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ある日突然口から英語が……

 どこかの広告にありそうなフレーズです。私はこのキャッチフレーズを決して信じはしませんが、ある一定の条件のもとではあり得ることを知りました。と言いますか、体験しました。私のことではありません、娘のことです。

 今年のはじめに娘をプリスクールに入れた頃、ちゃんと馴染めるだろうか、行くのが嫌、と言わないだろうかとずいぶん気になったものですが、そういう話をするとハワイに長年住んでいる人たち(主に日本人)は決まって、「そうねぇ~、行き始めて半年ぐらいした頃からかしらねぇ。突然、口から英語がシャワーのように出てくるのよね。それまでの間は辛抱ね」と言うのです。「突然話せるようになるって本当ですか?」と聞くと、「少しずつ話せるようになる、というよりある日突然という感じ」と。

 そんなもんかなぁと思っていたところ、少し前から短い言葉なら例えば「Mommy NO!」とか「Stop!」とか言うようになりましたし、時々「Daddy」って話しかけられますし、英語で話しかけると「Uh-huh」と相づちを打つようになり、そして口ずさむ歌のほとんどは英語ですから、随分慣れたなぁと思っていたのです。

 ところが2週間ほど前のある日――本当にある日突然――を境に、センテンスが洪水のように出てくるようになりました。何かをしたいとき、何かを伝えたいとき、川の流れのように出てくるのです。これが現地の人たちが言っていた「ある日突然」かぁとちょっと感動でした。

 さて彼女が話す内容ですが、ちゃんとしたセンテンスもあれば、何を言っているのか分からないものもあります。私の「耳」の問題もありますが、感じとしては、子どもが初めて話し始めるとき、意味のあることもないことも話し始めるのに似ています。それでも、近くのショッピングセンターに子供の遊び場があって休日にそこに連れて行くと瞬く間に友達を作ってペチャクチャお話をしている(ように見える)ので、そこそこ意味のある言葉が出てきたのだと思います。

 私は日本に戻ってから、子どもに英語を習わせるかどうかと聞かれたら、今のところ、本人が行きたがるならば、という条件つきです。NHKラジオ『ビジネス英会話』の講師をされている杉田敏先生は、「興味とニーズがなければ決して英語はものならない」とおっしゃっていますが、私はそれがよく分かる気がします。友達との関係も大切だし、中学に入ったら勉強が大変になり、塾にも行くでしょうから、子どもが希望しないのに英語を習わせるのはかわいそうだと思います。しかし基本的な英語感覚は今の環境で身につくでしょうから、将来英語を使って勉強したり仕事をするために努力をすれば立派な英語を話せるようになるでしょう。そこから先は、「It is up to her」(彼女次第)です。

-TA

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