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「エコ」なエレベータの使い方

 私の職場である生長の家本部、教化・講師部講師課では、毎月月末に行われる課内会議において、職員の環境に対する意識向上のための勉強会を開催しています。担当講師は9人の課員が1人ずつ順番で担当することになっていて、今月は課長補佐の本間勝さんが担当しました

 今回、本間さんが紹介されたのは、北見工業大学の学生が研究した、効率的なエレベータの乗り方についてでした。私がとても興味を引かれたのは、一度に乗る人数の違い、あるいは一度に移動する階数の違いによる、エレベータの電力消費量(およびCO2排出量)の変化です。同大学の環境保全学生委員会のウェブサイト(http://kiteco.web.fc2.com/index.files/Page1482.html)には、エレベータの仕組みの図とともに、下記のデータが乗っていました。

                平均消費電力 平均CO2排出量
                   (kw)        (g)
 1. 満員(750kg)1F→7F   149.8        21.6
 2. 満員(同)  7F→1F    12.4          1.8
 3. 4割(300kg) 1F→7F    20.8          3.0
 4. 4割(同)   7F→1F    45.8          6.6
 5. 空  (0 kg) 1F→7F    11.5          1.7
 6. 空  (同)   7F→1F   133.1         19.1

 この表で驚いたのは、1.の満員時、1階から7階に昇るときの電力消費量と、6.の空の状態で、7階から1階に降りる際の電力消費量がほぼ同じ、ということです。最初これは何かの間違いだと思いましたが、前述のウェブサイトにはエレベータの構造の図が載っているのですが、どうやら軽いものを下ろす際には、おもりをあげる動力が大きいため、電力が必要なようです。分かったような分からぬような。。。

 あと面白いと思ったのは、1階から7階に上がる際、4割を乗せているとき(3)の電気使用量が、満員のとき(1)と比べると7分の1ですむということです。

 ということで結論は、上りは少人数で利用する、上の階から「空のエレベータ」を呼ぶことを控える、ということがエレベータの「エコ」な利用法のようです。

 今の生活ですぐにできることは、5階から下におりるときには(事務所が5階ですので)人が多くないときを除いてはエレベータを使わない、ということです。こういうことは知っていれば、少なくとも意識をするので、有り難いデータだと思います。

 阿部 哲也

 

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お盆(2)

 昨日まで生長の家宇治別格本山で盂蘭盆大祭が行われており、私は実行委員の一人として前日の準備も含め、17日から19日まで行われたお祭りに参加しました。この大祭は今年で55回目となるそうです。

 ハワイにいましたとき、仏教のお寺などで、「Bon Dance」という文字を見かけることがよくありましたし、広報誌などでも「Bon Dance」が行われます、ということが書かれていました。ですから、日系の人でなくても、「Bon」という言葉を知っている人は多いのではないかと思います。

 さて、「お盆」という言葉の語源は、「盂蘭盆」と呼ばれる仏教の習慣から来ているそうですが、フリー百科事典『ウィキペエディア』によると、盂蘭盆の行事は、「本来インドのものではなく、仏教が中国に伝播する間に起こってきたものであろう」と書かれています。「盂蘭盆会」のよりどころとしている『盂蘭盆経 』には、次のようなお話が出ているそうです(出典:『同』):

~~~~~~~~~~(ここから引用)~~~~~~~~~~~
 安居(注、僧侶が一定期間、一定の場所で修行をすること)の最中、神通第一の目連尊者が亡くなった母親の姿を探すと、餓鬼道に堕ちているのを見つけた。喉を枯らし飢えていたので、水や食べ物を差し出したが、ことごとく口に入る直前に炎となって、母親の口には入らなかった。
 哀れに思って、釈尊に実情を話して方法を問うと、「安居の最後の日にすべての比丘に食べ物を施せば、母親にもその施しの一端が口に入るだろう」と答えた。その通りに実行して、比丘のすべてに布施を行い、比丘たちは飲んだり食べたり踊ったり大喜びをした。すると、その喜びが餓鬼道に堕ちている者たちにも伝わり、母親の口にも入った。
~~~~~~~~~~(引用ここまで)~~~~~~~~~~~

 ところが、この習慣が日本に入ってくると、お先祖の霊があの世から戻ってきて、天に戻っていくという、日本の古来からの信仰が結びついて、「お盆」と呼ばれる独自の行事が日本に定着しました。中国や韓国でも「盆」はありますが、やや違った行事として定着しているようです。(「お盆」と言えば帰省ラッシュが連想されるのも日本独自だと思います)

 生長の家では、宗教というものは、それが発祥した土地から地理的に離れて伝わっていくと、その精神は保持されながらも、形式とかスタイルはその土地に合うものに変わっていく、ということを説いています。それは逆に言うと、その土地にあったものに変わっていかない宗教は廃れてしまう、ということでもあります。

「お盆」ひとつとっても、奥が深いです。

 阿部 哲也


 

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お盆

 お盆の季節となり、今朝の通勤電車は休日なみの乗客の少なさでした。私の職場である生長の家本部は、夏休みは入れ替わりで取ることになっていて、私はお盆でも出勤していますので、乗客の少ない通勤電車は大歓迎です。

 しかし今年は、高速道路の土日祝日無料化の影響で帰省ラッシュの渋滞が例年よりひどいようです。家族で出かけるときには便利な措置ですが、地球温暖化の現代においては時代に逆行する措置だと言わなければならないと思います。

 ところでこの3年は、「今、日本はお盆休みだね」と話す程度の認識しかなかったので、お盆という言葉の響きも何か、心地よく感じます。そして、暑い中で聞こえてくるセミの鳴き声もこれまでは、「暑苦しいな」という感じだったのが、「これが聞こえるから夏らしく感じる」というものに変わりました。つまり、これまで当り前に感じていた季節の風物詩がとても新鮮に感じるのです。

 家内と私はこうした感じですが、最近、娘は全然違う状況にいることに気づくようになりました。というのは、3歳で海を渡った娘には、日本人が感じる季節感がないのです。ハワイにも緩やかながら、季節はあるのですが、日本のようなハッキリしたものではありません。ですので、春の次の夏が来て、夏の次に秋、そして冬、春が続くというのが、実感できていないのです。

 そのほか、桜が春に咲くと言うことも、秋に紅葉するということも経験していません。節分、ひな祭り、お盆、月見……季節を感じる行事をしっかりとやって、日本文化を家族で再認識する必要があると思っています。

 阿部 哲也

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イエス様のお話で強盗を思いとどまる

 7月30日付のABCニュース(ポドキャスト)で以下のような話が紹介されていました。

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 フロリダの携帯電話の販売会社に銃を持って現金を奪おうと強盗が入ってきました。911を回して「警察」を呼ぶ代わりにこの女性店員は、心を落ち着けてなんと「神」を呼んだのです。(C)は店員、(R)は泥棒です。

(C) I am just going to talk with you about the Jesus that I have.
(私が知っているイエス様のお話をあなたとしたいと思います)
(R) The What?
(何だって?)
(C) The Jesus I got before you leave.
(あなたがここを去る前に、イエス様のお話を)
(R) God bless you for that.
(あなたに神の恵みがありますように)
(C) I'm Christian.
(私はクリスチャンです)
(R) So am I, and I absolutely hate doing this.
(私もです。こんなこと決してしたくはないんですけど)

 会話はさらに続き、最後には泥棒は頭を下げて何も取らずにその場を去っていきました。この女性は、男が罪を犯すことから救ったのです。
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 素晴らしいお話だと思います。セキュリティーカメラに写っている映像では、この泥棒さん、ちゃんと頭を下げて、出て行っていました。礼儀正しい人なのできっと更生することでしょう。

 生長の家でもそういうお話はよく聞きます。ブラジルでタクシーに乗っていた生長の家の会員がドライバーさんに「人間神の子」のお話をしたら、降りるときにドライバーがさめざめと泣きながら、「実は今日はお金に困っていて、お客をピストルで脅してお金を巻き上げる所だったが、自分の中に神様が宿っているというお話を聞き、このような自分が恥ずかしく思いました。料金は要りません」と言ったということを、渋谷晴雄・元ラテンアメリカ教化総長が話しておられたことがあります。

みんな神の子、すばらしい!

 阿部 哲也

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ハワイの風景(2)

 今回お届けするのは、車窓からの風景で、ホノルルからカネオヘに向かう車中から写したものです。ホノルルには生長の家教化部があり、カネオヘには実相センターがあります。つまり毎日の職場から帰宅するときに通った道で、リケリケハイウェイ(Likelike Highway以下Likelike) を通る方法と、パリハイウェイ(Pali Highway) を通る方法とがありますがありますが、今回はLikelikeを通る方法です。

 アラモアナセンターを背にしてキアモク(Ke'eamoku)通り沿いにある教化部から実相センターに行くにはまずH1というフリーウェイ(Freeway高速道路ですが無料です)にのり、リケリケ(Likelike)ハイウェイに乗るのが一般的な行き方です。

 最初の写真は Likelike を通っているところです。Likelikeに入ってほどなくすると、両サイドは緑の木々で一杯になります。山を越えていきますが、山に虹がかかっていることがよくあります。ホノルルは「虹の街」と言われるほど虹がよく出るところで、二重に出ることも珍しくありません。

 さて、なだらかな山道をのぼって、トンネルを越えるとても美しい海が目に入るのですが、残念ながら写真には大きくは写っていません。2枚目の写真の奥の方にかろうじて見えます。3つ目の写真はコーラウ山脈の一角です。この山を越えるのと越えないのとでは天気や気温が全然違います。山の北側、すなわち実相センターの側は雨が多く、気温も低めです。写真には行き先が小さく見えますが、実相センターに行くにはKahekiliの方面に進みます。

 4枚目はもう実相センターは目の前で、左手側に前回ご紹介した、Valley of the Templeがあり、右側はマクドナルドが見えていますが、その先には地元のスーパー『The Times』があったり、色々なファーストフッドのレストラン、そして映画館もあるショッピングセンターがあります。

 距離にすると車のメーターで15マイル(24km)、空いていれば25分ぐらい、混んでいると40分ぐらいかかります。このルートは主に、一日の仕事が終わり、ホッとしながら運転したことが多かったことも思い出します。

 阿部 哲也

Hawaii_2_1
Hawaii_2_2
Hawaii_2_3
Hawaii_2_4


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「寒い夏」

 7月27日付の『朝日新聞』の朝刊に、冷えに悩んでいる「寒い夏」に恐怖する人たちのことが書いてありました。

 ・あるオフィスに勤める女性(34)は、クーラーがあまりに強くて寒くてたまらず、ひざ掛けなどで自衛しても体がだるくなり指の関節が痛み、病院にいくほど体調不良に。ある席で温度を測ったら23度だった。以前に勤めていた会社で同年代の女性が夏でも足元に電気ストーブを置いて寒さをしのいでいたのを見たことがある。

 ・都内の居酒屋に勤める女性(45)は、以前の男性店長が寒がりで、クーラーの設定温度を19度にしてしまう。制服の下に肌着3枚とトレーナー、下はスパッツ3枚とジャージーを重ね着し、もこもこになって働いたが、長時間過ごしていると頭が痛くなり、めまいがした。

 いずれも、「寒い夏」に関する、とんでもない話だと思います。

 私はクーラーがあまり好きではなく、高校生の頃に通っていた塾でクーラーが寒くて体調を崩してやめたり、電車のクーラーが効きすぎていて外との温度差が大きくて体調を崩したり、職場のクーラーが強くて夏の間中、ノドを痛めたり、と強いクーラーにはだいぶ悩まされてきました。ですから、外は暑いのに背広やセーターを常に持ち歩くなどして対処しなければならず、夏は暑さそのものが嫌なのではなく、効き過ぎるクーラーに対処するのが嫌な季節でした。“常夏の島”ハワイは、一年中貿易風が吹き抜けること、また家の作りが風通しよく作られているので――これは先人たちの知恵だと思います――クーラーを使う必要がないので、クーラーに悩まされるケースはあまりありませんでしたが、それでもデパートや映画館はとても寒く、映画を見るときにはシャツの上にセーターを着てさらにその上にジャケットを羽織り、さらに温かい飲み物を持って鑑賞しなければなりませんでした。。。

 環境保全運動への取り組みを真剣に開始して以来、私の職場である生長の家のオフィスでは、夏は部屋の温度を28度以上に保つということが定められていて、私の所属する教化・講師部では28度になったら温度計のセンサーが鳴るので、部屋の温度はだいたい30度ぐらいに保たれています。これはとても素晴らしいことで資源の浪費も防げるし、体調にも良いです。また、通勤電車では弱冷房車に乗るようにしているので、半袖のシャツで出勤することができます。これは大変有り難いことです。

 世間の風潮として、夏の室内の温度を温度を上げることに賛同する人は増えてきてはいるとは思いますが、まだまだデパートや電車の中など、改善の余地はいくらでもあります。早く、「寒い夏」に悩まないのが当り前の環境が整うと良いと思います。

 阿部 哲也

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ハワイの風景(1)

 最近、少しずつハワイで撮った大量の写真の整理をしています。といってもほとんど全てがデジタルなのでそれほど手間はかからないはずですが、どの写真がどのファイルに入っているか分からなくないので、やはり時間がかかってしまいます。

 今回ご紹介するのは、「Valley of the Temples」。平等院のレプリカです。この建物は宇治市にある平等院を模して、1968年に初めて日本人が渡航したことを記念し、それから百年目にあたる1968年(私が生まれた年!)に建てられたものです。この建物についての詳しい説明は下記のアドレスからどうぞ。

 http://visit-oahu.jp/themes/byodoin.php

 この建物は、私たちが住んでいた生長の家ハワイ実相センターの隣にあるのですが、私は3年間の在任中、一度も行きませんでした。2000年にハワイを訪れた際には行ったのですが。。。家内はお客さんが来たときなどにお連れしたようです。アメリカのオバマ大統領も小さい頃、よく訪れたそうで、大統領になる前の年の夏にハワイを訪れた際、ここまで足を伸ばした、と聞きました。

 先にご紹介したリンク先の記事にもありましたが、この建物の隣は霊園になっています。その説明が以下にあります。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Valley_of_the_Temples_Memorial_Park

 下記の写真は上から、1)平等院の全景、2)第49回国際練成会の休憩時間にニュージャージーからの参加者が鐘をついているところ、3)鯉も泳いでいました 4)仲良しの友達とポーズをとる娘

 阿部 哲也

Temple_1_2
Temple_2_2
Temple_3_2
Temple_4_2

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