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日本に帰国しました

 ハワイでの最後の2週間は目が回るほどの忙しさでした。それぞれの立場の方が送迎会をしてくださったり(1週間に4回も!)、数は少ないですが航空便で送る荷物の整理と最後のお掃除、お土産で買い忘れたものを買い足し、ケーブルテレビ、インターネット、電話等の解約、ハワイ教区のリーダーたちへのお礼状、その他目に見えないことが沢山あって、本当に帰国できるのだろうかと思うほどでしたが、ハワイ生活最後の日(5月20日)は何とか6時にはすべてお終えることができました。

 その日はアラモアナホテルに宿泊したのですが、まず大きなスーツケース2つと、炊飯器、パソコン、外付けハードディスクなど、すべての荷物をホテルに置き、車で教化部に向かい、家の鍵や車のキーを返却して、ホテルまで歩いて戻りました。何人もの方が車で送っていきましょうか、と言ってくださったのですが、何となくブラブラ歩きたかったですし、よく買い物ををした近隣のスーパーにも寄りたかったので(何も買いませんでしたが)、丁重にお断りしました。

 翌日(21日)の飛行機は朝9時40分の便でしたので、朝7時過ぎにはホテルを出発する必要があります。早朝神想観を終え、急いでアラモアナビーチへ向かい、海を一目見て、すぐに戻りました。前日には家族でよく行ったクアロアビーチにも行きました。やっぱりビーチの美しさは格別ですから最後に見ておきたかったのです。そして急いで身支度をしてチェックアウトをし、タクシーで空港へ。この空港へは自身も離島に行ったり、LAへの出張などでよく利用しましたが、家族やゲストの送迎でもよく通ったので、色々な場面を思い出しました。

 JALの飛行機は3年前に乗って以来なので久しぶりです。この3年間はほとんどがハワイアン航空とデルタ航空でしたから。ちなみにこの2つの航空会社は今秋から羽田空港に乗り入れ、ホノルル―羽田が運航されるようです。この3年間、どちらかと言うと大変な事が多かったですが、それだけ色々な面で成長させてもらう大切な機会が与えられたと思うと、心の底から有り難い思いと涙が出てきました。

 飛行機はほぼ時間通り午後1時に成田空港に到着。税関も時間がかからず、短時間でゲートに出ることができ、出迎えに来てくれた妻と娘と無事に再会できました。1か月半会わないでいると子どもはだいぶ変わっている気がします。妻によると、4月はじめから日本の幼稚園に通っている娘は、お友達との意思疎通も楽にできるしご飯も美味しいし、情緒がとても安定しているのだそうです。そう言えば娘が電話で言っていました。「パパ、日本はご飯が美味しいんだよ」と。娘の好物は漬け魚や卵かけご飯など純和食なので無理もありません。

 帰る道すがら感じたのは、道が狭い、ということです。日本にいるときには感じなかったのですが、ものすごい狭い道路を車が行き交い、そこに人も自転車も通っていてよくぶつからないな、と思いました。また3年ぶりのわが家もとても狭く感じました。家の周りを散歩すると、実に狭い空間に効率的に家が建っていることを感じました。家内も日本に帰ってきたときにいつもそう思ったそうですが、1週間もすれば慣れてきてそう思わなくなったそうです。

 昨日(24日)は3年ぶりに本部に出勤し、辞令の交付と挨拶をすませ、新しく配属された講師課で説明を受けたり、その他の手続きを行いました。3年ぶりの原宿は色々な建物が入れ替わっていて、変化の激しさを感じました。ハワイとは時間の流れが違います。ハワイもワイキキなど、一部の地域では変化が激しいですが、私が住んでいたカネオヘなどは時間がゆったり流れていたので慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。また、電車通勤も久しぶりで、帰ってきたら腰が痛くなってしまいました……。こちらも慣れるしかないようです。

 少しの間、帰任の休暇を頂いているのでその間に気持ちを切り替え、新しい仕事にしっかりと取り組めるようにしたいと思います。

 阿部 哲也

 写真は上から、ある日の夕食(1人暮らしの間、ほとんど毎日作っていました。ちなみに餃子の中身はナスとおろしショウガです。結構いけます)、カネオヘの風景(車窓から撮ったもの)、ハワイの幹部から頂いたお土産(ハワイ島でしか取れない木で作ったものです)、出発食前の実相センターのコテージ、ホテルの部屋からの眺め(手前のビルが。。。)、雲の上の青空、機内で出たスナック、です。

Home_made_dinner_2
Road_in_kaneohe_3
Road_in_kaneohe_2_2
Memento_from_hawaii_leaders_2 Jisso_center_cottage_3
View_from_a_hotel_room_2
Blue_sky_above_the_cloud_3
Flight_snack_3

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引っ越しをして思うこと

 次第に帰国の日が近づいてきました。家内と娘が帰国してから私自身が帰国するまで7週間があったのですが、あと10日余りになりました。最初の1、2週間は長かったのですが、次第に日にちの経つテンポが速くなってきた気がします。

 4月29日には引っ越しを済ませました。私自身がここにいる期間に必要なものは少ないですし、引っ越し会社の計算では、そうすると私がちょうど日本に着いた翌々日に船が到着するとのことですので、ちょうど良い具合に荷物も到着することになります。私は今回初めて知ったのですが、引っ越しの荷物は「人」が移動する際に「別送品」として送られるのだそうで、「別送品」が税関を通過するためには「人」がまず、通過しないといけない、ということでした。当初、航空便の荷物も4月下旬に出す予定でしたが、私が通過する前には税関を通過できないとすると、4月下旬に出す意味がありません。というのは航空便はすぐに着く代わりに、船便と比べると値段がものすごく高いため、どうしても必要な品目に限って急ぐ物だけを送るのですが、私が日本に着くまで税関を通ることができなければ高い費用を払って航空便で出す意味がないのです。それで、私がこちらでまだどうしても必要な本やその他のものを、こちらに出発する直前に航空便で送ることにしました。色々と勉強になりました。

 それで面白いのは、入国が禁止されているものや、決まりが厳しいものが国によって違います。日本に入国させるのに面倒なのは、ビデオ、DVDです。主にポルノ関係の取り締まりが厳しいらしく、すべてのビデオ、DVDの名前を記入して提出しなければなりません。こちらで沢山ビデオやDVDを買ったり、頂いたりしたので、記入が大変でした。

 引っ越しが終わってしまってガランとした部屋を見ながら色々なことを考えました。これらの荷物が3年前に日本から到着したときのこと(こんなに離れた場所なのに、これまで使っていた物が来て感動したものです)、そしてまた海に揺られながら、日本に帰っていくのだな、などと。。。

 引っ越し屋さんが言っていました。「今日はほとんどパックしていただいていたので短い時間(半日)で終わりましたけど中には3日ぐらいかかる場合もあります。また引っ越しは皆さんとても忙しい中でされるので、まだこれから荷物を詰める場合も少なくないのですよ。中には、奥様が見ている前でブラジャーその他の下着を段ボールに入れることもあります(苦笑)。ご家庭で使っている中身を隅々まで拝見するのは引っ越し屋と泥棒ぐらいなものです」。ある荷物がものすごく重くて何が入っているのかと思ったら「漬け物石」だったり、よくこんなに荷物があるもんだとあきれてしまうほど「物」が多い家庭もあるそうです。なるほど、様々な人間模様があると思いますが、物は人々の生活や心を如実に現している、と思います。

 さて、今日は教化部で最後のサンデーサービスでした。次の週は離島に伺うので教化部では最後です。ここで色々起きたことを体験談調に話し、人生の一つのレッスンとして色々なことを学び、また教えられたことに心から感謝しました。

 また土曜日には地元紙『Starbulletin』に、永遠の生命について書きました。今回で私が書くのは最後です。

 阿部 哲也

Starbulletin_may_8_2010


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