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谷口輝子先生に感謝を捧げて

 生長の家創始者・谷口雅春先生の奥様で、初代白鳩会総裁の谷口輝子先生が亡くなられて今年で21年経ちます。ご命日は24日ですが、メモリアルサービスに凝られる方の便宜をはかってご命日の直前の日曜日に式典をすることが多いです。

 このような式典のときには私は立場上、その式典の意味合いを含んだ講話をすることになるのですが、これはとても有り難い機会で、谷口輝子先生のご聖徳を自分自身が学ぶ良い機会になります。

 先生のご著書も過去には拝読したものでも改めて、ハワイ教区の皆さんに何を伝えたいかと思って拝読しているとあっという間に時間が経ちます。また、生長の家総裁、谷口雅宣先生がご自身が式典で挨拶された内容の多くを、ブログに掲載してくださっているので、先生のブログを拝見して、参考にさせていただいています。

 今回は谷口雅宣先生が2年前の総本山での21年祭で、谷口輝子先生の愛は単なる優しい愛ではなく、間違ったことには毅然として「ノー」とおっしゃったことが書かれていたこと、そして『Truth of Life』4月号に、谷口輝子先生の「いのちを拝んで」の中から、愛にはときとして厳しい側面があるという内容のご文章がありましたので、そういう主旨のお話をすることにしました。

 そして『生長の家五十年史』の谷口輝子先生のご文章を拝読していたらありました、ありました、その主旨に則ったエピソードが。谷口雅春先生、輝子先生が上京されて間もなくの頃、ご自宅開かれていた誌友会に参加したKという30歳ぐらいの青年が、生長の家本部の建物の中にある物を盗み、Kが犯罪を重ねていたことから4年と何ヶ月かの実刑判決を受けたというのです。そしてKが出所してきてから、輝子先生に脅迫状を送りつけ、お前達の部下が通報したために俺は刑務所に入って苦しまなければならなかった、部下のした行為は上司の責任だ、だから賠償金として1万5千円を払え、と請求してきて、その金を用意しなければ家族全員殴り殺す、という内容だったそうです。

 谷口輝子先生は恐ろしく思われましたが、しかし、「私たちは間違ったことは何一つしていない」と、どんなことが起こっても決して要求されたお金を支払わないと覚悟を決められますが、その脅迫状が来てから数日した後、先生が夜の戸締まりをしているとKが太い棒を持って、大きな音を立てて縁側に登ってきた。そのとき先生は、Kの胸ぐらを掴んで縁側に突き落として、「こんな所から、泥靴のまま這入るものではありません」とおっしゃったのです。まさに理不尽なことに「ノー」をおっしゃったのですが、その後先生にはKの母親になったような愛情が湧いてこられて、お国のお母さんが知られたらさぞ悲しむでしょうね、とおっしゃったというのです。

 その後Kは通報で駆けつけた警察官に連行されますが、次の日に調書を作成するために出頭して欲しいと請われて、先生が原宿署に行かれると、主任刑事から「Kがあなたが頭を撫でてくれたと言っていますよ。貴女は偉い人ですね」と言われた。ところが先生は胸ぐらを掴んで庭に突き落としただけなのですが、先生の母親のような愛念がKにそのように錯覚せしめたのだと思ったことでした。

 谷口輝子先生が極めて優れた女性指導者であられたことは存じていますが、このように話す機会が与えられると、それを具体的に学ぶことができるのはとても有り難いことだと思います。

 谷口輝子先生が指導された女性の生き方は、ご著書や「生長の家白鳩会」の行事への参加を通して学ぶことができますが、最近では当教区でも母親教室に沢山の若い母親が参加してくださって、み教えを学ぶことができていることをとても有り難く思います。とりわけ、今の女性たちに向けた、白鳩会総裁、谷口純子先生のご文章は大変好評で、輪読しながら真理を学んでいます。

 今月は17日(金)に行われましたが全く生長の家に初めてという方4人を含め11人の大人と11人の子供が参加し、私を含めると合計23人が参加した、大変賑やかな母親教室となりました。妻を除いては皆、生長の家に触れて1年未満のフレッシュな顔ぶれで、今回は妻がこちらに来てから最初に友人になった女性が2人の子供を連れて参加してくれました。彼女は、クリスチャンで洗礼も受けていて毎週教会に通っている方ですが、「生長の家の教えは分かりやすくて良いね。また参加したい」と言ってくれたそうでとても喜んでいました。いつもお友達に幅広く声を掛けてくださっている美保さん、そしてこれまで参加された方で、色々と声をかけてくださった皆様、勇気をもって初めて参加してくださった皆様、ありがとうございました。

-TA

Jsf06

         参加された皆さんと

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生長の家のこと」カテゴリの記事

コメント

TAさん、感動的なお話をありがとうございます。

ぼくは輝子先生のご著書を大学生の失恋した時によく読みました。

そして、愛ということについてとても考えさせられたことを覚えています。

来年はぼくもそういうことを話すことになるのだろうなあと思いながら読んでいました。

投稿: michihiro | 2009/04/22 10:23

Michihiro-san,

 Thank you for your comment.

 こちらで特に強調していることは、谷口雅春先生が説かれた教えをそのまま今の時代に実践しているのが、現総裁であり、国際本部であることなのですが、それを何度も話しているうちに、自分の中で、「本当にそうだ!」という自信が湧いてきました。今、それを疑う人がいても、絶対の自信を持って話すことができるのは、そういう機会を与えていただいたからだと、感謝しています。

-TA

投稿: TA | 2009/04/22 11:16

いやああとっても感動です。最近やわやわとか、まあまあとか、だいたい、ゆるゆるとかが風潮で、輝子先生のようにびしっとした峻厳なる愛は逆にじーんときます。先日の勉強会ではmichihiro様からご指導いただき、そしてTA様からもいつもブログで学ばせて頂き、たいへんうれしく思っております。すばらしい先輩方に心から感謝ですheart04

投稿: GEN | 2009/04/22 12:42

Gen-san,

Thank you for your comment.
Please find her article in the "Seicho-No-Ie 50th History Book." You will get much more information which probably takes you aback.

-TA

投稿: TA | 2009/04/22 15:38

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