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自分を愛すること

 今日は、プライベートカウンセリング(日本語で言う個人指導ですが、英語の響きの方が一体感があって好きです)で熱心な信徒の、Wさんが相談に来られました。

 こちらに来て大変なことの一つがこのカウンセリングです。何しろ、相手の方は悩みを抱えてこられるので時には、嗚咽で聞き取れなかったり、声が消え入りそうだったり、はたまたものすごい早口だったり……。

 Wさんは、ものすごい早口で話す方でした。発音が聞き取りやすいのでだいたい分かれば止めることなく話を続けてもらいますが、意味が分からなければ、あるいは取り違えたらカウンセリングになりませんので、所々繰り返してもらいながら、話が進んでいきました。

 Wさんがカウンセリングに来られるのはこれで3回目で、最初のとき、「なるべくゆっくり話してくださいね」とお願いしました。すると最初の2、3分はゆっくり話してくれましたが、話に熱が入ってきたらものすごい早口に早戻りです。

 話を聞いていると色々な病気を併発されていて、「私の日頃の考えに間違いがあるのだろうか。誰かを恨んだり憎んだしていないか考えてみるのだけど思い浮かばない」と悩んでおられます。医者にも行って薬も処方されて、指導にも従っている。毎日神想観をして、ご先祖様の供養も欠かさずする、『日時計日記』をつけて良いことを記録している……。

 とても素直な方で、性格は明るいし、教えられたことは即実践する。確かにちょっと体格が良いので心臓に負担がかかるかなぁとは思いますが、ハワイでよく見かける大きな大きな体、というわけではない。色々話を聞いていて困ってしまいました。前回来られたときは別の用件で来られて、ご先祖様を懇ろに供養されるよう、色々とお話をし、それ以降毎日聖経を読誦されているのです。夫婦の関係も悪くないですし、ご両親にも感謝をされ、実践されています。お子さまも特に問題がなさそうですし……。

 すると、あることがインスピレーションの如くわいてきました。「あなたは自分を愛していますか?」これは、最近、勅使川原淑子・アメリカ合衆国教化総長が繰り返し、幹部、そして信徒の前でおっしゃることです。「自分を愛してください。あなたの肉体も愛してあげてください。あなたのために、一瞬も休まず働いてくださっているのです。これは谷口雅春先生が教えてくださったことです」。

 早速Wさんに自分を愛しているかを尋ねてみました。すると、『どうして自分を愛するのですか? それは利己的ではありませんか? またどうして肉体を愛しなければならないのですか? 生長の家は「実相」を観る教えではありませんか?』こう質問して来られました。内心、「ははぁ、これだ!」と思いながら、一気に説明しました。生長の家の「実相独在の教え」は肉体を粗末にしなさい、という教えではないこと。肉体を通して、神の子の生命を表現すること。五感の感覚を通して、神が現れた「真象」を現し、それを賛嘆し、喜ぶのが私たちの生き甲斐であること、自分が本当に人様のお役に立つ尊い存在であればその自分を愛することは万物を愛することであること……。

 こうなると止まりません。次から次へ言葉が出てくるから不思議です。日頃の会話ではよくつっかえるし、言葉が浮かばなくて困ったりするのですが、こういうときは怒濤のように出てくるから不思議です。「神、働き給う」を実感するときです。

『生命の實相』第1巻や8巻は英語に訳されていますので、病気を癒やすには、と書かれている部分を探してそのページ数を知らせ、家で読むように勧めました。

「自分を愛するなんて夢にも思っていませんでした。今日から、他人だけではなく自分にも愛して生活します」そう話しながら笑顔で颯爽と帰って行かれたWさん。私自身も色々と悩みを抱えながら毎日を過ごしていますが、生長の家の教えの素晴らしさに、Wさんの信仰姿勢の素晴らしさに私自身も癒やされたことでした。

-TA

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