヒルトンホテルの中を案内
してくれました。小さなボートやモノレールが走っていて、
ちょっとしたアミューズメントパークのようです。写真はコナ
の功労者で、海外二重光輪賞受賞者のアキノリ・イマイさ
んと。イマイさんの笑顔がとってもステキです

Kona_5_2

 イルカです

 鳥の鳴き声に癒やされます。朝6時半頃に撮影。
およそのイメージとして、日本で言うと1500メートルの
高原の初秋の朝、という感じです


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February 13, 2009

見えざる同志

 生長の家ハワイ教区では昨年の8月に母親教室(日本語)を始めてから、毎月のように新しい人が参加してくださいます。まぁ、それだけ聞いてもどれほど驚かれないかもしれません。が、しかし、です。ハワイには日系人の占める割合は少なくないのですが、統計によれば日本人の人口は2万人ぐらいとのことですから、日本語の誌友会や母親教室で、生長の家を全く知らない方、しかも20代から40代の方が1人来て下さるのは、飛び上がって喜ぶべきことです。それが毎月続くというのは、もう、鼻から牛乳がでるくらい(下品な表現ですみません)、素晴らしいことであり、感謝に堪えません。

 その原動力になってくださっているのが、美保さんという1歳児の男の子を持つお母さんで、毎回お知り合いに連絡をして、色々な方を誘って参加してくれるのです。美保さんは、月刊誌『白鳩』をご主人のおばさま(ハワイ教区の伝道員)から愛行してもらったのがきっかけで、私の妻に連絡を下さって、それから母親教室をすることになったのでした。

 私は美保さんのことを詳しく知りませんでしたが、美保さんは、――教室の前になると、「お友達を誘いたいのですがいいですか?」とよく聞いて来られるのです。「もーちろんです」と答えると、本当に連れて来てくださるので、皆さんに、「全然知らない教会(ハワイの教化部)にどうして来ようと思われたのですか?」と聞くと皆さん一様に、「美保さんに誘われたから」という返事なのです。しかし、誘われたと言ったって、よほどのことがない限り、見知らぬ教会には行きませんよね、普通は。

 それで色々伺ってみたら、美保さんはかつて、0~3歳児のお母さんの集まりの責任者をしていて、子育てについて学べるところを探していて、こんな良い場所があったから皆さんに伝えたいんです、とのこと。それで、色々な情報を統合すると、美保さんはものすごく信望が厚く、美保さんが言うなら間違いない、という雰囲気があるのだそうです。それもそのはずで、これまで毎回、これまで誘った人と新しい人で、どなたが参加できるかを欠かさず連絡してくださるのです。

 テキストは主に『理想世界』と『小さな奇跡』(谷口純子先生著)を使っていますが、それらのご文章を読んで感想を伺うとこれが実に、素晴らしい感想を言われるのです。来られた人皆が、「ここに書いてあることを読むと、あぁ悪いところばかりに目が行っていました」とか、「こうやって心を洗うと元気になります」とか、それぞれ内容は全然違っていますが、共鳴してくださっていることを感じます。そして、皆さんほとんどが現地の方と結婚されている、いわゆる国際結婚ですから、ご苦労も一入です。

 こんなに限られた環境であっても、ちゃんと教えのエッセンスに触れれば、良さを感じてくれる人がいるけど、それがまだ視界に入っていない、つまり「見えざる同志」は私たちの周囲にいるのだなぁということを教えられている気がします。

 これは本当に涙がちょちょぎれるほど有り難いことなのですが、同時にとても困っているのは、実は私なのです。日頃は、日本語だろうが英語だろうが、お話をする対象は60代から90代の方々が多く、50代の方がいると、“若い方”が来てくださった、という感覚なのと、20代から40代の母親層を対象に、ここに来るまで滅多に話したことがないのです。女性だけの集まりは白鳩会の壮年層の講演会で一度お話をしたことがあるのと、「ヤングミセスの集い」でちょこちょこ話したのみ。しかも日頃のスケジュールから、ゆっくり話す内容を考えている時間が取れない中で、妻と私以外は生長の家について初めて聞くお母さんに子育てに役立つ話――毎回無い知恵を絞り、何とか役に立つべく努力しているところです。

-TA

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February 04, 2009

表現することの喜び

 現代の社会では電子メールでのやりとりは携帯も含めれば日常茶飯事ですし、インターネットを使わない生活は考えられません。私が就職をしたのは1992年(平成4年)で、ちょうど職場で電子メールの使用が始まったときでした。そして、出張に出ていた上司や同僚からその日のうちに行事などの様子が書かれた報告が寄せられたことにワクワクし、皆が競い合うようにして出張の情報をはじめ色々な有益な情報の交換をしたこと、そして、使い始めて1年後ぐらいにブラジルの人と英語でやりとりをして、地球の裏側にいる人と、外国語で瞬時にコミニュケーションができたことにものすごく興奮したことが懐かしく思い出されます。

 今ここで電子メールでやりとりする人のおそらく9割は日本語を解さない人ですので、色々な場所に住んでいる方と英語でコミュニケーションしても全然エキサイトしなくなってしまいましたが、考えてみればとても有り難いことだと思います。

 と書いたところでイギリス人の信徒仲間が、ステキなニュースを送ってくれました。それは、イギリスのニューキャッスル大学の研究者が行った、516の農家が参加した実験で、乳牛1頭1頭に名前を付けて名前で呼んであげたところ、名前を付けて呼ばなかった場合に比べ1年間で平均54%も牛乳の生産量が増えたというのです。記事のタイトルは「Cows find milky way to happiness」。興味のある方はどうぞ。

 こうした有益な情報をお互いにやりとりして分かち合うことのできる現代はまさに、「表現の時代」と言っても良いと思います。ちなみにインターネット検索の世界最大手、グーグルの発表によると世界の検索件数(だったか人口だったか)は10億だそうですが、その中で最も検索される文字は何だと思われますか? 1位と2位はいずれも3文字で、1位が「SEX」、2位が「GOD」なのだとか。宗教がインターネットをもっともっと利用する価値はありそうです。

 ところで最近、話している内容はともかく、英語がスラスラと口をついて出てくるようになった娘は、その時の気分にもよりますが、レストランやその他のお店の店員さんに積極的に話しかけるようになりました。とにかく話したくて仕方がないようです。時には、「この子は日本語も話せるんですか?」なんて聞かれることもあります。それで、「もーちろん、だって彼女の第一言語は日本語ですから」と答えると、「すっごーい、ねぇこの子日本語も話せるんだって」と周りにいた人に伝わり、「Oh, great!」の合唱になることもあります。確かに2つの言語をペラペラ話している4歳児を見れば、誰でもそう思うかもしれません。しかしそうは言いましても、聞いているとちゃんと意味の通る言葉もあれば、何とか分かる言葉もあり、全然何を言っているのか分からない場合もあります。が、それは日本語で話しているときも同じで、この年齢(4歳)では「てにおは」はかなり怪しいものだと思います。

 先日もプリスクールで、私が知らない大人の女性に、「イザベラちゃん(仲良しの友達)今日来てますか?」(ここからの会話、すべて英語です)と話しかけていて、「今日は来てるよ。もう運動場に行っているから行ってみて」。それから二言、三言話した後その女性は隣にいたご主人に、「この子はマナミって言って、イザベラのベストフレンドなのよ。とっても仲良しでご飯を食べるときも、お昼寝もいつも一緒でね……」云々と話しているのを聞いて、そうなんだ、ベストフレンドだと思ってくれているのか、と知ったことでした。

 子どもが色々な面で成長するのを見ることはとても嬉しいことですが、自分が全然知らないところでこんなに英語が上達しているところを見ると、少し寂しいような気もします。

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January 28, 2009

ふと思うこと

 最近よく思うことは、人生においては毎日毎日、判断したり、決断したりすべきことがなんと沢山あるのだろう、ということです。そして、その判断の多くは、ふと思ったことによってされていることが多い、だから日頃からの思いや行いを正しい方向に向けることが大切である、と教えられているのは実に本当だと実感しています。気持ちがポジティブで、自分の中の“スイッチ”がオンになっている状態のときは、次々に判断していって、それが結構当たるし、前に進めるのですが、そうでないときにはその逆の現象が起こってしまいます。

 かつて私がふと、気がついたことで、とても貴重な体験をしたことがあります。それは私が大学生で愛知県に住んでいたとき、教化部の事務局長からあることを頼まれました。それは、谷口清超先生が三重県の講習会でご指導になった後、名古屋駅で新幹線に乗り換えられるのですが、乗り換え時間が少々あるため、先生がホームでお座りいただけるようにホームにある席を確保しておくことでした。

 どんな形であっても先生のお役に立てるのは望外の喜びでしたから、喜び勇んで出かけようとしたそのとき、どうしても先生の新刊書を持って行きたくなったのです。もう靴も履いて、玄関の鍵を閉めようとしたときでしたから、もう一度部屋に戻って新刊書がすぐ見つからなかったらどうしよう、などとも考えましたが、どうしても持って行きたかったので、部屋に戻って探したら、すぐに見つかって出かけました。

 ホームで先生と三重と愛知教区の幹部の方々が来られるまでの間、購入したばかりの『自己完成のために』を読んでいたら、先生と幹部の方々が来られました。無事に先生にお座りいただいて良かったと思ったそのとき、「先生にサインを頂きたい」という衝動に駆られたのです。幹部の方も沢山おられるし、どうしようかとも思いましたが、若気の至りというものでしょう、つかつかと先生の前に進み出て、「サインを頂けませんでしょうか?」と申し上げたのです。

 海外の信徒の方は副総裁先生がご巡錫になると遠慮無くサインを求めて、先生もそれに気さくに応じられるのが普通の光景なのですが、20年前の日本ではまだまだ目立った行為だと思います。

 先生は私の目をご覧になって、少し離れた所にいた秘書にカバンから万年筆を出すように言われ、「何て書くの?」とご下問になりました。私はお名前を書いていただけばそれで十分だと思っていたので、このようなご質問を頂くことは想定していなくて、一瞬たじろぎましたが、「『神は愛なり』とお願いします」と申し上げたら、「神は愛である 谷口清超」とお書きくださいました。

 サインを頂いて周りを見渡すと、皆、満面の笑顔で「良かったね~」という顔をしておられました。

 それから「神は愛である」という言葉を折に触れて考えるようになりました。日常の生活の中では、現象の悲惨な姿、残酷な光景がこれでもか、これでもかと画面や紙面を通して押し寄せてくるし(これもふと選ぶニュースにもよりますが)、「神は愛である」ということと、なぜ愛である神様がこのような悲惨な状態を放っておいたのか、という思いの狭間で悩んだ時期がありました。

-TA

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January 21, 2009

オバマ大統領の就任式

 昨日のオバマ大統領の就任式、現地時間では午前11時半頃からでしたが、ハワイ時間では朝6時半からでしたので、この時間はまだ娘が寝ているため、インターネットのライブ中継で、就任式を見ました。日本時間では午前1時半からですから、日本でライブでご覧になった方はあまりいないと思います。私もテレビで見るのはこれが初めてでした。

 さすがに緊張されたのか、少しスケジュールが遅れたからか、宣誓式では宣誓の言葉が出てこなかったり、宣誓を先導するロバーツ長官と言葉がかぶったり、やっぱり「演説の名手」でも緊張されているのかなぁと思ったりして見ていました。が、ところが、あれはロバーツ長官が語順を間違えたために宣誓が途中で止まったのであって、やはり「名手」は本番でも健在でした。(念のため、今夜、やり直したそうです)

 大統領の英語は、中学生にも分かる言葉で話されるそうですが、私にはまだまだ難しくて、理解できたのは6割か7割ぐらい。後から文章になったのを見て、なーるほど、と納得した部分も少なくありませんでした。私の頭の中には、そして恐らく世間の多くの方の中には、あの選挙戦に勝った日(11月4日)の勝利演説や、詩的で、勇気と希望をふるい起こす、拍手が鳴りやまない場面が何度もある演説を期待していた向きがあるかもしれませんが、実際のトーンはやや違ったものでした。内容は後から文章で読んでよく理解しましたが、その後、演説を聞き終えた後に教化部に向かう車中で聞いていたラジオで、コメンテーターの方が、演説は決して詩的ではなく、「somber」(厳粛)だった、高まり過ぎる期待を和らげる意味合いがあった、と話していて、なるほど、と思いました。

 興味深かったのは、「Our economy is badly weakened, a consequence of greed and irresponsibility on the part of some but also our collective failure to make hard choices and prepare the nation for a new age」(経済状況も悪く、その原因は一部の人々の貪欲さと無責任さにあるものの、我々はその対処法にも誤り、次世代への準備にも失敗している)の部分で、今の危機的な状況の原因を「greed」つまり、欲望を適切にコントロールできなかったこと、としている部分です。

 生長の家では、宗教的な観点から、地球温暖化や生命倫理など、多くの問題の元には、人々の欲望を野放しにしていることが原因であり、これを適切にコントロールしていくためには正しく神を信仰し、それを生活に生かしていくことが大切、と説いています。もちろん観点は違うでしょうし、同じとは言えないかも知れませんが、同大統領の洞察力が優れていることは間違いないと思います。

 ところで報道によると、このスピーチのドラフトを作ったチームの責任者は27歳の若者だそうで、この若者は2004年からオバマ氏のスピーチに携わり、同氏の著書を片時も離さず、そして数週間かけて歴代大統領のスピーチとその批評を読み、“スタバ”で就任演説を草案したのだとか。この国は確かに若い(We remain a young nation: オバマ氏)、と思いました。

 ちなみに今日のラジオを聞いてたら、オバマ氏はサウスポーですが、クリントン氏、シニア・ブッシュ氏も左利きだったのだとか。建国以来、200年の間で左利きの大統領は10%だったそうですが、最近35年の中ではその確率は「57%」にまで上がるそうです。そして、アナウンサーは次のように述べていました。「皆さんの近くにサウスポーの人がいたら、近い将来、大統領の候補になるかもしれません」。

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January 17, 2009

これから10年の目標

 今、ハワイは一番“寒い”季節で、今朝も何枚か重ね着をしないと寒いくらいでした。朝、犬の散歩に外に出ると、珍しく快晴の空で、ジャンバーコートが欲しいほどでした。

 昨日(1/16)は、台風が近づいてきたとのことで、オアフ島の学校はすべて休校。ここではちょっと強い風が吹くと、そこここで木が倒れてしまい、子ども達にとって危険、ということのようです。寒さを経験しない木はか弱いようです。プリスクールに行くことが何よりも楽しみの娘は、退屈で仕方なかったみたいで、いつもより全然言うことを聞かず、だいぶ寝るのが遅くなってしまいました……。

 ところで先日、同業者で先輩のM先生のブログを拝見したら、今年1年の決意が素晴らしい筆致でつづられていて、とても感動しました。私はどうもここ2年ほど、目の前のことに心を奪われていて、自分自身にとっての1年の目標とか長期にわたって見通すことをしてこなかった、というか出来ない状況にあったのですが、今回は時間をかけて長期の目標を考えてみたいという気になりました。

 というのも昨年の秋に40歳になり、この10年で何をしたいのか、何をする必要があるのかと考えてみる必要があると思うのです。振り返れば30歳になったとき、40歳までの10年間に英語ともう一つの語学をものにすること、1000冊の本を読むことを目標にしたのです。

 もちろんどちらも達成はできませんが、語学に関しては英語はある程度目標を達成できたと言ってもいいかもしれません。ほとんどが1人学習でしたが、英語が話せるようになりたいと勉強を始めたのが1999年の1月。ですから今年でちょうど10年になりました。1日平均3時間やったとすると1年で1024時間、10年で1万時間。登山に例えれば、そこそこ見晴らしの良い所まで登った感じでしょうか。しかし、やればやるほど奥は深いもので、これまで理解していたと思いこんでいた部分がいっぱいあって、結局は「なーんだ、全然聞き取れていないんだ」と愕然とすることが最近よくあります。これからも細く長ーく、英語とは付き合っていこうと思います。

 あと本については、1年で100冊読むと10年で1000冊になる、と書かれている本を読み、考えました。当時の自分としてはあまりにもボキャブラリーも知識も乏しく、生長の家の講師として恥ずかしい思いをすることが多く、少なくとも、このみ教えを伝えるのに最低限必要な知識を身につけようと決意したのだと思います。これに関してはほとんど挫折したと言ってよいので、仕切り直さなければなりません。

  ちなみに20歳から30歳まで夢中になっていたことと言えば、それは仕事においても、自分の時間においても生長の家の伝道活動だったと思います。ここで言う伝道とはやや狭い意味でして、広い意味で言えば、色々な勉強をしたり、英語をやったりするのもそれは伝道に役立つので、伝道と言えるでしょうから、何と言いましょうか、月刊誌を渡す、行事の企画や運営、推進をする、講師活動をするということがほとんどだったと思います。20代の前半は大学生、それから生長の家本部に奉職し、最初の5年間は青年会部(当時)に所属、20代後半に本部講師補の資格を頂き、その後結婚。それで、しっかりと根を足につけて伝道するためには、もっと視野を広げて、勉強しなければならないと感じ、30代の決意につながっていったのです。

 20代、30代を一言で表現するとすれば、20代は「伝道」、30代は「英語」、さて40代は何にしようか、しばらく考えてみようと思います。あまり焦らずに……。

-TA

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January 14, 2009

遅ればせながら

 新年が明けてから半月余り過ぎましたが、今年もよろしくお願いいたします。

 最近私が心がけていることは、資料の整理です。パソコンの中身も、書類もですが、こちらに来てから、目の前の仕事に慣れなくて、行事をこなしていくだけで精一杯だったものですから、山積みになっている書類がいっぱいあったり、パソコンの中に整理されずに入っているファイルが多く、ファイルを探す時間が日毎に長くなったり、まだそれ以外にも理由はありますが、時間を見つけては整理をするよう心がけています。

 まだまだ片付かない部分はあるのですが一応、部屋が整頓された状態になり、だいぶ気持ちがすっきりしました。そして、意外な所に欲しかった資料があったり、前任者の方がしたことの意味が理解できたり、苦労されてきたことを共感したり、小さな気づきがいくつかありました。

 私の趣味の一つは料理なんですけど、こちらに来て、ほとんどする機会を持てなかったのですが、最近、少し作ってみました。もともと腕がいいわけではなく、何とかの横好きなのですが、やっぱり2年間のブランクは大きく、自分としては納得した味は出せませんでしたが、久しぶりに作ったので家族は大喜びでした。一応、得意とするところは中華です。(中華しかクッキングブックを持ってこなかった)

 お見せする腕前ではないので写真はとっていませんが最近作ったのは、サーモンを使った餃子、黒ごま担々麺、天津飯、麻婆風丼……などでしょうか。一応、豆板醤と甜麺醤(中国のお味噌、テンメンジャンと読みます)や鶏ガラスープの素など、中華料理の調味料を揃えたので、週に1回ぐらい作ってみようと思っています。そのうち美味しそうに出来たら、写真も撮ってみます。

-TA

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December 31, 2008

今年1年ありがとうございました

 今年も間もなく終わろうとしています。今は大晦日の朝で、ケーブルテレビでは、日本の紅白歌合戦(英語名は NHK Red and White Year-end Song Festival だそうです)が2時間差ぐらいで放送されています。日本で迎えるようなお正月の雰囲気を味わえないのはとても寂しいのですが、それでもお節料理を買ったり、家でついたお餅を分けてもらったりしてそれなりに正月を迎える準備をしています。

 最近、有機の野菜も豊富に売っている日本食のスーパー「ニジヤ」がホノルルオープンしたことを知り、よく行きます。ローカルのスーパーでも日本食は手に入りますが、微妙に違っていたり、期待していたものと違うことがあるので、買ったことのあるもの以外はほとんど買いません。ところが「ニジヤ」の品物は米国本土のものであっても、ほぼ日本で食べていたときと同じ味なので、安心して買うことができます。

 こちらにきてつくづく思うことの一つは、「食」の大切さです。もちろん、バランスよく食べることが大切ですけど、色々な慣れない環境の中で過ごしていると、慣れ親しんだ食べ物に出会うとそれだけでも元気になります。もちろん、輸入ものは高いですが、お金には換えられません。それでもレストランなどでちょっとした日本食を食べるとかなりお高く付くので、多少高くても、このようなスーパーが出来たことはとても有り難いのです。

 私にとって今年の大きな出来事の一つは、アメリカ合衆国内の他教区とバンクーバーに出張で伺うことができたことでした。NY教区は「リーダーのための国際練成会」の後に行われた歓迎会の折、南加教区は伝道本部の理事会の折、北加教区は日本語の練成会のゲスト講師として、バンクーバーも研修会や見真会の派遣講師として、伺うことができ、現地の皆様とお会いして信仰の悦びを共有することができたのは大変、ありがたいことでした。またハワイにある4つの離島のうち、コナだけはスケジュールが合わなくて行けませんでしたが、後は2回あるいは1回伺い、地道に努力している皆さんとみ教えの素晴らしさをシェアできたことも有り難いことでした。

 また、私がこうして仕事が出来るのは、やはり家族あってのことです。決して楽ではない暮らしの中で、精一杯家庭を整え、そして少しでも現地の皆様のお役に立とうとしている妻に、心から感謝しています。

 今の私たちの生活は、色々と乗り越えなければならないことがありますが、教化総長から頂いた「毎日が無事に終われることにまず感謝しましょう。後は神様が導いてくださいますから」のご指導を毎日思い出しながら、過ごしていきたいと思います。

 過ぎゆく2008年に感謝しつつ、2009年が皆様にとりまして、一層素晴らしい年でありますように。

-TA

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December 28, 2008

停電と南国のクリスマス

 金曜日(26日)の夕方から土曜日にかけて、停電が起こりました。落雷が原因のようです。ホノルル市街は土曜日の早朝に復帰しましたが、私たちが住むカネオヘは土曜日のお昼まで停電が続きました。食べるものはとりあえずありましたが、お湯を沸かそうにも電気がないと使えないので、温かいものを頂くことができません。ハワイといえども、この季節、とりわけこの地域は朝は割合冷えるので朝電気が通っていないのにはショックでした。

 それでも、月並みではありますが、日頃から電気が通っていることがいかに有り難いかを思い知った“18時間”でした。

 ところで日本では、いわゆる“クリスマス”が過ぎると足早にお正月の準備に移りますが、こちらでは飾り付けはまだそのまま残っていて、1月1日までホリデーシーズンが続きます。ただし2日からは通常業務です。

 南国のクリスマスはこれで2回目。私たちが住んでいるカネオヘの周辺は一戸建てのお宅がほとんどで、豪華なイルミネーションをしているお宅もチラホラあり、中にはテーマパークのようにやっているおうちまでも……。

 わが家のクリスマスツリー(手作りのため無料)と“豪華”なイリュミネーションを動画でお届けします。最近、もっとすごいところを発見しましたがまだビデオには収めてありません。

-TA

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December 14, 2008

習うより慣れろ

 娘が地元のプリスクールに通い始めてから間もなく1年になります。はじめての団体生活、そして外国語の環境と、大人でもストレスのかかる環境に加え、色々な事情があったにせよ1年間で担任の先生が4回も変わるなど、大変な状況ではありましたが、無事に1年間通い続けました。

 当初は意思疎通が全くできなくて、先生に必要最低限の日本語の用語集を渡して対処するなど工夫はしましたけど、やはり通じ合えないのはいくら年齢が小さくても辛いことだったと思います。

 それでも1年も経つと友達とのコミュニケーションは端から見ている限り問題なさそうですし、家でも英語で話しかけてくることもしばしばあります。単語もよく覚えていて、「これ英語でなんて言うの?」と質問されることもあります。また別のクラスに日本語が分かる先生がいてその方から「発音がとってもきれいになったねぇ。ネイティブの子と全然変わらないよ」と言われるまでになりました。私たちには以前の発音と今の発音の区別があまり付かないのですが……。

 それもそのはず、1日およそ5時間はその環境にいて、家で見るテレビも地元の子ども向けの番組を見ているのですから1年で、そうですね~、2,200時間ぐらい英語に触れていることになるでしょうか。大人が1日平均1時間英語学習の時間を取るのはかなり大変だと思うのですがそれでも1年で365時間、その6倍ですからうまくなるわけです。「習うより慣れろ」を地で行っています。

 しかしこのままアメリカの環境で子どもを育てたいとは思いません。やっぱり、日本人としてしっかり日本の学校に行って日本語で勉強して、そして英語は自分の力でマスターして欲しいと思います。私が今、英語の環境でそれなりに自分をしっかり保持しながら生きていられるのは、日本人としてのアイデンティティーがしっかり確立されていてその上に英語を学び、使っているので自分(の心)が豊かになっている気がします。娘が自分の意志で真剣に英語を学びたいと思ったときにはじめて、ここで学んだことが生きてくるのだと思います。

-TA

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December 07, 2008

ご無沙汰していました

 だいぶブログを書くことをご無沙汰してしまっています。特に忙しすぎて書く時間がないとか、題材がないというわけではないのですが、この2、3週間何をしていたかと言いますと、少しの時間を見つけて本を読んでいたんです。

 9月末から出張が続いたり、こちらで大きな行事があったり、家族が健康を損ねたりして、息をつく間がなかったのですが、大きな行事が一段落して無性に本が読みたくなりました。以前も書きましたがここハワイには私が知っている人に尋ねる限り、また自分で探した限り、いわゆる日本語の本を売っている本屋さんがないのです。アマゾンコムで注文すると航空便で送ってくるので定価の何倍も払わなくてはならず、限られた期間ここにいるのだから英語の本を読もうと一度は一念発起しましたが、スケジュールが過密になるに連れそれも途中で途絶えてしまい、新聞や雑誌、そしてネットの記事は読むものの、本をなかなか読めないでフラストレーションがたまっていました。

 それでも英語の本を読むのには時間がかかるし、エネルギーもいるので、思いっきりが必要です。それで考えたのは一日ノルマを決めることでした。今はウィークデーは30頁を目標にしています。(週末はとても無理です)1頁に沢山活字が詰まっている場合はできる範囲に減らしますが、目標を立てると人間は頑張れるものだと実感しています。一度に30ページ読むのは大変ですが、6ページを5回に分けると短い時間を利用して割合読み進むことができることを発見しました。

 しかしそうしているとブログを書く時間がないのです。その時間があったら読む方に回していたのですが、少し読みたい衝動が以前に比べると薄くなったので今日は書いてみました。この前読んだのは『The White Tiger』というインド人の若い小説家が書いたものですが現代のインドが抱える問題を、新聞などメディアからは窺い知れない地方で起きている現状を知って驚くことが沢山ありました。今読んでいるのは『The Amzaing True Story of Same Kind of Different As Me』という本で、確か師匠のK先生が以前に紹介してくれた本です。この本は“現代の奴隷”として育ったアフリカン・アメリカンとその対極とも言える裕福な白人夫妻との出会い、そして夫妻の(とりわけ奥さんの)信仰が彼の心を癒やし、沢山の感動を生んでいくドラマのような実話です。

 ところでもう2週間も前のことになりますが、マウイ島に仕事で行ってきました。ハワイにはオアフ島のほかに4つの島に生長の家の拠点があるため、1年に1、2回伺う機会を作り、講話をしたりディスカッションをする機会を持っています。

 マウイ島には4月末、教化総長が訪問して素晴らしいご講話をされた際に同行させていただいて以来、半年ぶりでした。日頃のサービスや伝道、そして会館の維持についてお話を伺っていますと、色々な苦労、そして努力をしながら運動に携わってくださる様子が窺われました。

 実はハワイに来てからマウイ島で講話をするのがこれが初めてであり、1年に何度も来られるわけではありませんので、事前の打ち合わせで担当する時間を1時間半頂くことにし、そのうち70分を講話に、20分を神想観の実修に当てました。通常英語での講話は30分、長くても45分ぐらいですから、70分も話すのは特例であり、最後は頭が真っ白になってきましたが幸い、皆さん喜んでくださっていたようなので少しホッとしました。講話の中では自身の体験、聖経について(先日四部経が英語で出版されたため)、そして谷口清超先生のご遺徳についてをお話させていただきました。

 参加者は13人で、日頃のサービスに集まられるのが5~10人ぐらいとのことですので、沢山の方が来てくださり、大変有り難いことと思います。そしてさらに有り難かったことは、教区の中で統一されていなかったサービスのプログラム、そして儀式のあり方についても、統一されたフォーマットを使っておられたことでした。先日代表の方とお会いしたときにはこのフォーマットを使うことに難色を示しておられましたが、しっかりこちらの意図を汲み、よりアメリカの人々に合わせた形でサービスが行われていましたのは、大変有り難いことだと思いました。

 高齢の参加者の中には、色々な宗教を巡り歩いた揚げ句、この年になって(おそらく70代後半ぐらい)ようやく「私が求めていた教え」に巡り会うことができました、と涙ながらに体験を語って下さった方もいて、参加者一同の心を打ちました。

 最後にいくつか写真をご紹介します。(といっても集合写真と空港の写真のみです)

-TA

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November 19, 2008

ハワイは雨季

 11月から2月まで、ハワイは雨季です。ここのところ、曇る日が多く、そしてものすごいスコールがドバーっと降ってくることがよくあります。昼間でもひんやりした感じの日もあり、ここにも季節があることを感じさせてくれます。と言っても、日本の秋の終わりに感じるような凛とした、身の引き締まるような冷たさを感じることはできません。ですので先日バンクーバーに伺ったとき、異国でありながら何か懐かしい感じがしたのでした。

 ハワイは雨が沢山降って有り難いのですが、カリフォルニアの火災が心配です。そこには生長の家の仲間が住んでいます。9月の末と10月はじめにカリフォルニアに伺う機会がありましたが、ハワイと比べてものすごい乾燥していて、少し風邪気味だったのもありましたが、喉を痛めてしまったほどでした。

 カリフォルニアの火事が速やかに沈静化することを心からお祈り申し上げます。

-TA

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November 17, 2008

女性のパワーが国を動かす

 今日は母親教室(日本語)が教化部でありました。教室のリーダーは家内で講師が私と、「家庭内手工業」のようですが、素晴らしいことに全く生長の家を知らない人が2人参加してくださいました。その原動力となってくれているのが有賀美保さんという、日系アメリカ人をご主人に持つ女性です。有賀さんは、生長の家ハワイでずーっと伝道をしてくださっている伝道員の日下美智子さんの親戚にあたる方で、日下さんから普及誌『白鳩』を愛行されていた方で、家内の勧めによって母親教室に8月に初めて来てくださいました。そして9月に1人、そして11月の今回は2人、生長の家を全然知らない方を誘って来てくださったのです。(嬉し、ありがた涙)ご自身がベビーフィという、子育ての母親を対象としたサークルのリーダーをされていて、その関連のお友達を誘ってくださるのですが、皆、生長の家の雑誌の輪読や講話にすぐに馴染んでくださり、またお話を聞いていると、日頃から生長の家で説いていることを実践されていることが窺われました。あぁ、見えざる同志はまだまだいるに違いない、と思った次第です。大人5人と1歳代の子ども3人の、賑やかな、和やかな会となりました。

 さて、少し前のことですが、11月15日付の『The Honolulu Advertiser』のコラムに面白い記事が載っていました。書き手は、『The Boston Globe』のコラムニスト、エレン・グッドマン(Ellen Goodman)さん(女性)です。

 その記事によると、今回の大統領選挙でオバマ氏とマケイン氏にそれぞれ投票した割合は、男性が「49%:48%」に対して、女性が「56%:43%」というのです。つまり男性票はほぼ拮抗していたが、女性の多くがオバマ氏を選んだのが今回の結果につながった、というのです。皆さんご存知の通り、この度の大統領選挙は選挙人を選ぶ選挙であり、州においてある候補が他の候補を1%でも上回れば、その州の選挙人(州によって人数が違う)を総取りする方式をとっていますから、全体の傾向として、男性が両者同じぐらいに投票して、女性がオバマ氏に投票する割合が多いということが顕著であればあるほど、今回のように一人の候補の「地滑り的勝利」に結びつくと言えそうです。

 あとこのたびの選挙の結果により、上院と下院に占める女性議員の数が過去最高となるのだそうです。それでも、女性議員の占める割合は17%とたいして多くはない、とグッドマン氏は嘆いています。今回の選挙では当初は民主党の有力な指名候補にクリントン氏があげられ、そして共和党の副大統領候補に若手のペイリン氏が抜擢されたことが女性の活躍の中では目立ちましたが、それ以外の女性も国を動かす原動力になった言えそうです。

 さてアメリカ合衆国における生長の家はどうかというと――教化総長、理事長、第一副理事長、全て女性です。さらに2009-2010年度の生長の家ハワイの幹事は、男女比が逆転して女性が多くなる予定です。さらに、ある教区の幹事は全て女性なのだそうです。もちろん、男性の皆さんも頑張ってくださっていますけど、生長の家の活動において、とりわけ伝道に関しては女性が活動しやすい状況を作ることが運動の進展にとって不可欠、と言えそうです。

-TA

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November 12, 2008

大統領と演説

 オバマ氏の圧勝で終了した大統領選挙から1週間が経ちました。この選挙でオバマ氏が大統領になることは間違いありませんが、同氏が正式に大統領に選ばれたわけではありません。正確には大統領選挙を行う「選挙人」が選ばれたことになります。が、その選挙人が誰に投票するかは一般投票の結果に従うことが義務づけられていますので、後は形式的な手続きを経て、来年1月20日、オバマ氏が大統領に就任します。こちらの新聞ではオバマ氏のことを「President-elect Obama」と表現されています。

 オバマ氏が正式に時期大統領に決まるのは、12月15日に各州で行われる選挙人による投票後なのですが、オバマ氏に万が一のことがあった場合、正式に時期大統領に決まる前と後では対応が違うのだそうです。6日付の『産経新聞』のオンライン版によると、「共和党と民主党のそれぞれの党規約の規定により、全国委員会の臨時会議などを開催し、新大統領候補と副大統領候補を決定する」のだそうです。そして12月15日以降に万が一のことがあった場合、副大統領候補、すなわちバイデン氏が大統領に就任することになるのだそうです。詳しくは下記からどうぞ。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000506-san-int

 先日の勝利演説をはじめ、オバマ氏の演説は多くの人々の心を揺り動かし、ケネディの再来とも評されています。アメリカ人は自己を表現する能力を小さい頃から磨いていますし、それが上手であることはを美徳とするため、演説が上手かどうかはリーダーの資質として、とても重要視されます。歴代の大統領の演説が演説のお手本とされるのも頷けます。それに比べると、日本の首相が、演説の得意、不得意で当選が左右されるなんてことは全くと言って良いほどありません。国際社会における日本の発言力が今一つ(二つか三つ?)な理由の一つは、政治家をはじめ各分野を代表する人たちの中で、気持ちを込めて英語でプレゼンテーションをできる人が極めて少ない、ということがあげられると思います。だって英語が母国語じゃないんだから所詮不利じゃないか――もちろんその通りですし、そう言ってしまえばそれまでですが、国際社会で最も影響力があり、最も使用されるのが英語である現状においてそれを嘆いていたのがこれまでの日本だったと思います。であれば、プレゼンテーションの練習をすれば良いと思うのです。少なくとも政治家になるような優秀な頭の持ち主であれば少なくとも英語を書いて読めるはずですから、ちゃんと英語のプロが翻訳してくれた原稿を、発音練習をして、感情が込められるまで練習すれば、他の国の人々にものすごいアピールになると、私は思います。

 ちなみに先日の国連での麻生総理大臣の演説中、ハプニングがありました。麻生総理が話している日本語が4分間にわたって英語に通訳されなかったのです。それを演説中に知らされた総理はとっさに英語で、「This machine must not be made in Japan」(この通りおっしゃったかは定かではありませんが)などとジョークを飛ばされ、会場の笑いを誘っていました。(みんなちゃんと受けていました)麻生総理なら全部英語で演説出来るのではないかと思います。総理、次回は挑戦されてはいかがでしょうか?

 さて、オバマ氏の就任演説に興味津々なのは私だけではないと思います。今からとても楽しみです。ちなみにこれまでの就任演説で最も短かったのはジョージワシントンの2期目でたったの2分、逆に最も長かったのは、第九代大統領のウィリアム・H・ハリソンが行った、1時間40分に及ぶ演説だそうです。しかし当時68歳の同大統領は厳寒の中でオーバーも着ずにそれだけ長時間にわたって演説をしたため、風邪をこじらせて肺炎となり、就任からわずか1か月で亡くなったそうです。演説が遺言のようになってしまうなんて、なんて気の毒な大統領……。詳しい記事は下記からどうぞ。

 http://www.jiji.com/jc/v?p=presidential-election08_0701

-TA

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November 03, 2008

大きな行事が終わりました/大統領選挙はなぜこの時期?

 次から次へとめまぐるしく行事が続いている最中ですが、今回はその中でも一際大切な行事が、無事終了しました。それは、アメリカ合衆国教化総長が指導される、教区の幹部を対象とした研修会です。これはハワイ教区の行事の中で最も大切な行事であり、国内の教化上の中心者のメッセージに耳を傾け、自身の信仰を振り返り、求道即伝道を生活に実践していく上で、教区の運動において大変な行事でした。

 教化総長は冒頭、先日逝去された生長の家総裁、谷口清超先生への追悼を語られた後、「個人指導の秘訣」について、そして「世界平和と生長の家の使命」について通訳付きでそれぞれ1時間ずつご指導くださいました。講話の中では、リーダーはすべての人々とみ教えを分かち合い、他の人々を悟りに導く人のこと、そして個人指導の秘訣は、自己を一切者とすること、自己の責任を他に転嫁しない生き方を自らが実践し、伝えることであること、そして真の生長の家のリーダーは、人のために祈ることを当たり前と思える人、人々の先頭に立つ人、絶えず進歩し続ける人――等々、一言一言に誠心と情熱をこもったご指導は、幹部の魂の底に浸透していくかのようでした。そして、最後は参加者全員がスタンディングオベーションで感謝の気持ちを表し、終了いたしました。

 私も昨年に引き続いてプログラムの一端を担当することになり、英語ではこれまでで最長の45分間の講話を担当することになりました。しかし、3つの聖経をカバーするのですから45分でまとめるのに苦労しましたが、今回はバンクーバーで似たようなタイトルの講話をした後なので、準備期間が短縮できたのは幸いでした。

 そして翌日の日曜日、教化総長をゲストスピーカーに、日本語での一般講演会が行われました。当教区では日本語のグループは高齢の信徒が多く、サンデーサービスも小さな部屋で行われているのですが、メンバーの皆さんが熱心に知人、友人も誘ってくださり、60名の方が集まってくださいました。教化総長の魂の底からあふれ出る真理のご講話、87歳にもなってもご自身で運転をして誌友会やサービスにさらに高齢の信徒仲間を連れて参加しているご婦人、そして30年間の家庭内離婚がみ教えによって大調和した体験を発表された人形職人のご婦人による体験発表、ピアノ伴奏による聖歌『星のように』の斉唱、日頃は英語しか話さない幹部が最後に日本語で謝辞を述べるなど、全てのプログラムが調和され、輝いておりました。2日間に亘って親しくご指導くださいました勅使川原教化総長、準備・推進にご活躍くださったリーダーの皆様、そして参加してくださいました皆様、ありがとうございました。

 ところで明日は、大統領選挙です。登録された有権者数は至上最多、投票率も大幅アップが期待されている今回の選挙は国の内外の大きな関心事です。でもなぜ、大統領選挙が今の時期なんでしょうか、という疑問に答える記事が出ていました。正確に言うと、投票日は、「11月の第一月曜日の翌日」です。でもこれって回りくどいですよね。第一火曜日にすればいいのに、と思うのですが、それにはちゃんと理由があるようです。

 そもそも大統領選挙が11月の第一月曜日の翌日、と決められたのは1845年なのだそうです。当時は農耕社会で、秋の収穫も終わり、冬の厳しい風雪の前であるこの時期が選ばれたのだそう。そして、火曜日が投票日になったのは、日曜日は教会でサービスがあり、投票に行くのに馬車で一日がかりの人々が多かったため月曜日は移動日。それで火曜日が投票日なのだそうです。なお、1日が火曜日と重なった場合、1日はローマ・カトリック教会の重要な祝日であることなどから、第一月曜日の翌日、と周りくどい表現になっているようです。記事の全文は下記からどうぞ。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081103-00000521-san-int

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October 29, 2008

谷口清超先生、心から感謝申し上げます

 谷口清超先生が逝去された10月28日午後10時21分は、ハワイの時間ではその日の朝になります。上司である勅使川原淑子・アメリカ合衆国教化総長からこのことをお聞きしたとき、全身の力が抜けてしまったような気持ちになりました。そして先生から頂いたご指導の数々が次々と蘇ってまいりました。

 私が生長の家のみ教えを自分自身で学ぶようになったのは昭和62年の4月、先生が生長の家総裁になられた1年半後のことでした。ですから私は谷口雅春先生のことはご文章でしか存じ上げない世代です。従って、私にとっては「生長の家総裁」イコール谷口清超先生でした。

 私は先生のご文章が大好きで、体験談を織り交ぜながら真理をどのように生活に生かせばよいのかについて、そして青年に対する力強いご文章に、とりわけみ教えを学び始めた当時は惹かれていました。しかし、大変申し訳ないことに、先生のご講話の価値がその当時は理解できず、ご講話を拝聴しては居眠りをよくしていたものです。

 そんな私でしたが、先生がご指導くださる講習会が当時1年に1回あり、当時愛知県の生長の家で活動をしていた私は、信仰仲間とその盛会を祈念して、3月の講習会の1か月半前ほどから朝5時10分から熱田神宮での神想観に毎日参加していたのです。この神前での神想観は1月の終わり頃から3月はじめまで続きますので、冬の一番寒い時期に行われます。その神想観は石砂利の上に新聞紙を引いて正座をして行いますので、深々と寒さが身に染みてきて、最初の頃は神想観どころではありませんでした(“寒想観”でした……)。ところが慣れてくると、凛とした冷たい空気が体に馴染んでくるようになり、これまで味わったことのない、深い感動が心の底から湧いてくるようになりました。そして病みつきになり、恒例のこの神想観は大学を卒業するまで毎年参加し、ほぼ皆勤だったと思います。

 そして講習会当日を迎え、先生が入場して来られたとき、得も言われぬ熱い思いが涙とともにこみ上げてきました。後から気付いたことですがそれは、先生の深い愛に触れた思いだったと思います。そして先生のご講話を拝聴すると、そこには先生の参加者に対する、信徒に対する、そして全ての人類に対する深いご愛念とユーモアに溢れており、深い真理の言葉を分かりやすい言葉で説かれる先生のご講話にすっかり魅了されるようになりました。

 先生から個人的なご指導を頂いたことはありませんが、とても印象に残っている“事件”があります。それは、生長の家本部の青年会部(当時)で中高生育成活動のスタッフとして働いていたとき、生長の家青年会の最高意志決定機関である、青年会中央委員会が年2回開かれ、その会議に参加させていただいたことがあります。青年会長をはじめ20名ほどの役員が名を連ね、当時25歳だった私ははじめて総裁先生のご指導を間近に頂く機会で、こっちこちに緊張しておりました。

 会議の参加者の中にはいつも面白いことを言う人がいたのですが、先生はその人が指名されるとまだ面白いことを言う前からにっこりされ、その人が期待に違わず面白いことを言うととても楽しそうに笑っておられる姿がとても印象的でした。そしてその会議の最後には先生からお言葉があり、そのお言葉を議事録に載せて全国の委員長はじめ幹部に送るということで、出席者のうち4人の人が手分けをして速記をし、それを照らし合わせてなるべく正確にそのお言葉を再現する手はずになっていました。

 先生はそのとき、神想観について、参加者全員の魂を揺さぶるようなご指導を諄々としてくださったのでした。「神想観は小さい頃からするように指導してください。小さいからと言って単にお祈りをさせるだけでは不十分です。小さい子どもでもピアノを習うときには本物のピアノで練習するでしょう。おもちゃのピアノでは上手になりません。それと同じ事です……」20分間ぐらいお説きくださったでしょうか。魂の底に響くお言葉とはこのことか、と思ったことでした。筆記しながらも魂が高揚したことをだいぶ年月が経った今でもはっきりと覚えています。

 ところがその後“事件”が起きたのでした。速記したものを4人が照らし合わせてみると――その中の1人が、ほとんど速記していないのです。というのは、途中から先生のお話があまりに有り難くて書くことを忘れ、ひたすら合掌していた、というのです。その人は人気サイト、「光のギャラリー~アトリエTK」管理人こと、小関隆史・本部講師です。ご自分の仕事を忘れてしまうのは困ったものですが、小関講師が合掌をして聞き入りたくなるのがよく理解できるほど、そのときのご指導に感動したものです。

 あと音楽が好きな私にとって谷口清超先生が聖歌をこよなく愛され、作曲までしてくださったことは、とても幸いでした。毎年のように先生が新聖歌を発表してくださっていたときはその有り難さにあまり気付きませんでしたが先生が聖歌を発表されなくなって初めてその有り難さに気が付きました。

 広報・編集部(当時)に在籍していた当時、聖歌隊の事務局を担当してこともあり、先生の新聖歌の楽譜をいち早く拝見できたのは、「役得だぁ~」と当時の上司と喜び合ったものです。しかし……最初は先生の曲想があまりに自由奔放のような気がして、歌いにくさを感じたりしてしまったのですが、何度も何度も聞いていると次第にそのメロディーに魅せられてきました。生長の家聖歌隊で長年指導をされている本間充先生もそのようなことを普及誌の中でおっしゃっていたことを覚えています。

 あと先生がお若くして生長の家青年会の会長になられ、講習会の指導に赴かれ、ご文章を発表されていたことは、私にとって大変励みとさせていただいておりました。20代の中頃から人前で話す機会が与えられ、30歳前に講師資格を頂いて人前で講話をするようになり、30代で一教区の教化活動の責任者となり、お役の重さにややもすれば落ち込み気味になっていたとき、先生がお若くして教団を代表する立場におられたことを、恐れ多いことではありましたが、励みとさせていただきました。

 先生から賜りましたご指導の数々を生活に運動に生かしながら、法燈を継承された谷口雅宣先生にますます中心帰一して参りたいと思います。先生、本当にありがとうございました。感謝、頓首、再拝。

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October 21, 2008

目指せ、環境先進州!

 土曜日の行事は、リーダーのための研修会が午後に、日本語の勉強会が夜に行われました。研修会は英語で30分の講話を2つ、そして質疑応答でした。内容は、『甘露の法雨』など聖経の素晴らしさについて、そして伝道の素晴らしさについて、でした。日本語の勉強会も30分の講話2つに質疑応答でした。内容は体験談を含めた言葉の力についての講話と日時計主義についての講話。そして日曜日は英語の一日見真会。私は2つの講話とQ&Aの回答、そして激励の言葉を担当させていただきました。皆さん、とても熱心に聞いてくださり、質問も運動への情熱を存分に感じさせてくださる、素晴らしい質問を頂きました。また最後には、英語での伝道の決意が次々と発表され、とても有り難く思いました。参加された皆様をはじめ、準備等で協力してくださいました皆様、ありがとうございました。

 月曜日は予定通りハワイに戻って参りましたが、面白かったのは、アメリカへの入国はカナダで行われた、ということです。入国の審査を済ませてから荷物をチェックイン、そして自分もチェックイン、でした。ところがここでハプニングが。私は日本国籍ですがアメリカに在住しているため、滞在目的を示すビザが必要です。もちろんビザはパスポートにしっかりと貼り付けてあるのですが、どこに住んでいるということを書いた紙が張り付いていないのです。どこかで取れてしまったようで、一瞬ヒヤリとしましたが、ただ書いて提出すればよく、事なきを得ました。

 さて本日(火曜日)、新聞を見ると嬉しいニュースがのっていました。オアフ島と少し離れたところにあるラナイ島に、州内の大手電力会社が超大型の風力発電装置を建設するとの契約を州と交わした、というのです。この装置が稼働して、パイプラインを通じてオアフ島に電力が供給できるようになると同島で使用する電力の3分の1は賄えるということです。ちなみにハワイの州政府は2030年までにオアフ島内のエネルギー需要の70%を代替エネルギーにする、という目標を立てています。記事は下記でご覧になれます。

 http://www.honoluluadvertiser.com/apps/pbcs.dll/article?AID=2008810210358

 ハワイには風力はもちろん、ものすごい迫力の太陽光線、そして海と自然の宝庫です。ぜひこの調子でアメリカ全体の環境対策をリードしていって欲しいと思います。大統領も間もなく変わることですし……。

-TA

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October 18, 2008

快適な空の旅

 ここのところ私としては珍しく、出張が続いています。先週にLAに行ったのに続き、今週末はカナダのバンクーバーです。今回は国境を越えるため、いつもと違ってパスポートを持って行かなければなりません。

 カナダに行くのは初めて、アメリカから日本以外の国に行くのも初めてと、いつもと勝手が少し違って新鮮です。アメリカの国内線はいつ乗ってもほぼ満席、食事のことについては前に書いたので書きませんが、イヤホンも有料、そして最近ではバッグを預けると15ドル手数料が必要です。

 ところが今回は国際線のためか、荷物も無料、イヤホンも無料、食事も無料(前欄に書きました要領で前日の夕食を早めに済ませたおかげで、機内食も美味しく頂きました、マル)、そして嬉しいことに席がガラガラなんです。周りと見回すとほとんどの人が3人がけの席に1人で座っています。いつも通路側の席を取るので、離発着の際に周りの景色を見る機会がないのですが、今回はじっくり見ることができて、ハワイの美しい海を堪能することできました。さらに飛行時間が5時間余りなので、資料に目を通したり、新聞や本を読んだり、またまたパソコンで仕事をしたりブログを書いたり、色々なことが余裕を持ってできます。客室乗務員の愛想がいい。これは私にとってはまさに「快適な空の旅」です。これは色々なフライトを経験したおかげでこんなに満足感を得ることができるのだと、感謝しています。

 さて、バンクーバー国際空港についてbaggage claimに進んでいったのですが、こった展示や館内に川が流れているようなところもあり、まるで美術館のような空間でした。それを出迎えに来て下さった、小林俊朗・トロント教区教化部長に申し上げたら、バンクーバーで2010年の冬季五輪が開催されるとのこと。なるほど……。

 さすがに夜と朝は、さむーーーーい、です。常夏の島、ハワイに赴任する際にまさかカナダに出張するなんてことは全く予想していなかったので、コートはもちろんのこと、上に羽織るものはジャケット以外に持ってきていないのです。それでも、外に出る機会はそれほどないし、中に色々着込んで備えているのでとりあえず大丈夫です。しかしこの凛とした、緊張感のある冷たい空気に触れるのは、本当に久しぶりです。2年ぶりかな。また木々が紅葉していて秋も深まった頃の総本山を思い出させてくれました。

-TA

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October 17, 2008

“空腹の価値”

 レストラン等で料理を注文すると、ときとして「ギョッ!」とする、予想外のものが出てくることがあります。また、機内食のような選べない食事であまり美味しくないものが出てくると、「うゎぁ~」と思ってしまうこともあります。

 世の中には3食まともに食べられない方が沢山いて、先進国で暮らす私たちがどんなに恵まれているか……頭ではよく理解しています。が、目の前に先に述べたようなことが起こるとがっかりしてしまうこともあります。

 しかしこの前の飛行機で、その克服法を発見しました。先週末にLAに行ったとき、色々と事情があって前日の夕食を午後4時半頃に頂き、翌朝も自宅の出発が午前6時と早かったため、何も食べないで空港に向かいました。そして搭乗してから約1時間半後、軽食のサンドイッチとスナックが配られました。何の変哲もないサンドイッチなのですがそれが美味しいこと、美味しいこと。機内食ってこんな美味しかったかなぁと思ったことでしたが、2日後の帰りにも同じものが出たのですが、まぁ同じだったということもありますが、全然美味しくない。パンはぱさぱさしているし……なんて不平が一杯出てくるのです。恐らく行きに頂いたものもほぼ品質は同じなのですが違っているのはお腹の減り具合。行きは17時間ほとんど食べていない後に頂いたのですが、帰りは会議で美味しいお弁当などを頂いた後で、それほど空腹ではなかった、というのが真相です。

 アメリカの国内線は食事は有料の場合が多いので買わなければそれですみますが、先日搭乗したハワイアンエアラインとか、長距離を飛ぶ飛行機(夜を超えたりする場合)では、食事が出てきますから事前に分かっている場合は空腹にしておくこと、これが何でも感謝して美味しく頂ける秘訣だと思いました。

 もちろん3食バランスよく食べることは大切だと思いますが、谷口雅春先生は「空腹でもないのに食べるから食事が美味しくないのだ」という主旨のことをどこかで書いておられたことがあると記憶しています。あまりバランスを崩すことはよくないと思いますけど、肥満や糖尿病という現代に特有な病気も、“空腹の価値”をもっと大切にすれば減少していくのだと思います。

-TA

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October 15, 2008

さすらいの障害者・イサムさん

 ブログは時として、ステキな出会いをもたらしてくれることがあります。同職の先輩、marioさんのブログで知った、自称、さすらいの障害者・イサムさんのブログを拝見するようになった。イサムさんは現在カリフォルニアにお暮らしで、ご自身の障害と正面から向き合い、そして明るく、エンジニアとしてお仕事の面でも充実した生活をされているご様子に、感動します。そして毎日起こる出来事をユーモラスに表現される才は、ちょっとやそっとではありません。ちなみにイサムさんご自身の経歴等は下記に詳しく書かれています。

http://www.geocities.com/isamush01/

 そのイサムさんから、「Berkeleyの自立センターの非公式の見解では、英語が喋れないのもdisabilityのなかに入る」ということを教えていただきました。そうか、私も最初は立派な障害者だったんです、ここでは。ん? 今もそうか……。でも、話している内容が分からない、うまく話せないという経験を通して障害を持っておられる方のお気持ちの万分の一は理解できたのではないかと思うと、有り難い気持ちで一杯になります。

 家内は自分のこと「今の私って、聴覚と話がうまくできない障害者みたいだよ」と言っていたことがありますが、Berkeleyの自立センターの見解とちゃんと一致しています。

 そしてイサムさんはこのように言っておられました。「そういえば、アメリカの野球の故障者リストも、Disability listですよね? 日本で、障害者は、健常者と対比されて、一般の人には、縁遠いものとされ、悲しい思いをするのですが、アメリカの方が、その点、betterなのかもしれません」。

なるほど、アメリカにはいわゆる障害者だけではなくて、英語が出来なくて苦労している人も障害者という概念に含めているぐらいですから、障害者はより身近な存在なのですね。勉強になりました。

 イサムさんのブログ、お勧めです。こちらからどうぞ。

 http://isamush.cocolog-nifty.com/blog/

 私の記憶では、お父さまはエンジン技術者でかつて、『聖使命』新聞にも大きく掲載されていたことがあると思います。

-TA

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October 10, 2008

LAから

 今朝ホノルルを発って、今ロサンゼルスに来ています。今日から日曜日まで3日間会議があります。

 ハワイから西海岸に向かうときには、なるべくならハワイアン航空を使うようにしています。理由はサービスが良いから。値段も他のエアラインと変わりません。ただし、時間が合うのがあれば、です。

 まず客室乗務員の愛想がいい。アメリカのいくつかの航空会社をこれまで利用してきましたが、平均してハワイアンが一番良いです。平たく言うと、日本人のサービスに近いのです。そして、無料で食事が出ること。ということは、他の航空会社だと5時間程度の飛行では食事は有料です。しかも、味が……なのです。

 経費節減なのでしょう、ハワイアンの食事も以前に比べると簡素になりましたが、それでも無料で出してくれるのはハワイアンだけなので、やっぱり選べるものならハワイアンを私は選びます。

 朝8時10分の飛行機に乗るために自宅を6時に出発。5時間のフライトでロサンゼルスに着くのは午後4時半なので、一日があっという間に終わってしまった気がします。その分、帰るときは少し長い一日を過ごします。

 今日は午後7時から9時半頃まで会議がありました。日頃誠心こめてお世話活動をされている方ばかりが集まるので、まるで仏様が集まったように温かい雰囲気で終始進行しました。

 それでは仕事に戻ります。仕事は、来週に伺う研修会等の準備です。

-TA

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October 08, 2008

王さん、ありがとう

 ダイエーホークスの王貞治監督が今季限りでユニホームを脱ぎました。子どもの頃はジャイアンツの大ファンで、王選手が756号のホームラン世界記録を樹立したときもテレビにかじりついて見ていましたし、王監督が引退したときは本当に寂しい思いをしたのを覚えています。そして、引退の挨拶の前後に、スタンドの四方に深々と頭を下げていたのもとても印象に残っています。また、王選手の最後のホームラン、868本目のホームランは私の誕生日である10月12日に放たれたものでそのときのこともよく覚えています。

 ONと言われた長嶋さん、王さんに共通していると私が思うのは、人の悪口や悪いことを決して言わない、そして、ファンを心から大切にするということです。お2人がテレビで解説したり、監督として口を開いたとき、選手を悪く言ったという記憶は私にはありません。もちろん激励や叱咤はあるでしょうけど、その裏にその何十倍もの愛情が見え隠れするどころか、ありありと見えます。

 お2人にまつわる逸話は沢山あるでしょうが、私が印象に残っているのは、お2人ともまだ選手だった時代、試合中強い雨が降ってきたときのを見て言った次の言葉です。

 長嶋「これだけお客さんが来てくれているんだ。お客さんのため
    にも試合を続けるべきだ」
 王 「これだけ沢山集まったお客さんを濡らしてしまって、不快
   な思いをさせたくない。試合をやめるべきだ」

 結論は正反対なのですが、思いが一つであることをよく物語っていると思います。

 王さんの引退に際しては沢山の人がコメントを寄せていますが、愛弟子でマリナーズの城島選手のコメントでとても印象に残っているものがありました。それは、敬遠のサインが出ていてピッチャーが投げたボールが大きく外れて、城島捕手はジャンプして捕球したそうです。それでベンチを見ると監督の王さんも一緒にジャンプしていた、というのです。また、「俺たちにとっては今日の試合は140分の1だけど、一生のうちで今日しか野球を見に球場に来ない人もいるだろう。だから全力で戦うんだ」とよく言われたというのです。

 私は小学生の頃、父に連れられて横浜スタジアムに巨人―大洋戦(当時)を見に行ったことが一度だけあります。王さんが引退する前の年、たしか昭和54年だったと記憶しています。私の故郷静岡では巨人の公式戦が行われないため、巨人の試合を生で見たことはそれまで一度もありませんでした。その日は何ヶ月も前から心待ちにしていて、当時はまだ乗るのが珍しかった新幹線に乗り、心ときめきながら横浜スタジアムに向かったのを覚えています。同球場はできたばかりで人工芝が照明に照らされてとてもきれいで、野球大好き少年にはもう最高の日でした。しかしながらあいにく、その日の巨人はいわゆるローテンションの谷間で、序盤から大洋に大量点を取られ、見ていて全然面白くない試合でした。しかし最後の最後に王さんは打ってくれました、ホームランを。私は、城島選手のコメントを読んで、真っ先のその日のことを思い出していました。

 もちろんワールド・ベースボール・クラッシックのときの神懸かり的な采配も忘れることができません。それまで不振を極めていた現在カブスに所属する福留選手は準決勝、決勝に代打で起用され、準決勝の韓国戦で7回の表に貴重な先制ホームラン(決勝点)を放ち、そして決勝で9回の表にまたまた貴重な追加点を叩き出すヒットを打ったのは、ご本人の活躍もさることながら、その采配も語りぐさになっています。しかし王さんは福留選手の練習中でのスイングがそれまでと違っていることを確認し、代打で使おうと思ったのだそうです。

 日頃感情を出さないマリナーズのイチロー選手が、ホームランを世界一打ったとか、そういうことではなく、この人に恥をかかせられないと思わせる人と言うのも、外から見ているだけでも頷けるような気がします。また出場した若い選手が“世界の王”に気兼ねなくプレーできるよう、ご自身から話しかけていかれ、また、「野球を楽しもう」と声を掛けられるなど、一流選手を結束させる素晴らしい素質をお持ちなのだと思います。

 また辞任会見は一部しか見ていませんが、冒頭の数分間だけでもお人柄がよく表れていました。ご自身がユニホームを脱ぐにあたり、チームの不振を全て自分の責任とされていること、まぁこれはそういう監督は沢山いるでしょうが、やめるにあたって、球団の事務局サイドにも配慮されているのです。オーナーやオーナー代行と王さんとの間にたって調整を図った常務取締役に対して、「竹内常務が間に入って一番苦労されたと思いますが」という主旨のことを言っておられました。自らの辞任会見でそこまで人に気を配るのか、と驚きました。楽天の野村監督が「王を悪く言う人はいない」というのもよく分かります。

 いつしか巨人ファンというわけでもなくなり、野球そのものに熱中しなくなって久しいのですが、王さんの監督辞任にあたり、関係者の皆さんのコメントを読んだり聞いたりして、久々に野球を好きだった頃のことを思いだし、また、王さんのお人柄にひときわ感動した次第です。名選手、名監督ならずの通念は少なくとも王さん、野村監督には当てはまらないようです。

 王さんはもう次のお仕事に向けて張り切っておられるようです。いつまでも野球少年のようなキラキラ輝いた瞳とひたむきな姿勢をぜひ、見習いたいと思います。

-TA

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October 06, 2008

なぜ、ここにいるのだろう

 ときどき、どうして自分がここにいるのだろうとか、私がこの役目をしていていいのだろうか、と考えることがある。確かに自分で選んだ仕事ではあるが、この地に来ることを自分で選んだわけではないし、今の役目も立候補してやっているわけではない。だからなぜここに、そして何のためにということを自分の中でしっかり納得するまで時間がかかっている。が、ここでしか学べない大切なことを学ぶために、そしてここにいる人の役に少しでも立つためにいるのだということが、有り難く感じられるように少しなってきた。

 と微妙な言い回しをしたのは、これまで自分の役回りをとても負担に思っていたからだ。色々なことをするにもとにかく時間が足りない。英語がネイティブな人々の前で話をするのだから、ちゃんと準備をして練習もしたいのだけど、これだけ日程が詰まっていると準備まではできても練習ができない。練習ができないとどうしても壇上でぎこちなくなる。今回のサービス(10/5)では伝えたい内容が画像でもあったので、パワーポイントを使ったが、これを使うと資料をおくスペースを色々と整えなければならず、原稿を持つ手の位置がずれたりして、こういう些細なことが講話に影響したりする。こうした微妙な感覚はなかなか説明が難しい。

 それでも私が講話をするときに人が集まってくださり、そして聞きにくいであろう英語であっても「wonderful message」とか毎回言ってくれる人がいると、何時間も苦労して準備した甲斐があったと、素直に思えるようになってきた。それまではそういう心の余裕が全くなかったのである。

 それにしても最近のスケジュールには圧倒されっぱなしで、移動も多いし、毎週のように大きな行事が来るので、準備の量も半端ではない。そしてこの状態が11月下旬まで続く。そういう立場に慣れている人には何と言うことはないのかもしれないが、私のようなこれまでわりあい生温い環境にいた人間には結構こたえる。不覚にも体がちょっと悲鳴をあげて、喉は痛いし咳もかなり出る。寝込むことができない状況なので早めにかかりつけの医者に行った。そうしたら、「そのスケジュールじゃぁねぇ。まぁ少しでもゆっくり休んでください」と言われた。この医者のことを私は名医だと思っている。たいしたことがない場合、症状を一通り言うと私の故郷のことを尋ねてきたり、先生が近況を教えてくれたり四方山話で終わる。それで出される薬はいつも一緒である。あぁたいしたことないんだ、と分かる。ところが一度食中毒になって行ったことがあって診察を受けたら、ものすごい真剣な表情で、点滴をしたり、色々な処置をしてくれた。

 というわけで私が遠くに出張するのが2週間続くので、家内と娘は今日から日本に一時帰国しています。家族が帰国している間は結構寂しい気持ちになったりするのですが、今回ばかりはそういう余裕がないかもしれません。まぁそのぐらい、仕事が沢山あることは、とても有り難いことであり、人々に明るい言葉、真理の言葉を伝えることは自分が一番浄められるし、勉強になるのだから、もっと感謝しなければいけない、と思います。が、いつになったら英語の講話に慣れることができるのだろうと、毎回講話の後に嘆息をつく日々です。

-TA

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October 03, 2008

良い言葉の魅力と……

 この地では、自分に自信があること、そして、自分の意見をしっかり持って主張する能力が評価される、とういことを何度か紹介しましたが、プリスクールの先生が連絡帳に書いてくれる娘に対する評価を見るとそれをさらに感じます。それとともに、賛嘆の言葉を惜しみなく、これでもか、というほど書いてくれるのを見るととても嬉しくなりますし、そういうポジティブな面を伸ばそうという発想が、この国の教育には根付いていることを改めて感じます。

 先生が褒めてくれるポイントは、自信があること、自分にプライドを持っていること、そして自分でやろうとする姿勢が多いです。私たちにとってはあまりそれらが強すぎるとなぁと思うのですが、先生は、毎回のように、重ねてその点を賛嘆して書いてくれます。アメリカの素晴らしい底力の源泉がこういうところにある気がします。

 その半面残念だと思うのは、コップからスナックのお皿、そしてハンカチまでみんなペーパーでできた使い捨てのものを使っていること。これだけはどうにかならないかな、といつも思ってしまいます。この便利さに慣れ切ってしまったライフスタイルが地球温暖化の原因、ということをどのタイミングで、どの人に、どのように説明すれば良いのか、考えれば考えるほど、禅の公案のように思えてきます。

 しかしその一方で、宗教の違いを超えて人々に環境問題についての啓蒙を行おうと立ち上がる団体が結成され、太陽光発電の推進に力を入れようとしていたり(ハワイには太陽が直角にあたるので、太陽光発電にとても適しています)、素晴らしい面ももちろんあります。そういう面がどんどん伸ばしていって、ライフスタイルを改めるまでいくといいと思います。

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September 30, 2008

感じたこと

 私たち家族は初めてアメリカ合衆国における他教区の行事に参加させていただき、色々な面で勉強させていただき、沢山の感動を頂くことができました。そして、とても有り難いと思ったのは最後の決意発表の際、多くの方が「伝道への決意」を口にされていたことです。こういう方々がいらっしゃるのだから、北加教区は鶴田・新教化部長のもとでますます伸びていくことを確信しました。

 サンノゼ、サンフランシスコに伺って思ったことの一つは、頂いた日本食が日本で食べていた味にそっくり、ということです。逆に言いますと、ここハワイの日本食は一部の高級なレストラン(私たちにとってはということですが)を除いては、日本食が現地の人たちのテイストに合うよう、アレンジされているということです。日本食を食べているのですが、ちょっと違うんだよなぁと感じることが少なくありません。この味を日本で出しても食べる人はあまりいないだろう、という味にもよく出くわします。

 私たちのような日本人には、ちょっと興ざめな感じがしてしまうこともありますが、少し大げさに言えば、日本の食文化が現地で受け入れられ、現地の文化と融合しているのですから、これは日本食の世界への普及という観点からすれば、とても素晴らしいことなのだと思うのです。

 その他に感じたことは、かの地においては、極端に太っている人を見かけなかったことです。それはハワイに戻ってきてレストランで夕食を食べているときに見回すと、ものすごい体型の人がここそこにいて、温暖な気候と人の良い、緊張感の割合少ない生活をしていると、セルフコントロールが疎かになってしまう人もでてきてしまうのかなぁと感じた次第です。

 さて、練成会が終わってから、サンフランシスコのホテルまで送っていただく道すがら、かの有名な金門橋を通り、ちょっと高いところから展望もさせていただきました。この日はものすごい風で、ジャケットを着ても寒かったです。

 帰りの飛行機は約1時間半ほど出発が遅れましたが、特に問題もなく午後4時過ぎにホノルルに到着。娘は「明日からプリスクール、嬉し~い」とはしゃいでいました。時差3時間は、たいしたこと無いようで、それなりに調整が難しかったです。着いた日は緊張感もあって、なかなか眠れないですし、帰ってきてからは、夕食後の7時頃には眠気が襲ってきました。(現地時間では既に10時です)

 それでも家族共々、貴重な掛け替えのない経験をさせていただいたことに感謝しています。

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        金門橋をバックに家族で

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           金門橋です

-TA

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September 28, 2008

サンノゼ3日目

 今日のお昼で練成会が終了。と同時に、丸8年間という長きにわたり教化部長職を務められた川上真理雄・アメリカ合衆国副教化総長が北加の教化部長としてフィナーレを迎えられました。

「先生のおかげでここまで来ることが出来ました」――幹部・信徒を問わず、練成会に参加された全ての皆さんが口々におっしゃっておられ、全身全霊を献げて教勢発展のため、そしてお1人お1人の役に立ちたいとの純粋な誠心こもったお世話活動がしのばれました。皆さんの情熱的なお別れと、照れもあるのでしょうか、ご本人の冷静な対応がしばしば対照的でした。川上教化部長、本当にお疲れ様でした。なお、同・副教化総長は明日の午前の便で、南カリフォルニア教区に向かわれます。

-TA

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September 27, 2008

サンノゼ2日目

 今日の朝9時から、日本語の練成会が開始。この練成会をもって、川上先生は北カリフォルニア教区の教化部長の任を終えられるため、多用を極めておられることは想像に難くありません。そして、その余波が私にまで及んでおりまして、私の講話の担当がものすごく多いのです。

 私自身も準備にかけられる時間が限られているため、いつもの練成会と違ってその場で考えて話すケースもあり、かなり緊張して臨みました。

 しかし、参加者の皆様の温かく、柔らかい雰囲気に助けられて、何とか行事をこなすことができていると思います。45名ほどの方が参加されています。

 こういう日本語の行事はとても久しぶりですので新鮮です。やはり母国語で行事ができる、ということは有り難いことだと思いました。と同時に、この国での母国語(英語)をもっと勉強して、この国の人の役に立つように努力せねば、とも思いました。

-TA

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September 26, 2008

サンノゼ1日目

 今日は仕事でカリフォルニアの北部、サンノゼに来ています。ここは生長の家では、北カリフォルニア(北加)教区として区分されている地域です。そこで日本語の練成会(という合宿形式で生長の家の教えを学ぶ集まり)があり、招待をしていただいたので家族とともにきています。

 ハワイと同地では時差が3時間あるため、午後1時過ぎにホノルルを出発した飛行機がサンフランシスコ国際空港に到着したのは午後9時を回っていました。飛行時間は約4時間半ほどでした。3人で出かけることは最近では非常に珍しいので、娘はとてもはしゃいでいました。

 私はLAX(ロサンゼルス国際空港)には2回行ったことありますが、サンフランシスコは初めてです。空港に到着して、荷物を受け取ると、有り難いことに北加教区の責任者で、アメリカ合衆国副教化総長でもある、川上真理雄先生が迎えに来てくださっていて、サンノゼのホテルまで送ってくださいました。

 明日からの仕事に備えて、この辺で失礼します……。

-TA

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September 23, 2008

尊重される本人の意志

 今朝、日本語のラジオ放送を聞いていたら、ハワイ大学の外科医の先生がガンの告知について話しておられました。

 日本でも最近はガンの患者さんに告知するケースがほとんどですが、中にはお年を召した患者さんのご家族が「言わないで欲しい」という場合もあるようです。が、ここアメリカ(あるいはハワイもしれません)では、本人に告げることは医者の義務なのだそうです。

 では日本人の患者さんで、家族からどうしても告げないで欲しいと懇願された場合どうするか――と言うと、病院内の倫理委員会に諮り、許可を得れば良いのだそうです。ところが事情は複雑なのだそうで、もし患者さんが英語が分かる人の場合、医者はもちろん身の回りのお世話をする看護師さんを含めたその患者さんと関わる医療関係者に、本人にガンのことを告知しない、ということを徹底しなければなりません。

 しかしそもそも倫理委員会で許可を得るためには、本人の同意が必要、というのです。つまりご家族がどんなに懇願してもダメ、本人が「私はガンの告知をされたくない」と文書でサインをしてあることが必要、とのこと。まぁ現実問題としては、とても可能性の低いことだと思います。

 それにしても本人の意志がこれほど尊重するとは……。逆に言えば、意志を持っていないとその人は尊重されない、とも言えるかも知れません。

 確かに日常生活の中で意思表明が重んじられているなぁと思うことに出くわすことはよくあります。私が面白いと思うのは、Subway(サブウェイ)のサンドイッチ。日本にもあるこのサンドイッチ屋さん、私は日本のお店に行ったことがないので知りませんでしたが知り合いの方によると、日本ではパンの中に挟むものがいくつか決まったセットがあって、ABCDEとかいくつかの中から選べば良いのですが、こちらはパンの種類、パンの大きさ、中に入れるもの、ドレッシング、何から何まで全部自分で選びます。好みがうるさい人は良いでしょうけど、いちいち「どれにするの?」と聞かれるとちょっと面倒くさい気もします。

 私は日本では意志がハッキリしている方かもしれませんが、こちらでは大人しい羊のような存在です。周りの人はそうは思っていないかもしれませんけど……。

-TA

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September 19, 2008

幼な子の信念について

『新版 幸福生活論』(谷口雅春著、日本教文社刊)の中に次のような話が載っています。(以下引用)
~~~~~~~~~~(引用始め)~~~~~~~~~~
 四国に非常に病気治しの上手な老婆があった。彼女は人の病気を加持祈祷する時「大麦小豆二升五銭」と呪文を唱えながら、気合をかけると病気が立所に治るのである。老婆がみずからこれを大切な呪文だと信じ、自己の与えた積極的な呪文の言葉が神の癒す力の表現であると信じて居たので、そのように治効を現したのである。ところが、一人の僧侶がその呪文は金剛教にある『応無所住而生其心』(おうむしょじゅうにしょうごしん)のカタコトであると云って金剛経の講義を聞かされた。老婆はそれ以来『応無所住而生其心』とやって見るけれども病気は治らなくなったと云うのである。何故カタコトの呪文が、治効をあらわしたかと云うと、それを唱えるとき、「この呪文が効く」と云う信念を有っていたからである。何故、金剛経の正しい呪文を唱えたとき効かなかったかと云うと、その呪文を信せず、口に唱えながらも何だかアヤフヤな気がしていたからである。(同書、247頁)
~~~~~~~~~~(引用終り)~~~~~~~~~~

 信念の強さで言うと、幼な子の信念も相当なものだと思います。私の娘は、どんなに痛くても絆創膏を貼ると治ると信じています。ですから転んで頭をぶつけても、それが例え擦り傷ではなくても、絆創膏を付けるまで痛いと泣いていたのが貼った途端、「治った!」と笑顔になります。また、病院に行くのが嫌なので、鼻水が出ているときお鼻の市販薬を飲ませると、飲んだ瞬間に「治った!」と言って、抗生物質を飲まないと治らないようなときを除いては、2、3回薬を飲むことによって生じる「治った」という信念で直してしまっているように見えます。

 その反対に困るのが絆創膏を貼ってあるところにシャワーのお湯が当たるとしみる、と信じ切っていることです。以前の強烈な印象が残っていて、たいして痛くもないところに貼り付けた絆創膏にシャワーが当たるのを極端に嫌がり、お湯があたると「しみるーー! やめてーー!」と泣き叫ぶのです。そういうときは無理やり絆創膏をはがしてしまうと泣きやみます。信念の力、恐るべしです。

-TA

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September 15, 2008

わが家のエコ活動

 先に書きましたのは私のささやかなエコ活動ですが、家内がそれにコメントする形で自身のエコ活動を書いてくれましたので、ここに転載いたします。

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ハワイのプレートランチに使われているプラスチックプレートは、薄くて割れやすいので、洗って再利用しにくいですもんね。1回でゴミになるだけでは、資源の無駄遣い。でも、お総菜容器に使われているプラスチック容器は、なんでこれが使い捨てなの??と、不思議に思うくらいに頑丈で立派。なので、こちらは何度でも洗って、割れるまでくるくるリユース。手作りの物、お裾分け品などを、あげたり、もらったり。他の人もみんなやっているから、みんなもお総菜容器を一度だけの使用で捨てるのは勿体ないと思うんだな~と、嬉しくなるのです0(^-^)0

ちなみにわたしのマイバックは、日本製で、日本の自転車のカゴサイズ。大きくて、保温機能付きで、洗濯可能!!ハワイで売っているマイバックは、その半分くらいの大きさなので、小さいし、保温機能なし。ただし、薄手で、折りたため、持ち運びは便利。お店で日本製マイバックを拡げると、必ず店員さんから
「ワオ!イッツビック!!ヴェリーナイス!!」
と声が掛かるので、
「イェー、イッツ、キープクール。ヴェリーコンビニエント」
と答える事にしています。すると、お店によっては、感動してくれたレジの人が、近くにいる店員を呼び止めて、2、3人の人がバックの周りに集まって来て、バックを撫でたり触ったりして讃嘆してくれました(^0^)
ちょっと恥ずかしかったけど、良い国際交流になりましたし、これを機に、ハワイのマイバックも多様な種類(例えば大きさ、機能とか)の物もできて、益々マイバック利用者が増えると良いな~と思いました(^-^)
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 うーん、マイバッグを通じた交際交流、いいですね~。ハワイは季節を問わず日中は“夏”ですから、保冷付きのマイバッグはスーパー等で買い物したときにとても便利です。皆様にも、このビッグなマイバッグ、お勧めです。

-TA

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September 13, 2008

図々しいと思われても……

 ハワイで(おそらく)最も多くの店舗があるスーパー『The Times』は、職場の近くにも家の近くにもあり、買い物がないときでも、散歩がてら毎日のようにぶらついて行きます。お昼のお弁当もよく買うので、お馴染みになった店員さんもいます。ほとんどの店員さんが愛想がよく、笑顔でレジを売ってくれるので、特に安いわけではないのですがまた行きたくなります。

 ここはショッピングバッグ(マイバッグ)も販売していて、自分のバッグを持っていくと5セント引いてくれるのですが、お弁当売り場ではそれが徹底されていないようで、店員によって引いてくれる場合とそうでない場合があります。汁が垂れないもの(ランチボックス)を注文する際には、“マイ容器”を持参して行くので、気の効いた店員さんだと、容器とバッグと合わせて10セント引いてくれる人がいて、その人がレジにいると「今日もこれに入れるんですね~」(日本語にするとこんなニュアンス)と笑顔で応対してくれます。そんなときはとても嬉しくなります。

 私は最近まで、5セント引いてくれなくても特に何も言わないでいたのですが、生長の家の幹部の人と話していて、その人は引いてくれない場合は「5セント引いて」と言うのだそうです。それは5セントが欲しいからではなく、職員の教育になるから。なるほどと思った私は、先日引いてくれなかった店員がいたので、「5セント引いてください」と言ったのです。すると、「このレジ(ランチボックスを売っている)では引けません。一般のレジだったら引けるのですが」と言うのです。本当はそんなはずはない。毎回引いてもらっているのですから。その店員さんの知識不足なのは明らかなので、「そんなはずはないですよ、毎回引いてもらっていますから」と言っても、聞こうとしません。私もちょっと引き下がれなくなり、「じゃぁ別の店員に聞いてみて下さい」と言うとしぶしぶ聞いてみたら、知っている人が周りにいない。しかしちょっと離れたところにこの前10セント引いてくれた人がいたので、「あの人に聞いてみたら?」と指さしたら、その人が「ボタンをもう一回押せば良いのよ」と教えてくれて、無事、彼はやり方をマスターしたのでした。

 反省としては、もう少しマイルドな言い方ができなかったかなぁと言うことです。彼が言い張るので、私もつられて「そんなはずはない!」と、興奮気味に言ってしまいました。英語だとだいたいが語調がきつくなる傾向にあるので、その店員さんはあまり良い思いをされなかったと思います。

 しかし環境問題に対する啓蒙がただでさえ遅れている地域ですから、あくまでも笑顔で穏やかに、しかし、言うべきことはしっかり言っていくのが大切なのだと思います。

-TA

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September 09, 2008

海外の仕事、何がそんなに大変? (2)

 前回の続きです。

2) 講話の準備
 日常の会話であればジェスチャーと気合いで、何とか通じるとしても、一定のメッセージを伝える必要がある講話ではそうはいきません。日本語でするように、どういう講話をするのか、論理構成はどうするのか、こちらの人の好みに合うか等々、構成を考える段階から時間がかかり出します。そして、それを英語にして(30分の講話だとA4サイズで7枚ぐらい)、そして自分で校正をします。でもそれで準備は終わりではありません。ちゃんと発音が出来なければ伝わらないので、感情を込めて読めるようになるまで(といっても通常は2、3回しかできない)練習をします。
 ネイティブ相手の講話で大切だと私が感じているのは発音と論理構成です。発音が分からないと聞き手にはてなマーク(?)が付いてしまいますので、見慣れない単語や自信の無い単語は発音してくれる辞書を使って発音の確認と練習をします。さらに通して読んでみて論理に飛躍があったり、不適切な箇所はないかをチェックして講話に臨みます。ですから30分の講話をするのに、恐ろしいほど時間がかかります。
 さらに、大きな行事である場合は講話の原稿をネイティブにチェックしてもらう作業が入るのでさらに時間がかかります。そしてパワーポイントを用意したら(パワーポイントに載せる言葉もチェックしてもらわなければならないので)……。

3) 自分の精神を安定させること
 これは意外に見えるかもしれませんがこれに気を配らないと、後から大変なことになってしまいます。(何度かありました)上司からよく指導をいただきますが、自分を褒め、勇気づけること。これをしないと気持ちが参ってしまいます。一例を挙げると、こちらの人はハッキリ自分の意見を言います。その中には大変素晴らしいアドバイスや提案もありますが、中には国際本部の意図方針とそぐわないものもあります。そういうことを一端自分の中で受け入れ、相手が傷つかないように分かりやすく英語でこちらの意図を伝える仕事は、時間とエネルギーを大量に使います。そのようなとき、相手も祝福し、自分も祝福し、心の中で和解すること。言葉が違い、文化が違う中において、祈りの果たす役割の大きさを感じています。

4) 英語のトレーニング これは前回書いたので省略しますが、基礎トレーニングをしていないと、ここで生活や仕事ができなくなってしまいます。

 もちろんこれ以外にも細かいことは沢山ありますが、それは通常の日本の仕事とそれほど変わらないと思います。が、限られた時間内でこうしたことをしていくので、やるべきことは膨大にありますが、その中でいかに優先順位を付けてこなしていくか、毎日が勉強です。

-TA

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September 08, 2008

海外の仕事、何がそんなに大変? (1)

 9月に入って1週間が経ちました。日差しは相変わらず強いのですが、朝晩はだいぶ涼しくなり夜には毛布が必要な日もあります。また日の出が遅くなり、日の入りが早くなってきて、季節が移り変わっている感じがします。しかしここハワイで一番暑いのは8月、9月、という人が多いです。

 さて今年も昨年に引き続き、残念ながらいわゆる夏休みというものが取れませんでした。正月休みもこちらではありませんので、昨年の6月にこちらに来てからはまとまった休みとは無縁です。

 忙しいというのは確かにそうなのですが、一言で言うと、生活するのが精一杯という感じです。日本にいるときには考えも付かなかった色々な事情が沢山あって、なかなか休暇を取る時間と余裕がないのです。「それなのにブログを書く時間があるの?」と思われるかもしれませんが、こうして書いていると色々な出来事に対して気持ちの整理ができること、物事の光明面を見る“日時計主義”の実践になっていること、また日本にいる人と分かち合いたいと思うこともありますし、アクセスカウンターも毎日増えているし、ということは読んで下さる方がどなたかいるのも励みになって、仕事と仕事の合間に書いています。

 私がしている仕事を客観的に見ると、そんな大それた仕事をしているのではありません。仕事は宗教のミニスターですからそんなに一般的な仕事ではありませんが、サービスやセミナー、そして勉強会で講話(サーモン)をする以外は、運営管理上の会議のアドバイザーとか、事務職が圧倒的に多いです。

 ではどうしてそんなに忙しく感じてしまうのだろうとちょっと考えてみました。生長の家では“忙しい”とは「心が亡いこと」と言いますが、そうです、本当に心に余裕がないのだと思います。ではどうして心に余裕がないのかというと、主な理由をちょっとあげてみますと――

1) 生活での出番多し 国内にいるときだったら、多くの場合家庭のことは二の次でしょうが、海外に住んでいるとそうはいきません。どんな忙しくても、家族が病気になったり、あるいは電気や電話などのインフラの調子が悪かったりしたら、そちらを優先させなければなりません。そうしないと生活が成り立たないのです。そして困っている状況を説明するのがまたまた大変。そのあげく、あちらこちらに問い合わせたりしなければならなかったりして(日本のようにサービスが行き届いていない)、まず生活を整えるのに時間がかかります。家内は英語を一所懸命勉強していて適応しようととても一所懸命に頑張っていますが、それでも使える英語はまだ限られているので、娘の先生とのやりとり、銀行関係、車のことなども、生活の万般でする必要があります。しかし忙しい方はまだ、そちらに集中できるから良いものの、家族の精神面における負担は相当大きくなります。これは、私はまだ経験していないのでハッキリとは分かりませんが、見ているとよく分かります。(続く)

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September 03, 2008

自分の意見を言う文化

 ときどき、なかなか寝付けず、一晩を通して何となく寝た気がしないまま朝を迎えるときがあります。それは暑いからではなく、そういうときはだいたいにおいて、前の日の夜にあった会議がヒートアップしていたときです。最近ですと、11月に行われる一般講演会の運営委員会などで、積極的な意見が沢山でて、ディスカッションにも熱がこもり、自分が発言するときにもテンションがあがる――こうなると、次の日は決まって寝不足です。私の場合は、意見を言うといいますか、今行われている運動を誤解されていたり、ちょっと違うぞ、という方向に進みそうになるときには交通整理をしないといけません。そのとき、「なぜ」ということを説明できると比較的納得してもらえるのですが、それができないと困ってしまいます。

 ところで、『オンタノ英会話』(オンラインで楽しく英会話)というとても面白くてためになるサイトがあるのですが、そこで、「bridezilla」という言葉が紹介されていました。花嫁の「bride」と「gozzila」を合成した造語で、新語もくまなく網羅している英辞郎にはちゃんと載っていました。曰く、「自分の結婚式を完ぺきなものにしようとするあまり自分勝手で感じが悪くなっている女性」。

 ときどき、「bridezilla」を彷彿させるような発言をする人もいますが、会議が終わったら、あるいは少なくとも次の日には本人も周りの人も禍根の残さずに協力し合っているので、その点はさすが「生長の家」の仲間だと思います。

 こちらの皆さんは、小さい頃から自分の意見を人に言う訓練を積んでおられます。娘のプリスクールでも今、「I am special because I am good at drawing a picture」というように、自分が優れている点を人に知らせる練習というか、ワークショップをやっているそうで、先日先生からメールが来て、こういうことをやっているのだけどManamiに英語で伝えるのは難しかったので、説明してあげてもらえませんか、ということでした。

 自分の意見を持っていない人、自分を売り込めない人は尊敬されない文化を垣間見る思いです。

 ちなみに「オンタノ英会話」のサイトはとってもお勧めです。

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August 28, 2008

Family Reunion(家族との再会)

 少し前のことですが、先週末、妹の家族(夫と7歳と3歳の娘1人ずつ)がハワイ旅行に来ましたので、1日(22日、金曜日)を一緒に過ごしました。

 日本からハワイに来るに便は夜に出発して、朝到着するので、到着した日はなかなかハードです。しかも小さなお子さんがいればなおさらです。しかし日程の都合上、その日しか都合が付けられなかったため、空港で待ち合わせをして、束の間の family reunion となりました。

 到着は朝8時20分ですが、だいたいゲートに出てくるまで1時間ぐらいかかるので、9時過ぎに出迎えのため空港に到着。ゲートから出てきたのは9時半頃でしたのでちょうど良い時間でした。それから11時にヒルトンハワイアンビレッジ前のビーチ発の潜水艦に乗って海中探索――と行きたいところだったのですが、そこからハプニングが。。。

 11時だから余裕かと思っていたら、道に迷い(←方向音痴バリバリなのです、私は)、ビーチを探すのも一苦労、そして、みんなトイレに行って、としているうちに11時発の船はあえなく出航。ということで、予約をし直し、空いた時間でビーチを前にしたレストランでゆっくり昼食を取ることに。その後、1時発の船で海中探索ということになりました。

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 集合写真。逆光でしたが唯一全員が写っている写真なので載せました。

 まずは船でサブマリンのあるところまで行き、そこから水中30メートルぐらい潜ります。サブマリンに入るときにはマンホールみたいところから階段で乗り降りするので、3歳の姪とうちの娘にはちょっと冒険でしたが、無事、乗船。私自身も初めてサブマリンに乗りました。こういう機会がないと観光しませんから。お魚は思ったより少なかったですが、いました、いました。熱帯にいそうなお魚が。子ども達は興奮して、お魚を発見する度に歓声が上がっておりました。

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 橋を渡ってさぁ乗船。

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 われわれが乗ったサブマリン。

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 みんなお魚の方を向いています。

 その後、パリハイウェイの展望台に寄って、私たちの家に案内ししばしの休憩。家内がこの日のために、“大掃除”を敢行してくれただけあって、家の中がこれまででおそらく一番というぐらいきれいに片付いた状態でありました。ちょうど眠たくなる時間帯でしたがケーキとジュース、スナックで乾杯。夜は、家から5分ほどのエキゾチックなレストランで夕食を取り、あっという間に1日が終わりました。

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 パリハイウェイの展望台から

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 レストランのかがり火。葉っぱに火が付きそうで、来る度に心配になってしまいます……。

 家族が来てくれることは、私たちにとってはとても有り難く、子供同士も意気投合して、キャーキャー言って遊んでいました。妹の家族たちも忙しい日程のなか、一緒に過ごすことができて、ハッピーな一日を過ごすことができました。皆さん、ありがとう!

 最後に、潜水艦で撮影した動画をどうぞ。お魚が泳いでいます。

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August 25, 2008

カウアイでの1日

 昨日は出張でカウアイ島に行きました。同島に伺ったのは初めてです。素晴らしいメンバーの皆様と一緒に、「人間神の子」の教えについて、そして地球環境問題に宗教者としてどのように取り組んでいくかなどを学ぶことができ、充実したときを過ごさせていただきました。

 今回は日帰りだったため、朝7時15分の飛行機に搭乗。そのために朝5時半には家を出ないと行けません。飛行機に乗っている時間はわずか15分か20分。すぐ近くなのですが今は飛行機しか移動手段がないのです。

 カウアイ島はハワイの島の中では一番最初に出来た先輩格。どこをどう走っても緑、緑、また緑。これまでコナのコーヒーしかしりませんでしたがカウアイでもコーヒーやサトウキビを栽培しているとのこと。

 いくつか写真をご覧にいれます。

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 生長の家の施設です。まさに“緑の中の会館”。1971年に建てられました。

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 皆さんと写真撮影。

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 生長の家カウアイの責任者、David Hamadaさん宅になるみかん、アボガド。
 アボガドをその場でさくっと取ってお土産にくださいました。

 最後は動画で、自然の噴水です。

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