« 大切なもの | トップページ | 「考えよ!」 »

キンドルを使ってみました

 先日修理に出していた辞書が戻ってきました。これまで本体と液晶画面の部分がぐらぐらしていて持ち運びするのにものすごく気を使わなければなりませんでしたが、充電池の交換や連結部分の交換などはすべて無料でしてくださり、まるで新品のようにピッカピカになって戻ってきた辞書を見て、わが子を迎えるような嬉しさを覚えました。日本のこういったサービスはとても行き届いていて素晴らしいと思います。

 日本に戻ってきて早、2週間余りが経ちました。本当にあっという間でした。最初の頃は1時間40分ほどの通勤時間がとても長く感じられ、一日が終わるととても疲れましたけど、この通勤時間はとても貴重です。なぜなら、本を読むことができるからです。ハワイにいて不便を感じたことの一つは、日本語の本屋さんがないことと本を読む時間がなかなか取れないことでした。先日、神田の三省堂に行って、いろいろな本を物色し、どうしても読みたい本だけに絞ったのですが気がついたら7冊も8冊もカゴに入れていました。

 私の場合、英語の雑誌や新聞やニュースで得た情報を自分の中で整理をして理解するためには、日本語で書かれたものを読んで全体の流れ(たとえば電子出版とか大まかな動きを、ということです)をつかんでおく必要があります。電子出版については、文書伝道を基本にしてきた「生長の家」の伝道活動に深くかかわってくるので、今、勉強中です。

 私自身はAmazon.comの電子ブックリーダー・ディバイス、キンドルを昨年10月に購入したものの、まだ使っていませんでした。それは、まだ何冊か英語の本を読んでいる最中でそのうちの1冊が終わったらキンドルを使おうと思っていたからですが、先日、小説を読み終えたので、早速使うことにしました。

 キンドルから直接注文もできますが、まずは使い慣れているパソコンでAmacon.comのサイトに行き、目当ての小説家の本があるかどうか調べたところ、何冊もあったので割合新しい本を注文しました。その後キンドルの電源を入れてみるともう、その本が届いていました。Amazon.comでキンドルを注文したので私のアカウントは既にキンドルの中で登録されている状態で届いていたそうです。

 キンドルの使い勝手については生長の家総裁、谷口雅宣先生がご自身のブログで紹介されていたのと、日本語で説明しているサイトがあるので、そこに書かれているのを読んで実際に使ってみました。感想としては、だいたい紹介されている皆さんのおっしゃっている通り、軽い(通勤電車で立っていても手が疲れないで読めます)、文字が見やすい(文字の大きさは6段階で調整できる)、目があまり疲れない、分からない単語にカーソルを合わせると辞書で意味を調べられる、などがあげられ、1,500冊を入れることができること、ペーパーの本を読むという感覚にとても近い感じで読むことができること、キンドル用にすでに40万冊が用意されていること、とても安価に購入できること(私が購入した本はキンドルストアで11.99ドルですが、ハードカバーを定価で買うと28ドル、Amazon.comで買うと18.48ドルです。今のところ利益が出ないか、赤字になる設定にされているとのことです)も魅力です。

 最近日本でもiPadが上陸し話題をさらっていますが、iPadでも本が読めるので、キンドルとiPadはどっちが本を読むのに適しているかなどと言われることがありますが、それについては面白い記事がありました。書き手は、ニューヨーク在住の日本人の方で、Lingual Literary Agencyと書いてあるので、言語に関わるお仕事をされているようです。

 http://www.dotbook.jp/magazine-k/2010/04/07/ipad_and_kindle/

 要するにキンドルは本を読む専用のディバイスで、iPadは本「も」読めるがそのための装置ではないので両者は全く別物、ということです。私もまだハワイにいたときにiPadが沢山陳列してあるお店に行ってちょっと操作してみましたけど、ちょっと重いですし、本を読むにはあまり適していないかもしれません。

 今のところ電子書籍の分野ではアマゾンとアップルが注目を浴びていますが、世界最大のネット企業であるグーグルはこれらの企業と違った角度から参入し始めているようですので、今後の動向に目が離せません。

 阿部 哲也

|

« 大切なもの | トップページ | 「考えよ!」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

I found this blog. This post VERY interesting.

投稿: GakGyncmumn | 2010/09/25 19:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 大切なもの | トップページ | 「考えよ!」 »