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表現することの喜び

 現代の社会では電子メールでのやりとりは携帯も含めれば日常茶飯事ですし、インターネットを使わない生活は考えられません。私が就職をしたのは1992年(平成4年)で、ちょうど職場で電子メールの使用が始まったときでした。そして、出張に出ていた上司や同僚からその日のうちに行事などの様子が書かれた報告が寄せられたことにワクワクし、皆が競い合うようにして出張の情報をはじめ色々な有益な情報の交換をしたこと、そして、使い始めて1年後ぐらいにブラジルの人と英語でやりとりをして、地球の裏側にいる人と、外国語で瞬時にコミニュケーションができたことにものすごく興奮したことが懐かしく思い出されます。

 今ここで電子メールでやりとりする人のおそらく9割は日本語を解さない人ですので、色々な場所に住んでいる方と英語でコミュニケーションしても全然エキサイトしなくなってしまいましたが、考えてみればとても有り難いことだと思います。

 と書いたところでイギリス人の信徒仲間が、ステキなニュースを送ってくれました。それは、イギリスのニューキャッスル大学の研究者が行った、516の農家が参加した実験で、乳牛1頭1頭に名前を付けて名前で呼んであげたところ、名前を付けて呼ばなかった場合に比べ1年間で平均54%も牛乳の生産量が増えたというのです。記事のタイトルは「Cows find milky way to happiness」。興味のある方はどうぞ。

 こうした有益な情報をお互いにやりとりして分かち合うことのできる現代はまさに、「表現の時代」と言っても良いと思います。ちなみにインターネット検索の世界最大手、グーグルの発表によると世界の検索件数(だったか人口だったか)は10億だそうですが、その中で最も検索される文字は何だと思われますか? 1位と2位はいずれも3文字で、1位が「SEX」、2位が「GOD」なのだとか。宗教がインターネットをもっともっと利用する価値はありそうです。

 ところで最近、話している内容はともかく、英語がスラスラと口をついて出てくるようになった娘は、その時の気分にもよりますが、レストランやその他のお店の店員さんに積極的に話しかけるようになりました。とにかく話したくて仕方がないようです。時には、「この子は日本語も話せるんですか?」なんて聞かれることもあります。それで、「もーちろん、だって彼女の第一言語は日本語ですから」と答えると、「すっごーい、ねぇこの子日本語も話せるんだって」と周りにいた人に伝わり、「Oh, great!」の合唱になることもあります。確かに2つの言語をペラペラ話している4歳児を見れば、誰でもそう思うかもしれません。しかしそうは言いましても、聞いているとちゃんと意味の通る言葉もあれば、何とか分かる言葉もあり、全然何を言っているのか分からない場合もあります。が、それは日本語で話しているときも同じで、この年齢(4歳)では「てにおは」はかなり怪しいものだと思います。

 先日もプリスクールで、私が知らない大人の女性に、「イザベラちゃん(仲良しの友達)今日来てますか?」(ここからの会話、すべて英語です)と話しかけていて、「今日は来てるよ。もう運動場に行っているから行ってみて」。それから二言、三言話した後その女性は隣にいたご主人に、「この子はマナミって言って、イザベラのベストフレンドなのよ。とっても仲良しでご飯を食べるときも、お昼寝もいつも一緒でね……」云々と話しているのを聞いて、そうなんだ、ベストフレンドだと思ってくれているのか、と知ったことでした。

 子どもが色々な面で成長するのを見ることはとても嬉しいことですが、自分が全然知らないところでこんなに英語が上達しているところを見ると、少し寂しいような気もします。

-TA

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