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ケータイ

 ドイツはフランクフルトにお住まいの先輩、ユージさんのブログ(http://yujio1957.cocolog-nifty.com/blog/)に携帯をなくした後、感動の再会を果たしたお話が載っていて興味深く拝見しました。あって良かったですね!

 私は携帯についてはドジ話があります。それは、こちらに赴任してきて間もなくの頃、教化部から真新しい携帯を買っていただいたのです。それは公用ですから本来なら前任者のものを引き継ぐハズなのですが、前任者の方が紛失してしまい、私はめでたく真新しい携帯を買っていただいたのでした。

 ところが、です。買ってもらって1週間しか経っていないのに、「携帯がない!」のです。探しましたよ、あちら、こちら。その当時、前任者との引継中でまだホテル暮らしだったので、ときどきホテルから歩いて15分ほどのアラモアナパークに散歩に行ったので広い公園内を暗くなるまで探したのですが一向に見つかりません。気分は落ち込み、幹事長と教化部事務局長になんと言えば良いか思案に思案を重ねましたが、よい言葉はみつかりません。「すみません、弁償しますので」と言って謝りましたが、事務局長は「使われたら大変だから」とすぐに電話を止める手続きをしてくださり、今度は気をつけてくださいね」と言って次の日には全く同じ番号の同じ携帯を下さったのでした。幹事会でも、「えぇっ、1週間で無くしちゃったんですかぁ?」と言われましたが、全体として「まぁそんなこともあるさっ」という雰囲気で、アメリカの人々の懐の広さを実感した出来事でした。

 それでどうして無くしちゃったんだろう??? と色々考えました。実は日本にいたときから携帯はあまり好きではなかったのです。何かしているときに突然かかってきたら出ないわけにいかないし、プライベートを邪魔されるしと思い、長い間持っていなかったのですが、妊娠した妻が「携帯をもってくれないと連絡取りたいときに困る」とおっしゃるので、8年目に初めて授かったわが子のためとあらば、と携帯を持つことにしたのでした。しかしプリぺード式で主に家族として連絡するだけの限られた用途として、でした。

 つらつら考えるに、私の携帯嫌い、まだ健在だったのです。確かに仕事上なくてはならないものですが、その当時はまだあまり頻繁に幹部やメンバーの方と連絡を取っていなかったのと、携帯電話の通話はただでさえ聞き取り辛いのですが、それが英語でかかってくるので、正直申し上げますと、携帯を持ちたくなかったのだと思います。

 もちろんその後、決してそういうことがないように感謝を込めて使わせていただいています。が、それでもかかってくるとやっぱり冷や冷やドキドキで、携帯にかかってきた場合は事情が許す限り固定電話から掛け直しています。

 こんな所にも日本にいては経験できない貴重なレッスンが与えられているのであります。ありがとうございます。

-TA

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Very Happyな職業

 少し前の記事ですが、『TIME』の11月26日号に、『自分の職業について、「very happy」と答えた人が一番多い職業は何?』という記事が載っていました。質問の相手はアメリカ人です。その質問を先日のサンデーサービスへの参加者に聞いたところ、「弁護士」「学校の先生」などがあがりました。「弁護士」が真っ先に回答として出てくるのがアメリカらしいと思いましたが、正解は「聖職者(Clergy)」です。つまり、私たちのようなミニスターです。

 この記事を読んで我が身を振り返りました。「I am very happy」と常日頃から思っているだろうか……。日頃から「善い言葉を使いましょう」「良い思いを呼び起こしましょう」などと言っていますが、本当に自分が実践しているだろうか。。。もちろん「尊い仕事を与えていただいて有り難い」と常に思ってはいますが、もっと言葉に出し、そしてそのような想念で満たさなければ、と少し反省しました。

 ちなみにClerygyの平均年収は約4万ドルだそうで、アメリカの家庭の平均なのだそうです。つまり、収入の多寡と幸福感に相関関係はなさそうです。『TIME』誌でもそう結論づけていました。ちなみに、「Very Happy」な職業は、「消防士」「建築家」「俳優、映画監督」「パイロット」「警察官」と続きます。

 ところで『TIME』という雑誌、文章も洗練されていて内容もいいし、と思うのですが、年間購読すると極端に安いのです。送料込みでなんと1年で20ドル。1年約50週ありますから、1冊につき送料込みで40セント。封書の最低料金が41セントですからそれよりも安い。どうしてそんなに安い値段で売っているのでしょうか???

-TA

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Thanksgiving Day

 今日はこちらに来て初めての「Thanksgiving Day」(感謝祭)。アメリカでは、11月の第4木曜日が休日になっているのですが、州によっては金曜日も祝日としているほか、企業が独自に休日とする場合も多く(そうすると4連休が出来る!)、ハワイの教化部も木、金曜日は休館です。

 私の受ける印象はさながら日本のお盆のようで、犬の散歩をしながら通りすがりの家々を覗くと、ワインを手に家族が談笑していたり、子供は庭で遊んだりしている光景を多く目にしました。私は家族が日本に帰省中であるため、昨日はハワイに来て初めて海で泳ぎました。少し水が冷たいもののこの季節で泳げるのはここならではです。

 私が購読しているローカル紙『Honolulu Advertiser』の投書欄にはほぼ1面にわたって、家族への感謝、健康や日常生活を送ることが出来る事への感謝、ハワイへの感謝等、10人の投書が州知事の挨拶とともに載せられていました。こういう習慣があるのはとても良いことだと思います。私自身も、今与えられている沢山の恵みをひとつひとつ思い出して、心からの感謝を捧げたいと思います。

 しかし一方、スーパーに行くと大きな七面鳥(turkey)が丸ごと冷凍になったようなものが、ボン、ボンと置いてあったり、レストランの広告も七面方の丸焼きの写真があちらこちらに載っていて、七面鳥にとっては迷惑な習慣なのだと思います。

 ちなみにフリー百科事典『ウィキペディア』によると、「感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地(Plymouth Colony)に移住したピルグリムファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、近隣に居住していた北米先住民ワンパノアグ族(Wampanoag)の助力により生き延びることができた。翌1621年の秋は、とりわけ収穫が多かったため、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待し、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる」と書かれています。

 もう既に、デパート等にはクリスマスツリーが飾られクリスマス商戦が始まっていますがThanksgivind Dayが終わると本格的に始まるそうで、同百科事典には、小売業の売り上げの年間の約半分はThanksgiving Dayからクリスマスまでの1か月で売られるのだそうです。私などは、国民の多くが家族、親戚、友人への贈り物に使う費用の一部でも、貧しい国の人たちや地球温暖化防止のための資金等へ回してくれればいいのになぁ、などと考えてしまいます。

-TA

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家族の存在

 当たり前のようにある存在に対しては、「ある」間は感謝できないものですが、なくなると途端に有り難くなったりします。日本もハワイも水が豊富で水道水を飲めますので水の有り難さが日頃はあまり分かりませんが、衛生な水が乏しい国の人々のことを知ると、毎日安全な水を飲めることの有り難さが身にしみます。私の尊敬する、カリフォルニア州サンノゼに住んでおられるK先生のブログにそういう記事が載っていました。アドレスは下記の通りです。

 http://diary.jp.aol.com/eq2pwbr/206.html#readmore

 ところで、家族がしばらくの間日本に帰省するため、今日、空港に見送りに行ってきました。家族の存在も、そこにいると有り難さを忘れて、些細なことで口論になることもありますが、やはり、有り難い存在であることに違いありません。いなくなると、何となく力が抜けてしまう気がします。料理や掃除をしてくれるからという理由が全く無いわけではありませんが、やはり、そこにいてくれることがどんなに有り難いかということは、表面の心ではなく、奥底にある潜在意識の方が敏感に察知しているかもしれません。

-TA

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大きな行事、終わる

 先週末の11月10日(土)と11日(日)にかけて、それぞれハワイ教区の幹部研修会と一般講演会が盛会裡に終了しました。研修会には約30人が、講演会には午前中130人、午後90人という成果で昨年よりも大幅に増加しました。これはひとえにリーダーの皆さんのご尽力の賜です。心から感謝申し上げます。

 この講演会の推進は出足がとっても遅くて、それに加えて教化部で事務局の中枢をしている方が10月中旬から手術と療養のため自宅で静養されているという非常事態。何も分からない私はただ目の前のことをこなすだけで精一杯。結果のことを考える余裕も全く無かったのですが、終わってみれば大盛会。自分でやれること、自分の力なんて、ほとんどないんだなぁということを実感しました。

 今回の一般講演会ではこれまでではじめて、ハワイで最大の発行部数を誇る『Honolulu Advertiser』に4回にわたって広告を掲載したほか、他の新聞にも広告を出したところ、教化部にかなりの問い合わせが来るなど、当日の参加に結びつくことが期待されました。そして当日を迎えてビックリ! 幹部の方々も知らない方が沢山来ておられるではないですか! 現在集計中ですが、40人ぐらいの新人が来られたそうです。

 勅使川原教化総長のお話は、自分のいのちを礼拝すること、自分の意志を誠実に実行しようとしている自分自身を褒めることがいかに大切であるかについて、渾身の力を込めた全身全霊のご講話でした。一方安藤講師は、得意のPCを使っての、聴衆者参加型の親しみやすいご講話。とりわけ、初参加者に大好評でした。

 ハワイでは行事に来られる方の多くは日本人の顔をされていますが、日本語を話せる方が少なく、午前の部は英語、午後の部は司会、挨拶、体験談も含め、すべての行事が英語で行われました。というのも講演会は幹部一同の意向で英語への通訳付で行わたため、英語しか解せない方が参加される可能性があるからです。それが今回はピタリと的中し、見たところ、参加者の半分以上は英語の通訳を通して聞かれていた様子でした。

 そこで大切になるのは通訳。御講話がどれだけ素晴らしくても通訳者がまずく訳すと講演が台無しです。このたび通訳者として教化総長に同行してこられたパット和田さん(地方講師)はどこに行っても好評を博しておられるのですが、私が感じた理由は次の通りです。テンポが良くハキハキとした発声、講演者の感情をそのまま表現できる、訳が正確かつ直訳っぽくなく分かりやすい、教えをよく理解されている――これだけの条件を満たす方はあまりいないでしょうから、和田さんの素晴らしさが際だつわけです。通訳者は講演者の後ろに隠れてあまりスポットライトを浴びませんが、ご講話の素晴らしさをそのまま伝えるという点においては、とても大切な存在です。

 ひとつの行事をするのには、参加者も含めて沢山の方の協力があってこそ、の思いを一層深くしました。

-TA

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教化部周辺を愛行

 来週の日曜日、アラモアナホテルで開催されるパブリックレクチャーの推進のため、今朝は10人のリーダーが集まり、個別訪問を行いました。パブリックレクチャーは、生長の家アメリカ合衆国の教化総長、全国講師をゲスト講師としてお招きし、ハワイ教区の中で一番大きな行事です。午前8時半に教化部に集合。最初に私が一軒一軒祝福をすることが大切であることを、『Truth of Life』10月号に掲載されている谷口雅春先生のご文章を紹介しながら(原典は『生活と人間の再建』)少し説明し、祝福の祈りを行って出発しました。

 これまで、レストランに入ったときなど、サービスを受けたときに『Truth of Life』を渡したことはありましたが、道で立ち話をしている人、そして「ピンポーン!」をして見知らぬ方へ愛行をするのははじめてなので、かなりドキドキしながら訪問しましたが、皆さんとっても感じがよく、ほとんどの方が「Thank you!」と言って受け取ってくださいました。中には、「そこのチャーチ(生長の家の教化部のこと)に一度行ってみたかったんだよ。日曜日のサービスは何時から? 講演会ではどんな話があるの?」と色々質問してくださたった方も! 日本と比べるととても愛行しやすいです。嫌がる方は私が訪問した方ではいませんでした。

 メンバーの方にお聞きするとこのような愛行をしたのは、15年以上ぶりなのだとか。1人平均20件を担当しましたが、愛行から帰ってきた皆さんの顔が輝いていたことは言うまでもありません。こういう愛行が日常的に出来るといいなぁと思います。

-TA

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