« 別れのとき…… | トップページ | ブログと「日時計主義」 »

幸せの指標

 チャリティーなど、人のためにお金を使う人は、自分のために使う人よりもより幸福を感じる――こんな研究結果が発表されたと、3月20日付のロイター通信は伝えています。

 研究に関わったブリティッシュ・コロンビア大学の心理学者、エリザベス・ダン(Elizabeth Dann)教授は、「収入の多寡にかかわらず、自分のためにお金を使う人はさほど幸せを感じないが、他のために使う人はとても幸せを感じる」(Regardless of how much income each person made, those who spent money on others reported greater happiness, while those who spent more on themselves did not," Dunn said in a statement.)と述べています。

 ダン教授のチームによると、3000ドルから8000ドルの利益配当金をもらった場合、多くもらったから幸せを感じるのではなく、そのお金をどのように使ったか、つまり他のために、慈善目的で使った場合、より多くの幸せを感じる、との結果が出たそうです。また同教授は別の対象者に5ドルから20ドルを渡し、半分の人には「他の人のために使うように」と指示をしておいたところ、その指示に従った人がより多く、幸せを感じた、ということです。つまり、金額の多寡と幸せの度合いは関係ない、ということです。

 以下、英語のサイトですが、興味のある方はどうぞ。
 http://news.yahoo.com/s/nm/20080320/us_nm/money_happiness_dc

「与えたらそれだけ幸せを感じる」――こういうことは宗教の世界では当たり前のことですが、それが多くの人に実験をしてそのデータを集めた結果、実証されたのはとても意義のあることだと思います。そして、科学が宗教的な真理を証明してくれた好例だと思います。

-TA

|

« 別れのとき…… | トップページ | ブログと「日時計主義」 »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 別れのとき…… | トップページ | ブログと「日時計主義」 »