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なぜ、ここにいるのだろう

 ときどき、どうして自分がここにいるのだろうとか、私がこの役目をしていていいのだろうか、と考えることがある。確かに自分で選んだ仕事ではあるが、この地に来ることを自分で選んだわけではないし、今の役目も立候補してやっているわけではない。だからなぜここに、そして何のためにということを自分の中でしっかり納得するまで時間がかかっている。が、ここでしか学べない大切なことを学ぶために、そしてここにいる人の役に少しでも立つためにいるのだということが、有り難く感じられるように少しなってきた。

 と微妙な言い回しをしたのは、これまで自分の役回りをとても負担に思っていたからだ。色々なことをするにもとにかく時間が足りない。英語がネイティブな人々の前で話をするのだから、ちゃんと準備をして練習もしたいのだけど、これだけ日程が詰まっていると準備まではできても練習ができない。練習ができないとどうしても壇上でぎこちなくなる。今回のサービス(10/5)では伝えたい内容が画像でもあったので、パワーポイントを使ったが、これを使うと資料をおくスペースを色々と整えなければならず、原稿を持つ手の位置がずれたりして、こういう些細なことが講話に影響したりする。こうした微妙な感覚はなかなか説明が難しい。

 それでも私が講話をするときに人が集まってくださり、そして聞きにくいであろう英語であっても「wonderful message」とか毎回言ってくれる人がいると、何時間も苦労して準備した甲斐があったと、素直に思えるようになってきた。それまではそういう心の余裕が全くなかったのである。

 それにしても最近のスケジュールには圧倒されっぱなしで、移動も多いし、毎週のように大きな行事が来るので、準備の量も半端ではない。そしてこの状態が11月下旬まで続く。そういう立場に慣れている人には何と言うことはないのかもしれないが、私のようなこれまでわりあい生温い環境にいた人間には結構こたえる。不覚にも体がちょっと悲鳴をあげて、喉は痛いし咳もかなり出る。寝込むことができない状況なので早めにかかりつけの医者に行った。そうしたら、「そのスケジュールじゃぁねぇ。まぁ少しでもゆっくり休んでください」と言われた。この医者のことを私は名医だと思っている。たいしたことがない場合、症状を一通り言うと私の故郷のことを尋ねてきたり、先生が近況を教えてくれたり四方山話で終わる。それで出される薬はいつも一緒である。あぁたいしたことないんだ、と分かる。ところが一度食中毒になって行ったことがあって診察を受けたら、ものすごい真剣な表情で、点滴をしたり、色々な処置をしてくれた。

 というわけで私が遠くに出張するのが2週間続くので、家内と娘は今日から日本に一時帰国しています。家族が帰国している間は結構寂しい気持ちになったりするのですが、今回ばかりはそういう余裕がないかもしれません。まぁそのぐらい、仕事が沢山あることは、とても有り難いことであり、人々に明るい言葉、真理の言葉を伝えることは自分が一番浄められるし、勉強になるのだから、もっと感謝しなければいけない、と思います。が、いつになったら英語の講話に慣れることができるのだろうと、毎回講話の後に嘆息をつく日々です。

-TA

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

合掌、ありがとうございます。

脳性麻痺で、カルフォルニアに住んでいるいさむです。だいぶ前になってしまいましたが、私のブログへの書き込み、有難うございました。

お返事もせず、申し訳ございません。

先生も、サン・フランシスコ、ベイ・エリアに来られたのですね。また、お越し下さい。

再拝、いさむ

投稿: いさむ@Calif | 2008/10/08 12:08

いさむさん、

 はじめまして。当サイトにご訪問いただけるなんて、感激です。そうなんです、ベイエリアに伺ったのです。金門橋以外は観光できませんでしたけど、生長の家の皆さんと楽しいひとときを過ごすことができて、とっても幸せでした。

 私が近くに住んでいたら、いつでもお寿司をご一緒させていただくのですが……。残念です。もっとも相応しい方が現れますよう、お祈りしています。

 次回そちらに伺う機会があったらご連絡しますね。どうぞ、お元気でお過ごしください。

-TA
 

投稿: TA | 2008/10/08 12:22

じ~~ん、としながら読ませていただきました。

本当に大変なんだなあ・・・・でも、大変だけじゃあないんだなあ・・・・。

それに、こうやって、真摯に取り組む姿勢を見せていただくと、見ているこちらも、もっとできる、まだまだできるという気持ちになれます。

お体大切になさってくださいね。
喉の痛みに、「塩入りぬるま湯うがい」はいかがですか。それから我が子達はさらに、ネギ(ハワイではない?)を刻んで、大きめのハンカチで巻いてから、首にまいて寝ていますよ~。

投稿: うっち~まま | 2008/10/10 17:06

うっち~さん、

 コメント、有り難うございました。書くと大げさになってしまうのだけど、気持ちをシェアできるのはありがたいことだと思います。Newsweekの記事で、ブログはセラピーになる、というのがあったことをある先輩から教えていただきました。その記事によると精神科医も患者にブログを書くことを勧めているのだそうです。

 風邪の方は、自分の中にいる“名医”、本文に書いた名医がくれた薬とうがい薬でうがいしたおかげで、少々咳は出ますが、その他はほぼ良くなりました。

 私の感覚で言うと、日本語での講話は平地を歩いているのに対し、英語での講話は山道を歩いているように感じます。英語の講話がある程度上達したときの喜びは、山道をある程度歩いて眼下に街や海を見下ろしたときの美しい景色を見ることができるのに似ています。でも山を登っているときには一歩一歩力を込めて登っていくように、英語の講話の準備をするときは一言一言、意味、発音に気を配っているので、とても鍛えられます。しかし、色々な仕事が重なって、その中でいくつも準備をしなければならないような(今がそのただ中なのです)状況のときには、「助けてくれー!」と叫びたくなります。

 ちなみに今日は、アメリカ合衆国伝道本部の理事会等があって、ロサンゼルスに来ています。今日は7時から9時半頃まで教化部長の懇談会等がありました。

-TA

投稿: TA | 2008/10/11 14:08

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