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説明するということ

 最近の色々なニュースを見ていると、日米のリーダーの資質について、あまりに対照的なのでついつい比べたい衝動に駆られてしまいます。なぜ、大臣をなぜ(事実上)解任したのか、なぜ温暖化対策の目標値をその目標値に設定したのか、なぜ秘書が不正な献金をしたのか、との説明があいまいである日本のリーダーに比べて、なぜGMを救済するのか、なぜ景気対策に莫大な予算を使うのか、なぜグアンタナモの基地を閉鎖するのか等々、明確に国民にメッセージを伝えるアメリカの(現在の)リーダー……。

 個人による資質はもちろんですが、欧米の人々が説明が上手な理由の一つとして、小さい頃から訓練されている面が非常に大きいと思います。最近、家での会話でもジャンジャン英語を話すようになってきた娘の言葉の使い方を見ていて、そう思うのです。例えば、こういう最近、こういう会話がありました:

 娘:Dad, look! I'm drawing a picture.
 私:Sounds good! But, why?
 娘:Because I love drawing.

 恐らく学校の先生が「because」という言葉をよく使うのでしょうし、友達も普通に使うのだと思いますが、この「because」の後にはなぜ、そうするのか説明する言葉が来ます。4歳の娘の説明は説明になっていないことも少なくないのですが、しかし自分がしていることについて相手に明確に理由を説明する習慣がこのときから付いていることに驚かされます。日本のこの年齢の子供に、「because」という発想はあまり出てこないのではないかと思うのです。

 私もこちらに来て、なぜそうするのか、という説明をすることにとても慣れました(馴らされました)。最初は日本語でも考えたことがなかったことを英語で説明することに戸惑いましたが、どんなことにでも理由を説明する習慣を付けると、自分の発言しようとすること、これからやろうとすることが、これまでしてきたことと一貫していることかどうかを自分でも確認ができるので、それは自分にとっても良いことなのだと思っています。

 生長の家創始者、谷口雅春先生は『子供の教育には「道理」をもって子供の心のうちの神(道理)に相対するようにせよ』(『生命の實相』頭注版第14巻、173頁)と教えてくださっていますので、子供が赤ちゃんのときから(お腹の中から)、何をするにもなるべく理由を説明するようにしてきました。子供の教育は、親自身の教育であることを毎日学んでいます。

-TA

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