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ふと思うこと

 最近よく思うことは、人生においては毎日毎日、判断したり、決断したりすべきことがなんと沢山あるのだろう、ということです。そして、その判断の多くは、ふと思ったことによってされていることが多い、だから日頃からの思いや行いを正しい方向に向けることが大切である、と教えられているのは実に本当だと実感しています。気持ちがポジティブで、自分の中の“スイッチ”がオンになっている状態のときは、次々に判断していって、それが結構当たるし、前に進めるのですが、そうでないときにはその逆の現象が起こってしまいます。

 かつて私がふと、気がついたことで、とても貴重な体験をしたことがあります。それは私が大学生で愛知県に住んでいたとき、教化部の事務局長からあることを頼まれました。それは、谷口清超先生が三重県の講習会でご指導になった後、名古屋駅で新幹線に乗り換えられるのですが、乗り換え時間が少々あるため、先生がホームでお座りいただけるようにホームにある席を確保しておくことでした。

 どんな形であっても先生のお役に立てるのは望外の喜びでしたから、喜び勇んで出かけようとしたそのとき、どうしても先生の新刊書を持って行きたくなったのです。もう靴も履いて、玄関の鍵を閉めようとしたときでしたから、もう一度部屋に戻って新刊書がすぐ見つからなかったらどうしよう、などとも考えましたが、どうしても持って行きたかったので、部屋に戻って探したら、すぐに見つかって出かけました。

 ホームで先生と三重と愛知教区の幹部の方々が来られるまでの間、購入したばかりの『自己完成のために』を読んでいたら、先生と幹部の方々が来られました。無事に先生にお座りいただいて良かったと思ったそのとき、「先生にサインを頂きたい」という衝動に駆られたのです。幹部の方も沢山おられるし、どうしようかとも思いましたが、若気の至りというものでしょう、つかつかと先生の前に進み出て、「サインを頂けませんでしょうか?」と申し上げたのです。

 海外の信徒の方は副総裁先生がご巡錫になると遠慮無くサインを求めて、先生もそれに気さくに応じられるのが普通の光景なのですが、20年前の日本ではまだまだ目立った行為だと思います。

 先生は私の目をご覧になって、少し離れた所にいた秘書にカバンから万年筆を出すように言われ、「何て書くの?」とご下問になりました。私はお名前を書いていただけばそれで十分だと思っていたので、このようなご質問を頂くことは想定していなくて、一瞬たじろぎましたが、「『神は愛なり』とお願いします」と申し上げたら、「神は愛である 谷口清超」とお書きくださいました。

 サインを頂いて周りを見渡すと、皆、満面の笑顔で「良かったね~」という顔をしておられました。

 それから「神は愛である」という言葉を折に触れて考えるようになりました。日常の生活の中では、現象の悲惨な姿、残酷な光景がこれでもか、これでもかと画面や紙面を通して押し寄せてくるし(これもふと選ぶニュースにもよりますが)、「神は愛である」ということと、なぜ愛である神様がこのような悲惨な状態を放っておいたのか、という思いの狭間で悩んだ時期がありました。

-TA

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オバマ大統領の就任式

 昨日のオバマ大統領の就任式、現地時間では午前11時半頃からでしたが、ハワイ時間では朝6時半からでしたので、この時間はまだ娘が寝ているため、インターネットのライブ中継で、就任式を見ました。日本時間では午前1時半からですから、日本でライブでご覧になった方はあまりいないと思います。私もテレビで見るのはこれが初めてでした。

 さすがに緊張されたのか、少しスケジュールが遅れたからか、宣誓式では宣誓の言葉が出てこなかったり、宣誓を先導するロバーツ長官と言葉がかぶったり、やっぱり「演説の名手」でも緊張されているのかなぁと思ったりして見ていました。が、ところが、あれはロバーツ長官が語順を間違えたために宣誓が途中で止まったのであって、やはり「名手」は本番でも健在でした。(念のため、今夜、やり直したそうです)

 大統領の英語は、中学生にも分かる言葉で話されるそうですが、私にはまだまだ難しくて、理解できたのは6割か7割ぐらい。後から文章になったのを見て、なーるほど、と納得した部分も少なくありませんでした。私の頭の中には、そして恐らく世間の多くの方の中には、あの選挙戦に勝った日(11月4日)の勝利演説や、詩的で、勇気と希望をふるい起こす、拍手が鳴りやまない場面が何度もある演説を期待していた向きがあるかもしれませんが、実際のトーンはやや違ったものでした。内容は後から文章で読んでよく理解しましたが、その後、演説を聞き終えた後に教化部に向かう車中で聞いていたラジオで、コメンテーターの方が、演説は決して詩的ではなく、「somber」(厳粛)だった、高まり過ぎる期待を和らげる意味合いがあった、と話していて、なるほど、と思いました。

 興味深かったのは、「Our economy is badly weakened, a consequence of greed and irresponsibility on the part of some but also our collective failure to make hard choices and prepare the nation for a new age」(経済状況も悪く、その原因は一部の人々の貪欲さと無責任さにあるものの、我々はその対処法にも誤り、次世代への準備にも失敗している)の部分で、今の危機的な状況の原因を「greed」つまり、欲望を適切にコントロールできなかったこと、としている部分です。

 生長の家では、宗教的な観点から、地球温暖化や生命倫理など、多くの問題の元には、人々の欲望を野放しにしていることが原因であり、これを適切にコントロールしていくためには正しく神を信仰し、それを生活に生かしていくことが大切、と説いています。もちろん観点は違うでしょうし、同じとは言えないかも知れませんが、同大統領の洞察力が優れていることは間違いないと思います。

 ところで報道によると、このスピーチのドラフトを作ったチームの責任者は27歳の若者だそうで、この若者は2004年からオバマ氏のスピーチに携わり、同氏の著書を片時も離さず、そして数週間かけて歴代大統領のスピーチとその批評を読み、“スタバ”で就任演説を草案したのだとか。この国は確かに若い(We remain a young nation: オバマ氏)、と思いました。

 ちなみに今日のラジオを聞いてたら、オバマ氏はサウスポーですが、クリントン氏、シニア・ブッシュ氏も左利きだったのだとか。建国以来、200年の間で左利きの大統領は10%だったそうですが、最近35年の中ではその確率は「57%」にまで上がるそうです。そして、アナウンサーは次のように述べていました。「皆さんの近くにサウスポーの人がいたら、近い将来、大統領の候補になるかもしれません」。

-TA

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これから10年の目標

 今、ハワイは一番“寒い”季節で、今朝も何枚か重ね着をしないと寒いくらいでした。朝、犬の散歩に外に出ると、珍しく快晴の空で、ジャンバーコートが欲しいほどでした。

 昨日(1/16)は、台風が近づいてきたとのことで、オアフ島の学校はすべて休校。ここではちょっと強い風が吹くと、そこここで木が倒れてしまい、子ども達にとって危険、ということのようです。寒さを経験しない木はか弱いようです。プリスクールに行くことが何よりも楽しみの娘は、退屈で仕方なかったみたいで、いつもより全然言うことを聞かず、だいぶ寝るのが遅くなってしまいました……。

 ところで先日、同業者で先輩のM先生のブログを拝見したら、今年1年の決意が素晴らしい筆致でつづられていて、とても感動しました。私はどうもここ2年ほど、目の前のことに心を奪われていて、自分自身にとっての1年の目標とか長期にわたって見通すことをしてこなかった、というか出来ない状況にあったのですが、今回は時間をかけて長期の目標を考えてみたいという気になりました。

 というのも昨年の秋に40歳になり、この10年で何をしたいのか、何をする必要があるのかと考えてみる必要があると思うのです。振り返れば30歳になったとき、40歳までの10年間に英語ともう一つの語学をものにすること、1000冊の本を読むことを目標にしたのです。

 もちろんどちらも達成はできませんが、語学に関しては英語はある程度目標を達成できたと言ってもいいかもしれません。ほとんどが1人学習でしたが、英語が話せるようになりたいと勉強を始めたのが1999年の1月。ですから今年でちょうど10年になりました。1日平均3時間やったとすると1年で1024時間、10年で1万時間。登山に例えれば、そこそこ見晴らしの良い所まで登った感じでしょうか。しかし、やればやるほど奥は深いもので、これまで理解していたと思いこんでいた部分がいっぱいあって、結局は「なーんだ、全然聞き取れていないんだ」と愕然とすることが最近よくあります。これからも細く長ーく、英語とは付き合っていこうと思います。

 あと本については、1年で100冊読むと10年で1000冊になる、と書かれている本を読み、考えました。当時の自分としてはあまりにもボキャブラリーも知識も乏しく、生長の家の講師として恥ずかしい思いをすることが多く、少なくとも、このみ教えを伝えるのに最低限必要な知識を身につけようと決意したのだと思います。これに関してはほとんど挫折したと言ってよいので、仕切り直さなければなりません。

  ちなみに20歳から30歳まで夢中になっていたことと言えば、それは仕事においても、自分の時間においても生長の家の伝道活動だったと思います。ここで言う伝道とはやや狭い意味でして、広い意味で言えば、色々な勉強をしたり、英語をやったりするのもそれは伝道に役立つので、伝道と言えるでしょうから、何と言いましょうか、月刊誌を渡す、行事の企画や運営、推進をする、講師活動をするということがほとんどだったと思います。20代の前半は大学生、それから生長の家本部に奉職し、最初の5年間は青年会部(当時)に所属、20代後半に本部講師補の資格を頂き、その後結婚。それで、しっかりと根を足につけて伝道するためには、もっと視野を広げて、勉強しなければならないと感じ、30代の決意につながっていったのです。

 20代、30代を一言で表現するとすれば、20代は「伝道」、30代は「英語」、さて40代は何にしようか、しばらく考えてみようと思います。あまり焦らずに……。

-TA

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遅ればせながら

 新年が明けてから半月余り過ぎましたが、今年もよろしくお願いいたします。

 最近私が心がけていることは、資料の整理です。パソコンの中身も、書類もですが、こちらに来てから、目の前の仕事に慣れなくて、行事をこなしていくだけで精一杯だったものですから、山積みになっている書類がいっぱいあったり、パソコンの中に整理されずに入っているファイルが多く、ファイルを探す時間が日毎に長くなったり、まだそれ以外にも理由はありますが、時間を見つけては整理をするよう心がけています。

 まだまだ片付かない部分はあるのですが一応、部屋が整頓された状態になり、だいぶ気持ちがすっきりしました。そして、意外な所に欲しかった資料があったり、前任者の方がしたことの意味が理解できたり、苦労されてきたことを共感したり、小さな気づきがいくつかありました。

 私の趣味の一つは料理なんですけど、こちらに来て、ほとんどする機会を持てなかったのですが、最近、少し作ってみました。もともと腕がいいわけではなく、何とかの横好きなのですが、やっぱり2年間のブランクは大きく、自分としては納得した味は出せませんでしたが、久しぶりに作ったので家族は大喜びでした。一応、得意とするところは中華です。(中華しかクッキングブックを持ってこなかった)

 お見せする腕前ではないので写真はとっていませんが最近作ったのは、サーモンを使った餃子、黒ごま担々麺、天津飯、麻婆風丼……などでしょうか。一応、豆板醤と甜麺醤(中国のお味噌、テンメンジャンと読みます)や鶏ガラスープの素など、中華料理の調味料を揃えたので、週に1回ぐらい作ってみようと思っています。そのうち美味しそうに出来たら、写真も撮ってみます。

-TA

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今年1年ありがとうございました

 今年も間もなく終わろうとしています。今は大晦日の朝で、ケーブルテレビでは、日本の紅白歌合戦(英語名は NHK Red and White Year-end Song Festival だそうです)が2時間差ぐらいで放送されています。日本で迎えるようなお正月の雰囲気を味わえないのはとても寂しいのですが、それでもお節料理を買ったり、家でついたお餅を分けてもらったりしてそれなりに正月を迎える準備をしています。

 最近、有機の野菜も豊富に売っている日本食のスーパー「ニジヤ」がホノルルオープンしたことを知り、よく行きます。ローカルのスーパーでも日本食は手に入りますが、微妙に違っていたり、期待していたものと違うことがあるので、買ったことのあるもの以外はほとんど買いません。ところが「ニジヤ」の品物は米国本土のものであっても、ほぼ日本で食べていたときと同じ味なので、安心して買うことができます。

 こちらにきてつくづく思うことの一つは、「食」の大切さです。もちろん、バランスよく食べることが大切ですけど、色々な慣れない環境の中で過ごしていると、慣れ親しんだ食べ物に出会うとそれだけでも元気になります。もちろん、輸入ものは高いですが、お金には換えられません。それでもレストランなどでちょっとした日本食を食べるとかなりお高く付くので、多少高くても、このようなスーパーが出来たことはとても有り難いのです。

 私にとって今年の大きな出来事の一つは、アメリカ合衆国内の他教区とバンクーバーに出張で伺うことができたことでした。NY教区は「リーダーのための国際練成会」の後に行われた歓迎会の折、南加教区は伝道本部の理事会の折、北加教区は日本語の練成会のゲスト講師として、バンクーバーも研修会や見真会の派遣講師として、伺うことができ、現地の皆様とお会いして信仰の悦びを共有することができたのは大変、ありがたいことでした。またハワイにある4つの離島のうち、コナだけはスケジュールが合わなくて行けませんでしたが、後は2回あるいは1回伺い、地道に努力している皆さんとみ教えの素晴らしさをシェアできたことも有り難いことでした。

 また、私がこうして仕事が出来るのは、やはり家族あってのことです。決して楽ではない暮らしの中で、精一杯家庭を整え、そして少しでも現地の皆様のお役に立とうとしている妻に、心から感謝しています。

 今の私たちの生活は、色々と乗り越えなければならないことがありますが、教化総長から頂いた「毎日が無事に終われることにまず感謝しましょう。後は神様が導いてくださいますから」のご指導を毎日思い出しながら、過ごしていきたいと思います。

 過ぎゆく2008年に感謝しつつ、2009年が皆様にとりまして、一層素晴らしい年でありますように。

-TA

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