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CO2ラベルその(2)

 10月15日に紹介した新聞の見出しの「自分が食べたり飲んだりする製品にどれだけCO2が使われているか知りたいですか?」という問いかけに、うっち~ままさんが次のようなコメントをくださいました。

>> 知りたいと思っていました~!
>> 我が家を炭素0にしたいと思っても、そういうことががわから
>> ないと、どれだけ減らしたらよいかの見当がつきませんしし、
>> 知っていたら食べ物を購入するときに少しは自制心が働く気
>> がします。地元の野菜と遠方のそれとでも当然ちがってくる
>> ことが目でみてわかるから、表示されたらいいですね~。

 問題は、どのようにして、あるいはどこからどこまで計測するかにあるようで、素人にはなかなか難しい複雑な計算が必要なため、イギリスにはそういうことを専門にする会社があるそうです。そういう面でどんどん投資が行われ、その会社が信頼に足る会社になってどんどん良い影響を及ぼしてくれればいいなぁと思います。

 ヨーロッパは環境保護に対してとっても進んでいますね。それに比べるとここハワイはまだこれから能力を開発する余地が沢山ある、という感じですが、生長の家ハワイではこの問題に対して、できるところから歩みを始めています。

>> 地元の野菜と遠方のそれとでも当然ちがってくることが目でみてわかるから、表示されたらいいですね~。<<

 これに関連して、8月7日の『International Herald Tribune』に面白い記事がのっていました。常識的には、近くで取れたものがCO2の排出量が少なくて、遠くから運んできたものが多いと思いますし、ほとんどがそれで正しいと思うのですが、中には、どのように育てたか、あるいは生産したかによってそれが逆転する場合があるんですって。特に畜産品(要するに肉!)の場合、どういう環境で飼育し、どのようにして作られた電気を使うか(グリーン電力か、化石燃料を燃やして作った電気か)、どのようなエサを与えたかが問題になるのだとか。上記の記事ではニュージーランドのリンカーン大学の研究者の研究が紹介されていて、牧草を豊富に食べて育ったニュージーランドのラム(子羊)をイギリスが輸入した場合、1トンあたりの肉を生産し輸送するために使われるCO2は1,520トンであるのに対して、飼料穀物をエサとしてイギリスで育ったラムを生産するために必要とされるCO2は6,280トンと、驚くことに4倍もの差があるのだそうです。そしてこのようなケースは、他の乳製品や果物にも当てはまるケースがある、と書いてあります。

 まぁ肉を食べないのが一番、ということになりますけど、このような複雑な事情がからんでくるとやはり、CO2の計算を専門にしてくれる信用のおける機関が必要ということになるのかもしれません。

 ちなみに、こちらではベジタリアンのお店や品物が結構手に入ります。いわゆる肉もどきも豊富に売っていて、妻の知り合いにはご主人(アメリカ人)がベジタリアンという方が結構いたりします。

-TA

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地球環境問題に関すること」カテゴリの記事

コメント

お待ちしてました。ありがとうございます。

>>問題は、どのようにして、あるいはどこからどこまで計測するかにあるようで

そうですよね。そうなんです。全然わかりません。
専門の会社があるなんて、素敵~♪ さすがヨーロッパ。

その専門の会社で計算して頂くと、例えばお弁当なら、おかずが作られる原材料が作られる元の所から、運ばれてくるためのエネルギー量までぜ~んぶ、計算されるという訳ですね。 

>>牧草を豊富に食べて育ったニュージーランドのラム(子羊)をイギリスが輸入した場合、1トンあたりの肉を生産し輸送するために使われるCO2は1,520トンであるのに対して、飼料穀物をエサとしてイギリスで育ったラムを生産するために必要とされるCO2は6,280トンと、驚くことに4倍もの差があるのだそうです。

納得です
野菜を考えてみても、温室栽培では石油でビニールハウスを暖房しているため、ハウス栽培のトマトに投入されるエネルギー量は、露地ものの10倍、トマト1kgあたり約12000kcalで、CO2も10倍出るといいますものね。((社)資源協会調べ)。

近所の穀物飼料育ちの肉や、温室栽培の野菜より、
遠方の牧草育ちに肉&路地栽培の野菜(旬のものですね)が
いい場合もある。

そうなるとますます、表示していただきたいです~。
総エネルギー量=CO2排出量
勿論、包装されている素材の分も入れて頂いて。すると、断然簡易包装がはやり出しますよね。野菜も少し昔にもどって、そのままならべられて、古新聞に包まれる・・・・(笑)

投稿: うっち~まま | 2007/10/19 19:42

うっち~さん、

>> 野菜を考えてみても、温室栽培では石油でビニールハウスを暖房しているため、ハウス栽培のトマトに投入されるエネルギー量は、露地ものの10倍、トマト1kgあたり約12000kcalで、CO2も10倍出るといいますものね。((社)資源協会調べ)。<<

 10倍も違うのですか!! 驚きです。

>> 野菜も少し昔にもどって、そのままならべられて、古新聞に包まれる・・・・(笑) <<

 私の記憶ではドイツではそういう感じだったと思います。量り売りもポピュラーだとお聞きしていますし。

-TA


 


投稿: TA | 2007/10/20 16:12

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