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WBC

 昨日(22日)は、こちらに来ておそらく始めて、テレビでスポーツ中継をライブで見ました。ハワイにはメジャーリーグの球団がないので、西海岸や東海岸で行われているナイトゲームの試合は生では見られないですし、サッカーの試合もないし……そもそもテレビを見ることもほとんどないので、スリルを味わいながらテレビを見るのはとっても久しぶりです。

 今回は日本とアメリカがWBCの準決勝で対決する絶好の機会であり、22日の午後は有り難いことに時間が空いたため、めでたくスリルを味わえたわけです。と言いましても、日本の放送ではなく、アメリカの放送です。日本の試合をアメリカ側から見るのは何か不思議な気がしました。

 試合そのものはアメリカが先行したものの、先発の松坂が調子がそれほどよくないなりにも踏ん張ってゲームを作り、日本の打線が相手のミスをつき、細かく繋ぐ“お家芸”で勝利を収めました。が、アメリカが本気でこの大会のタイトルをねらっているようには思えません。一流の選手達は出ていますが、チームとしての結束がなく、肝心なところでエラーが出るなど、緊張感を欠いているように思いました。

 前回のWBCで問題となった審判の質については、今回は経験豊かな、大リークの審判が担当したとのことで、微妙な判定はなく、公正で的確なジャッジは見ていてとても安心しました。アメリカと日本のゲームをアメリカ人が審判をするのは不公正な感じがしないではありませんが、それでは韓国や中国、イタリア等の人たちが審判をしたらどうなるか……と思うと、やはりオールスターやワールドシリーズを経験しているメジャーの審判の方が、現時点では信頼を置けると思いました。

 そもそもアメリカではあまりこの企画盛り上がっていません。選手も辞退者が続出していますし、監督も、昨年の優勝監督や、長年ヤンキースで指揮を振り、今年からドジャースを率いているトーリ監督など実力者が候補に挙がってこなかったと思います。

『The New York Times』の記事を2本読みましたけど、「日本はチームとして習熟していた」「アメリカは取り組みが遅い」「日本や韓国は野球の基本に忠実だ。アメリカは筋肉増強剤の使用に象徴されるように『力』に頼った野球に偏っている」「メジャーリーグは世界最高のリーグだが、それはもはやアジアや中南米からの一流選手が来ているからではないか」「昨日の負けは準決勝という一試合に負けたのか、それとも野球というゲームそのものに負けたのだろうか」などの意見が書かれていました。

 また、色々な事情でこうなったのでしょうが、日本が行った10回ゲームのうち5回が韓国戦とは、ちょっと興ざめです。が、韓国の底力はたいしたものです。韓国でプロ野球が始まったのは1982年だそうですから、歴史は至って浅いのです。当時は、日本で活躍できなくなった選手が韓国に行って十分プレーが出来ましたから、それを考えると、素晴らしい躍進力。きっと、韓国では「デーハミングック」の大合唱が行われていることでしょう。

-TA

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スポーツ」カテゴリの記事

コメント

日本列島が喜んでます。この勝利の明るいパワーが日本中を包んでいるようです。一体感を感じます。なんだかとってもうれしいです。lovely

投稿: GEN | 2009/03/25 12:25

Gen-san,

 決勝はこちらでは月曜日の午後に行われていたのですが、やっぱり気になって、ヤフーの1球毎の速報をちょこちょこ確認していました。それで9回裏、ダルビッシュが2人を歩かせたところで、タイムアウト。幹事会が始まる時間(午後7時)となってしまい、あとは家に帰ってコンピュータを開けてみると……優勝していたではありませんか。オンラインの記事や、早速 Yutubeに載っている動画を見たりして、ハイライトシーンや優勝した瞬間やインタビューなどを深夜まで見入ってしまいました。

 本当にどんなことでも同じ目標に向かって、ひとつになってやることがどんなに素晴らしいかを見せてくれたと思います。連覇ほど難しいことはないと思いますから……。

-TA

投稿: TA | 2009/03/25 13:50

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