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行き届いた幼稚園

 現在娘は、千葉県柏市にある「ホザナ幼稚園」という名前の幼稚園に通っています。ホザナとは、キリスト教で神を称える言葉として、典礼の中で歌われる言葉だそうです。「ホザナ幼稚園」という名前の幼稚園は全国にあるようです。

 娘の場合は、今年の4月までハワイに住んでいましたので、年長の途中から入園していますが、園長先生をはじめ先生方が皆、行き届いていて、時々文化の違いに戸惑う娘も安心して通わせることができます。

 娘が日本に来て戸惑ったことの一つは、友達との距離感でした。ホザナ幼稚園でも仲の良いお友達が出来て楽しく遊んでいたそうですが、娘と昼休みに遊ぶ約束をしていた子が、娘が食べるのが遅くてずっと待っていて、結局遊べなかったことをとても残念がっていた、というのです。

 ハワイではご飯を食べる時間は決まっていて、食べ終わらなければそこで全部捨ててしまうよう指導されていたので(これもどうかと思うのですが……ちなみに担任の先生はそこにいませんで、食事を担当する職員の人がいるのですが、あまり指導していないみたいでした)残って食べること自体も戸惑っているのですが、ただでさえ食べられなくて焦っているのに、友達に待っていられて、さらに戸惑ったようです。

 アメリカの子ども達は日本の子ども達に比べ、独立性が高いので、「私は私、あなたはあなた」という付き合い方をします。ですから日本のウェットな関係は慣れるまで時間がかかるかもしれません。

 ところで、娘の幼稚園で去る、10月11日(月)に運動会がありました。元々の予定では9日(土)のはずだったのですが、9日、10日とも雨で順延となりました。その運動会でいくつか感動したことがありました。

 まず、競争などの競技のとき、スタートの前に出場する子供の名前をマイクで皆、読み上げるのです。そして、遅い子がいると、マイクを持った先生や父兄が応援して(周囲もしますが)、盛り上げるのです。この幼稚園は障害を持った子でも普通の生活ができれば受け入れるので、他の幼稚園で対応してもらえなくて来る子もいます。そういう子は走るのが大変だったりますけど、皆で応援して、とても素晴らしい雰囲気を醸し出します。

 あと、年長さんによる、大きな布を使ったバルーンという出し物と組み体操も見事でした。先生の笛に合わせて、ハンバーガーの形をしたり、打ち上げ花火を模したり、色々な出し物を一糸乱れず(とはいきませんが……)、やり遂げました。組み体操も幼稚園生とは思えない出来映えでしたが、感動したのはその後日談です。

 このバルーンと組み体操は長い間をかけて練習したそうで、毎年の運動会で最も好評を博しているものだそうです。私も見ていてうるっときましたし、多くの父兄が感動して泣いていました。しかし中には、当日、体調が悪くて参加出来ない子もいました。娘も9日に開催していたら参加できなかったかもしれないところでした。

 ところが幼稚園では、休んだ子の親と連絡を取って、後日その親に幼稚園に来てもらって、その子の組だけですが、バルーンと組み体操を行った、というのです。その話を聞いたときには、とても驚きました。

 園長さんが熱心なクリスチャンで、幼稚園全体に、1人1人を大切にするという雰囲気に満ちていますが、障害者を受け入れたり、出場する子供の名前を読み上げたり、休んだ子と親のフォローまでしっかりするのは、信仰の土台があることを感じずにはおられませんでした。

 所属する団体の名称が異なれども、神様を真摯に信仰し、実践している人の素晴らしさを実感する、嬉しい出来事でした。

 阿部 哲也

 写真はバルーンの出し物と組み体操の様子です。


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