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大統領と演説

 オバマ氏の圧勝で終了した大統領選挙から1週間が経ちました。この選挙でオバマ氏が大統領になることは間違いありませんが、同氏が正式に大統領に選ばれたわけではありません。正確には大統領選挙を行う「選挙人」が選ばれたことになります。が、その選挙人が誰に投票するかは一般投票の結果に従うことが義務づけられていますので、後は形式的な手続きを経て、来年1月20日、オバマ氏が大統領に就任します。こちらの新聞ではオバマ氏のことを「President-elect Obama」と表現されています。

 オバマ氏が正式に時期大統領に決まるのは、12月15日に各州で行われる選挙人による投票後なのですが、オバマ氏に万が一のことがあった場合、正式に時期大統領に決まる前と後では対応が違うのだそうです。6日付の『産経新聞』のオンライン版によると、「共和党と民主党のそれぞれの党規約の規定により、全国委員会の臨時会議などを開催し、新大統領候補と副大統領候補を決定する」のだそうです。そして12月15日以降に万が一のことがあった場合、副大統領候補、すなわちバイデン氏が大統領に就任することになるのだそうです。詳しくは下記からどうぞ。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000506-san-int

 先日の勝利演説をはじめ、オバマ氏の演説は多くの人々の心を揺り動かし、ケネディの再来とも評されています。アメリカ人は自己を表現する能力を小さい頃から磨いていますし、それが上手であることはを美徳とするため、演説が上手かどうかはリーダーの資質として、とても重要視されます。歴代の大統領の演説が演説のお手本とされるのも頷けます。それに比べると、日本の首相が、演説の得意、不得意で当選が左右されるなんてことは全くと言って良いほどありません。国際社会における日本の発言力が今一つ(二つか三つ?)な理由の一つは、政治家をはじめ各分野を代表する人たちの中で、気持ちを込めて英語でプレゼンテーションをできる人が極めて少ない、ということがあげられると思います。だって英語が母国語じゃないんだから所詮不利じゃないか――もちろんその通りですし、そう言ってしまえばそれまでですが、国際社会で最も影響力があり、最も使用されるのが英語である現状においてそれを嘆いていたのがこれまでの日本だったと思います。であれば、プレゼンテーションの練習をすれば良いと思うのです。少なくとも政治家になるような優秀な頭の持ち主であれば少なくとも英語を書いて読めるはずですから、ちゃんと英語のプロが翻訳してくれた原稿を、発音練習をして、感情が込められるまで練習すれば、他の国の人々にものすごいアピールになると、私は思います。

 ちなみに先日の国連での麻生総理大臣の演説中、ハプニングがありました。麻生総理が話している日本語が4分間にわたって英語に通訳されなかったのです。それを演説中に知らされた総理はとっさに英語で、「This machine must not be made in Japan」(この通りおっしゃったかは定かではありませんが)などとジョークを飛ばされ、会場の笑いを誘っていました。(みんなちゃんと受けていました)麻生総理なら全部英語で演説出来るのではないかと思います。総理、次回は挑戦されてはいかがでしょうか?

 さて、オバマ氏の就任演説に興味津々なのは私だけではないと思います。今からとても楽しみです。ちなみにこれまでの就任演説で最も短かったのはジョージワシントンの2期目でたったの2分、逆に最も長かったのは、第九代大統領のウィリアム・H・ハリソンが行った、1時間40分に及ぶ演説だそうです。しかし当時68歳の同大統領は厳寒の中でオーバーも着ずにそれだけ長時間にわたって演説をしたため、風邪をこじらせて肺炎となり、就任からわずか1か月で亡くなったそうです。演説が遺言のようになってしまうなんて、なんて気の毒な大統領……。詳しい記事は下記からどうぞ。

 http://www.jiji.com/jc/v?p=presidential-election08_0701

-TA

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