神癒祈願
私は現在、生長の家本部の教化・講師部の講師課に務めています。ここでは生長の家の職業としての講師である本部講師(補)やボランティア講師である地方講師のお世話をするのが主な業務ですが、毎月2回ほど、神癒祈願のお祈りを担当させて頂いています。
「神癒祈願」は、「神癒」すなわち「神の癒し」を祈願すると書きますが、「神の癒し」と言っても、生長の家では「人間は神様の生命を生きる神の子」と考えていますので、人間に本来備わっている「神性」を呼び起こすことにより、「病気なし」「迷いなし」「あらゆる不幸なし」の人間の本当の姿を現すことを祈願するものです。
生長の家本部の「神癒祈願」は私が属している教化・講師部の宗務課という部署が担当していますが、私も同じ部に属しているので、月に2回ほど1時間、お祈りを担当する時間を頂いています。
このお祈りは普通は職員が入ることができない「光明の塔」に入って行います。赤い絨毯の階段をずっと上っていくと、身の引き締まる思いがします。そして長い間に渡って先輩の講師の諸先生方がお祈りを続けてこられ、今も真摯な祈りが受け継がれている「祈りの間」に入ると、温かいのですが凛とした雰囲気を感じます。
私にとってはこの1時間は、ただひたすら祈願を申し込まれた方のために祈りを捧げる、とても貴重で大切な時間です。自分自身が色々悩んだり、考え込んだりすることがあっても、ひたすら祈った後はいつも清々しい気持ちになります。こういう機会を与えて頂いたことに心から感謝しています。
なお、生長の家のウェブサイトに、神癒祈願のことが掲載されています。詳しくはこちらをご覧ください。
阿部 哲也
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コメント
ただひたすら人様のために祈っておられるご心境が尊くて、こちらまで浄まります。私も今すぐに祈らせていただきたくなりました。ありがとうございます。
投稿: 高橋久代 | 2014/07/19 14:14
高橋久代様
ご無沙汰いたしております。
温かいコメントを、ありがとうございました。
ただ今はところ変わりまして、総本山の顕斎殿にある「神癒の間」で毎月、2、3回、早朝祈願を担当させていただいております。総本山の神癒祈願は谷口雅春先生が最後にご指導くださった祈願であり、住吉大神様に祈願を受ける方の住所、氏名、年齢を申し上げ、住吉大神様の浄化を受けていただくとりもちをさせていただく、誠に有り難いお仕事です。
そして、神想観において、住吉大神様の霊光にとりまかれ、住吉大神様に浄められ、私たち祈願をさせていただく講師自身が天照大御神の御子であるとの自覚を得させていただくため、自分のためにさせていただいるような気持になります。もちろん、祈願を受けられる方にも住吉大神様の浄化を受けていただけますから、私も家族やその他の人に何かがあったときには祈願を申し込んでいます。
阿部 哲也 拝
投稿: TA | 2014/07/19 14:25