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報いを求めない

 私が勤める生長の家本部では、毎週月曜日に全体朝礼があり、そのときに担当者が、『伸びゆく日々の言葉』(前生長の家総裁、谷口清超先生著)の一節を読んで、参加者一同が聞いている時間があります。このご著書は365章に分かれていて、今日は11月29日の箇所が読まれました。この箇所がとても素晴らしく、感動したので、紹介させていただきます:

 キーボードを、一本の指で叩くより、二本の指で交(かわ)る交(がわ)る叩く方が速く打てる。二本指よりも十本の指を全部使って叩くと、非常に能率的に打てる。それ故ワープロやパソコンを練習する時は、十本指の運指法を練習しなければならない。しかも各指が夫々同じ役割を受持つのではなく、主として守備範囲がきまっていて、遠方はそこを叩ちやすい指にまかせる。屢々(しばしば)使われる指もあるし、そうでもない指もある。とかく拇指はよく使われるが、「自分ばかり働かされて損だ」などと、決してグチをこぼさない。だからたのもしく、いつも重要な役割を果すのである。人間も亦同じである。(『同書』260~261頁)

 私は就職した平成4年当時は、キーボードを打つのに「カナ打ち」をしていました。それを見た、他部課の先輩が、「カナ打ちでは将来、英語を打つときに困るよ」と助言してくれたので、「ローマ字打ち」に変えました。それから何年も経ってから、英語で文章を書く必要が出てきたので、この時の助言にとても感謝しています。そしてそのとき、ブラインドタッチができるように、どのキーをどの指を打つ、ということを覚えました。そのときは、一々、指とキーボードを気にしながら打たなければならず、時間がかかって仕方がありませんでしたが、しばらくしたら、速く打てるようになったので、これもまたやって良かったと思います。

 谷口清超先生の上記のご文章の前半をお聞きして、以上のようなことを考えていましたが、後半部分になって、非常に感動しました。そういえば、よく使う指と使わない指がありますが、よく使われる指は「こき使う」などと文句を言いませんし、あまり使われない指も「使ってくれない」などとは言いません。全部の指が、脳の命令に従って、一糸乱れず、しかも無意識のうちにキーボードを叩いてくれるので、こうして文章が打てるのだ、ということに改めて気づきました。そして、私たちの生活や仕事でも、今、与えられている仕事に全力を尽くすことが全体のためになるのであり、そしてそれが自分の人生全般にも役に立つということを常に心に留めて、生活していきたいと思います。

 阿部 哲也

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