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「寒い夏」

 7月27日付の『朝日新聞』の朝刊に、冷えに悩んでいる「寒い夏」に恐怖する人たちのことが書いてありました。

 ・あるオフィスに勤める女性(34)は、クーラーがあまりに強くて寒くてたまらず、ひざ掛けなどで自衛しても体がだるくなり指の関節が痛み、病院にいくほど体調不良に。ある席で温度を測ったら23度だった。以前に勤めていた会社で同年代の女性が夏でも足元に電気ストーブを置いて寒さをしのいでいたのを見たことがある。

 ・都内の居酒屋に勤める女性(45)は、以前の男性店長が寒がりで、クーラーの設定温度を19度にしてしまう。制服の下に肌着3枚とトレーナー、下はスパッツ3枚とジャージーを重ね着し、もこもこになって働いたが、長時間過ごしていると頭が痛くなり、めまいがした。

 いずれも、「寒い夏」に関する、とんでもない話だと思います。

 私はクーラーがあまり好きではなく、高校生の頃に通っていた塾でクーラーが寒くて体調を崩してやめたり、電車のクーラーが効きすぎていて外との温度差が大きくて体調を崩したり、職場のクーラーが強くて夏の間中、ノドを痛めたり、と強いクーラーにはだいぶ悩まされてきました。ですから、外は暑いのに背広やセーターを常に持ち歩くなどして対処しなければならず、夏は暑さそのものが嫌なのではなく、効き過ぎるクーラーに対処するのが嫌な季節でした。“常夏の島”ハワイは、一年中貿易風が吹き抜けること、また家の作りが風通しよく作られているので――これは先人たちの知恵だと思います――クーラーを使う必要がないので、クーラーに悩まされるケースはあまりありませんでしたが、それでもデパートや映画館はとても寒く、映画を見るときにはシャツの上にセーターを着てさらにその上にジャケットを羽織り、さらに温かい飲み物を持って鑑賞しなければなりませんでした。。。

 環境保全運動への取り組みを真剣に開始して以来、私の職場である生長の家のオフィスでは、夏は部屋の温度を28度以上に保つということが定められていて、私の所属する教化・講師部では28度になったら温度計のセンサーが鳴るので、部屋の温度はだいたい30度ぐらいに保たれています。これはとても素晴らしいことで資源の浪費も防げるし、体調にも良いです。また、通勤電車では弱冷房車に乗るようにしているので、半袖のシャツで出勤することができます。これは大変有り難いことです。

 世間の風潮として、夏の室内の温度を温度を上げることに賛同する人は増えてきてはいるとは思いますが、まだまだデパートや電車の中など、改善の余地はいくらでもあります。早く、「寒い夏」に悩まないのが当り前の環境が整うと良いと思います。

 阿部 哲也

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