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今年1年ありがとうございました

 今年もあと僅かとなりました。本ブログにお越し頂きました皆様に、心から感謝、お礼申し上げます。

 今年は、生活と仕事の場がハワイから日本に戻るという、家族にとって大きな一年でした。年賀状の作成、年末の買い物や大掃除、その他をしていて、4年ぶりに味わう日本の年末をとても心地良く感じています。

 私は11月の終わりから鈍い頭痛が続き、3週間ぐらい様子を見ても引かなかったので医者にかかって、MRIを撮ってもらったら何も異常がなく、原因はひどい肩こりでした。それから1、2週間して、頭痛はやみました。家内と娘はときどき体調を崩したりして、たった3年間抜けていただけでも、この寒さに体が一所懸命調整していることを窺い知りました。今は、皆、健康です。健康でいられることは、本当に有り難いことです。

 来年も一層、色々なことを学び、ここでご紹介できるよう励みたいと思います。皆様方におかれましては、一層のご指導、ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。

 感謝、合掌。

 阿部 哲也 拝

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「つなぎっぱなし」の人生

 NHK「実践ビジネス英会話」の今月後半のトピックは、「Staying Connected」(ネット接続)でした。このビニェット(小話)の中には携帯電話を持つことを意図的に拒否している人が登場していました。そしてその登場人物は、「携帯電話を使わないことで得られる自立感が気に入っている」(I like the sense of independence I get by not using a cell phone)と述べていました。アメリカでは携帯電話を使わない人は、全体のわずか15%だそうで、さらに、意図的にそうしている人はほんの僅かだということです。日本も似たような状況ではないかと思います。

 私もどちらかというと“携帯が好きではない派”ですが、最近は公衆電話が減ってきているので、携帯を持っていないと連絡に困る場合があります。といっても積極的に持っていないのではなく、近いうちに持つ予定です。ハワイ駐在中は仕事柄持たざるを得ませんでしたが、いつでもどこからでも掛かってくる電話はどうも、好きになれません。しかも英語での携帯での会話は私にとってはものすごく大変だったので、それも好きになれなかった理由かも知れません。

 さて、今回のトピックでは、ラップトップを開いて、スプレッドシートに目を通しながら、同時にスマートフォンで別のいくつかのことをしている人のことも出てきました。結局、ネットに常時接続していると、疲れてしまい、結局生産性も落ちるのではないか、と述べている登場人物もいました。

 私もその意見に同感です。現在はネット接続の料金設定では、従量制で契約することはほとんどないと思いますので、休みの日にメールをチェックするのでも、朝と晩の2回、などと決めておかないと、ついつい色々なことに気をとられ、インターネットのサイトをのぞいてしまい、やりたかったことができなかった、ということもあります。私は、ipodにABCニュースを入れたり、NHKのラジオ講座を入れるなどしているので、毎日家に帰ってからパソコンを立ち上げるのですが、目的以外のことに使わないのは、事のほか自制心が必要と感じます。

 その他、新聞やテレビでは、携帯電話を使わないと禁断症状が出てくる高校生が出ていたりして、どのような用途でもネットに「つなぎっぱなし」の人生には弊害の方が多いようです。年末年始は家にいる時間が長いので、気をつけようと思っています。

 道具を使いこなすか、道具に振り回されるのかで大きな違いが出てくると思いますが、自分のやりたいことを明確にして、その中で優先順位をつけておき、ネットには執着しない、という姿勢が大切だと思います。

 阿部 哲也

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ラジオ放送を通して学んだこと

 今回担当したラジオ放送のテーマは4つで、主に、生長の家の3つの基本的教義である「唯神実相」「唯心所現」「万教帰一」の解説と、地球環境問題に関する内容になっています。

「唯神実相」は、本当に存在するものは唯、神と神の作られた完全円満な世界だけであるという意味で、「唯心所現」は、この現象世界は人間の心によって作り出している世界であるという意味、そして、「万教帰一」はすべての正しい宗教の神髄は共通している、というものです。詳しくはこちらをご覧ください。

 http://www.jp.seicho-no-ie.org/about/doctrine.html

 第1週目では、前生長の家総裁、谷口清超先生ご監修の『人生の扉を開く』第4集をテキストに、「喜びの人生を送るために」と題してお話いたしました。このテキストは、真理の言葉がコンパクトにまとめられ、見開きで日英対照になっています。私はハワイに駐在時に英語で講話をするために、英語の部分を毎日1頁ずる覚えたので、このテキストはとても親しみがあります。この週は、娘がハワイのキンダーガーテンに通っていたときの体験と、村上シンディーさんというハワイの信徒の方の体験を紹介しています。娘の体験は言葉の力についてで、村上さんは30年もの間、家庭内離婚状態だったご夫婦が生長の家の教えに導かれて今も、とても幸せな家庭を築かれている体験です。ちなみに村上さんは色々な宗教を遍歴しましたが、ハワイの日本語ラジオ局、Kzoo(ケーズー)で、生長の家が提供しているラジオ放送番組「幸福への出発」を聴いて、「これだ!」と直感してすぐに教化部に連絡をしてこられて教えに導かれた方です。

 2週目の放送は、生長の家総裁、谷口雅宣先生のご著書『日々の祈り』をテキストに「幸せは感謝から」と題してお話いたしました。『日々の祈り』の中の、「曇り空を感謝する祈り」から、曇り空の効用を学び、また、人生の曇天であっても感謝すべきことを見つけて感謝を実践するとき、人生が好転していくことを、2人の体験を通して学ぶ内容になっています。その1人は、同僚の講師課課員の吉川晶子さん、もう1人は、堅田の祖父と祖母の体験です。

 3週目は、谷口雅宣先生のご著書、『衝撃から理解へ』をテキストに、「世界平和を実現する宗教の役割」と題したお話です。この中では、ハワイ駐在中に感じた、日米における宗教者の役割の違いなどに言及するとともに、谷口雅宣先生が日頃から説かれている、宗教が互いの違いを強調するとき争いが生じることから、宗教が共通点を見出す努力が必要であること、そして、宗教の中には普遍的な教えの部分(中心部分)と時代や地理的な広がりによって変化する部分(周縁部分)があり、それを多くの宗教者が理解するようになると宗教間の調和が実現することなどを説明しています。そして、著名なイスラーム法学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校教授のカリード・アブ・エル・ファドル教授の講演を、2007年の国際教修会でお聴きできたことなどにも触れています。

 4週目は、谷口雅宣先生、谷口純子先生初の共著で、今年10月10日に出版されたばかりの『“森の中”へ行く』をテキストに、「未来世代に美しい地球を」と題してお話をいたしました。この中では、環境問題の解決には宗教的な視点からの取り組みが不可欠であること、そして、伝統的な宗教や先住民族の思想の中には「自然尊重の教え」があり、それが宗教間の共通部分として強調していくことにより世界平和に貢献できること、そして生長の家本部を“森”に移転する意義を盛り込みました。色々と触れたいことが沢山あって、何を、どのような流れで入れるのか、とても苦労しましたが、私自身がとても良い勉強になりました。

 最初の2週は、生活の体験から色々と説明できるので、割合早く原稿を作ることができたのですが、3週目の「世界平和を――」と4週目の「未来世代――」は、テキストやその他の谷口雅宣先生のご著書を何度も読み返しながら、話している内容が本当に正しいのか、自問自答しながら、またインターネットの検索機能にも大変お世話になりながら、何とか作り上げました。伝えることにより、自分自身が一番勉強になることを実感しています。

 阿部 哲也

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クリスマス

 昨年までは、華やかなムードで祝っていたクリスマスは、日本ではかなりトーンダウンという感じがします。ハワイでは、クリスマスになると、会う人ことごとくが、「メリークリスマス!」とお祝いムード一色で、日本人の「明けましておめでとうございます」と好対照だと思います。クリスマスの直前は、何となく殺気立っているのも日本の大晦日に似ていて、日頃、寛大なハワイの人々も、刺々しくなっていたのが印象に残っています。

 さて、サンタを信じている6歳の娘は今年もクリスマスは大イベントで、前日には小さなクリスマスツリーの下に靴下を用意しましたが、その後、サンタさんにあげるお菓子と、トナカイさんにあげる人参も用意していました。これは今は他の子供さん方もされるのでしょうか、あちらこちらで、サンタさん用のクッキーを焼いたとか、ホットケーキを焼いたなどの話を聞き、心の豊かさを感じました。娘は、自分が確保しているお菓子の中からどのお菓子をあげようか真剣に悩んだ末、ビスコに決めたようでした。

 2、3年前でしょうか、娘が「サンタさんを見たい」と言ってなかなか寝ようとしないので、「サンタさんは起きていると来てくれないんだよ」と言って寝かせたことがあります。それで、今でもそれを覚えている娘は、夜中にトイレに行きたくなって用を済ませたのですが、もし起きているときにサンタさんが来ては困るので、トイレにダッシュで駆け込み、速攻で手を洗い、ベッドに滑り込んだ、ということを話しておりました。

 昨日のクリスマスは、妻の手作りの料理で、お祝いでした。最近、手作りのスープとドレッシング作りにはまっていて、メインのチキンとともに、美味しく頂きました。日頃はチップスを食べることはあまりないのですが、昨夜はサラダにかけたり、サルサにディップして(アメリカではこの手の料理を頂きました)懐かしがったり、そして、ケーキで締めを行いました。

 写真を撮れば良かったのですが、食べるまで時間があったのですぐに食べてしまったので、残念ながら撮っていません。

 なお、今日は妻の誕生日だったので、花束をプレゼントしました。

 阿部 哲也

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ラジオ放送の収録風景

 昨日、生長の家が日本放送系列で提供しているラジオ放送「幸福への出発」の収録を行いました。12月12日の本サイトに書きましたように、私はこの放送の担当講師のお世話を仕事でしているのですが、今回は自分が担当講師となって、収録が行われたのでした。放送は来年3月の予定です。

 今回は、収録に立ち会うスタッフとスタジオを少しご紹介します。スタッフは、生長の家本部の出版・広報部ネット出版課の西村誠課長と池田達輝さん、そして(財)世界聖典普及協会の製品企画課、永井和一郎課長と三好由希子さんです。永井課長と三好さんは主に音の調節(声の大小、音質の高低など)を、西村課長と池田さんは、放送倫理規定、その他に照らし合わせて、言い回しや表現が適切かどうか等をチェックします。普段はこの4人に、講師課に所属する私が加わり、生長の家の教義に照らし合わせて問題がないか等のチェックを行います。もちろん担当講師の原稿は事前に、教化・講師部長によって内容の指導は受けてあるので問題はないのですが、声に出して実際に読んでみた場合に表現が変わったりするなど、当日になって変更が出てくる場合がありますので、表現に関する観点と、教義に関する観点からもモニターすることになっています。

 この放送を担当される講師の多くは初めてなので、緊張して臨まれる方が多いのですが、2回目の方は割合、落ち着いてされています。私は今回で2回目でしたので、それほど緊張せずに臨むことができると思ったのですが、潜在意識の方は緊張していたみたいで、ここ2、3日、夜、何度か目が覚めました。

 原稿はあらかじめ用意していたものを原則として読み上げます。そして、生長の家の書籍から引用をする場合は、正確を期すため、その部分をコピーして、読み上げます。原稿を読んでいて間違えた場合は、直前の句読点まで戻って、読み直します。マイクは非常に性能が良いので、紙を持っていると紙が動いただけでもその音を拾ってしまうので、原稿は下において読みます。その他、お腹がすいてお腹が鳴ってしまった場合、その音をマイクが拾ってしまう場合があるので、「朝食は充分とってください」と注意事項には書かれています。にもかかわらず、私は第4週目の録音のとき、お腹が鳴ってしまいました。。。

 録音は結構、体力が要ります。収録は4週分の場合は2時間から2時間半ぐらい、5週分の場合は2時間半から3時間ぐらいかかります。1週目は緊張してスタート、2、3週目は割合ペースがつかめて良いのですが、4週目になると、頭が真っ白になってきて、言い間違いが増えてきてしまいました。それでも10時始まった収録は順調に進み、12時前には終了しました。収録された放送は、ネット出版課で編集が行われ、20分放送分と15分放送分が作られます。そして、オンエアされる日に合わせて、生長の家のホームページから入ることができる、ポドキャストにも登録されます。

 写真は、録音に立ち会うスタッフ(永井課長、西村課長、池田さん、三好さん)、仕事風景(仕事中には撮影できませんので終わってから位置についていただきました)、録音室です。

 阿部 哲也

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ヤフーに生長の家の環境問題の取り組みとポスジョイの紹介が!

 既に生長の家のポスティングジョイ、その他で紹介されていますけど、「YAHOO!ニュース」で生長の家の環境問題の取り組み、そしてポスティングジョイのことが取り上げられています。

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101217-00000301-alterna-soci

 この記事は、生長の家が取り組んでいること、目指していることを正確にまとめて書いてくれていて、とても有り難いことです。

 11月6日には、東洋大学で、「宗教と環境――地球社会の共生を求めて」と題したシンポジウムが行われ、お2人研究者が基調講演をされ、生長の家を含む、環境問題の解決に真剣に取り組んでおられる宗教者5人がそれぞれの立場で実践されていることなどを発表し、反響を呼びました。そのほか、キリスト教の立場からも環境問題の解決のために積極的に取り組んでおられる方もいますし、人々の生活スタイルを見直したり、人生観や世界観に関わるものとして、環境問題に取り組む宗教団体が、現在は増えてきています。

 生長の家はそのような団体の一つではありますが、生長の家は10年以上も前から環境問題に真剣に取り組み始めています。生長の家総裁、谷口雅宣先生からは、環境問題は国益を超えた価値観が必要であること、環境問題は次世代に影響が及ぶことであり世代間倫理の視点が欠かせないこと、そして、人間中心主義を脱して「すべての生命は神において一体である」との価値観を共有する必要があることなどの指導を受けており、それを多くの会員の皆様にご理解いただき、また社会に対してもお伝えしてます。

 環境問題を取り上げる際には、そもそも問題が起こった原因は何(誰)か、などと、特定の宗教や団体、そして、産業をやり玉にあげる場合がありますが、生長の家では、それは人々の欲望であり、人間さえよければというものの考え方であり、その考えを元に行動した結果である、と考えます。そして、環境に配慮した生き方をした人々がお互いに喜びをネット上で投稿し合う、「ポスティングジョイ」というシステムを使い、喜びを増幅する運動をしています。現在は、日本語版、英語版、そしてポルトガル語版があります。小さな喜びを投稿すると、沢山の人が共感してくれたり、コメントを入れてくれて、とても勇気づけられます。

 また、宗教は、信仰の違いを強調することによって争いの元になることもありますが、多くの聖典や経典にある、「自然を大切にする教え」など、共通点を強調することにより、世界平和に貢献できる、という考え方があることが『“森の中”へ行く』で詳しく述べられています。ご一読をお勧めいたします。

 阿部 哲也

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ソムリエの表現力

ソムリエの田崎真也さんが書かれた、『言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力』という本を読みました。私は最近はほとんどアルコールを口にすることはなく、全くと言って良いほどワインを飲みません。ではなぜ、この本を読んだかと言いますと、タイトルに惹かれたからです。

 田崎さんは1995年、第8回世界最優秀ソムリエコンクールで優勝されるなど、ワインに興味のない方でも多くの人が名前ぐらいは知っているのではないかと思います。インターネット百科事典の「ウィキペディア」には、「今年の11月23日に国際ソムリエ協会の会長に就任」と書かれていました。

 私はソムリエの方からワインについて説明を受けたことはありませんが、ソムリエが表現の達人であることは見当がつきます。お客さんの好み、一緒に食べる料理、予算、季節、その他の様々な要因のことを考えながら、今お店にあるワインの中からお勧めのワインを理由をつけてお勧めするのですから、記憶力と表現力にたけていて、さらに優れた閃きをされるであろうことは、容易に想像できます。

 種類は全く違いますが、宗教の教義を日常生活や世界情勢などを絡めて伝える仕事をしえいる関係上、表現力が要求される場合がありますので、何か参考になることはないかと読んでみたのです。

 田崎さんがこの本を通して伝えたいと思っておられるメッセージの一つは、「もっと五感を使おう」ということで、私はこの部分にとても共感を覚えました。現代の人が五感の中でも最も置き去りにされている感覚というのは、田崎さんに言わせると「嗅覚」であり、嗅覚は五感のうちで、最も鍛えることが可能な感覚であり、嗅覚を鍛えれば、生活でもっと豊かな表現が身につく、というのです。田崎さんは、日本では数多くのグルメ番組があり、沢山の人が料理についてのレポートをしていますが、そのほとんどは視覚からくるものと、熱いとか冷たいとか、固いとか柔らかいとかでしか表現されていないものが多く、どのような香りで、どのような味なのか聞いていても分からない紋切り型のコメントが多い、と嘆いておられました。確かに、確かに。。。

 また以前は、食品に賞味期限や消費期限の表示は義務づけられておらず、製造年月日だけしか記載されていなかったそうです。賞味・消費期限を表示するようになったおかげで、人々の嗅覚はますます衰え、食品が大量に廃棄されるようになり、賞味・消費期限を偽装する問題までも起るようになったのですが、私たちが臭いを確認して、まだ大丈夫、もう捨てた方が良いという判断ができれば、どれだけ食品の廃棄が減ることかと、とも書かれていました。

 私はこの本を読んで、以前、『太陽はいつも輝いている』(谷口雅宣・生長の家総裁著)という本の中に書かれていた、次の話を思い出しました。それは、マサチューセッツ大学の医学部のジョン・カバト=ジン教授(ストレス緩和クリニック所長)が、ストレスを抱えている患者に干しぶどうを1粒1粒、じっくり味わって食べるよう指導すると、ストレスを感じている人に効果があるという話です。干しぶどうを手にとって感触を確かめ、甘酸っぱい匂いをかぎ、口の中で何度も噛んで静かに飲み込む――このように五感をめいっぱい使って味わって食べることを通して、新鮮な心を回復し、豊かに生きるきっかけになる、というのです。

 わが身を振り返ると、もっと食事のときをはじめ、歩いているとき、花を目にしたときなど、生活の様々な場面で、香りを楽しむ生活をしたいと思いました。私はただし、コーヒーだけは、香りを楽しんで頂いていたような気がします。私は毎日1、2杯のコーヒーを飲みますが、コーヒーの味が好き、というよりも香りが好きなので、できることならば、コーヒーを飲む直前に豆をひいて飲みたい、と思っています。道具はあるのですが、まだ使っていなかったので、今度の休日にぜひ、試してみたいと思います。

 阿部 哲也

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ラジオの魅力(3)

 私のラジオとの関わりに戻りますが、浪人生時代の次にラジオを聴き始めたのは、おそらく2001年のことです。その前年から英語学習を始めた私は、同じ職場に勤める、英語と日本語の通訳・翻訳を手がけておられる日系アメリカ人の方から、「NHKラジオの講座はどれも質が良いから、どれでも良いから試してみたら?」と言われたのがきっかけで、「NHKやさしいビジネス英会話」(当時の呼称。現在は「NHK実践ビジネス英会話」)を聞き始めました。

 講師は、日本における英語教育の重鎮で、現在、外資系PR会社の日本支社長も務める杉田敏氏。私はたちまち、杉田氏の講座の魅力に魅せられ、毎日必ずして録音して、聞くようになりました。私には少し難しいレベルのものでしたが、内容が「up-to-date」で、テンポもよく、語句などを解説してくれるネイティブの方の説明もとても分かりやすくて勉強になるので、ハワイに滞在中の3年間を除いて、今に到るまでこの講座を聴いています。

 英語の講座はテレビでもありますが、ラジオの方が効果が上がりやすい、と言われています。それは、テレビでは画面を通して内容を想像できるが、ラジオの場合は音声だけだから、リスニング力が鍛えられること、そして外国語を理解する上で必要な、言葉を聞いてイメージする力が養われる、ということがあります。今はカセットテープに録音しなくても、タイマーをセットしておけば録音してくれて、再生もできる便利な機械があるので、文明の利器を利用して聞いています。

 そのほかでは私は現在、ニッポン放送系で生長の家が提供するラジオ放送「幸福への出発」の番組作成に関わる仕事をしています。この番組を担当する講師の選定案の作成から、講師との連絡、そして講師から送られてくるお原稿の内容が生長の家の教義上問題がないか、あるいは、放送倫理の規定上問題ないか等のチェックを行い、必要な場合は上司の指導のもと、修正を加えたりして、担当する講師のサポートをしています。この放送は15分または20分番組で、毎週日曜日に放送されるので毎月1回、収録日があります。

 先日、生長の家函館教区の会員用の機関紙に、次のようなお話が載っていました。10月のはじめ、Yさんという女性が生長の家の布教・伝道の中心拠点である教化部を訪ねて来られました。Yさんは、「今朝の生長の家のラジオ放送を聞いて感動した。講師の方が毎朝、繰り返し唱えていたら、人生が大きく変わったとおっしゃっていた、その言葉を書き取れなかったので、教えて欲しい」と言って来られたというのです。

 この時の放送の担当は、生長の家富山教区に赴任されている、後藤富善・本部講師でした。後藤講師は、生長の家に触れるまでは暗い性格だったそうですが、生長の家の教えを学び、言葉には素晴らしい力があることを知り、「私は神の子、完全円満。これから毎日あらゆる点で、一層良くなる。必ず良くなる」という言葉を暇さえあれば唱えておられたのです。すると、自分でも驚くほど明るい性格になられたのでした。それと同時に、それまでセールスの成績が営業所内でビリだったのが、右肩上がりとなり、最後には全国でも役職者別で第2位の売り上げを残すほどになった、という内容を話されたのでした。

 Yさんは、その2週間後にさらに教化部に電話をかけてこられ、「今回もまたラジオ放送に感動し、嬉しさの余り電話をしました」とのことで、さらに、最終週の放送後には、ラジオに向かって拍手までされたということでした。

 先日、函館教区の責任者である、井下昌典・教化部長にお会いしたら、Yさんは生長の家の教えを学ぶ小集会である誌友会にも来てくださって喜びを語ってくれた、とおっしゃっていました。

 私もこの放送に携わっているものとして、このお話を聞いて、とても嬉しく、感動しました。なお、「幸福への出発」で放送された講話は、ポドキャストでもお聞きになることができます。興味のある方はこちらをクリックしてください。前出の後藤講師は10月の担当講師です。

 http://onair.jp.seicho-no-ie.org/

 阿部 哲也

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ラジオの魅力(2)

 前回ご紹介した『ラジオが好き!』の中には、沢山のほのぼのとしたストーリーが収録されています。たとえば、『魔法の言葉「ありがとう」』という章には、何度も補導され、退学寸前だった当時高校3年生の男子生徒の話があります。この男子生徒は、元校長先生が開いていた私塾に参加し、畑仕事や薪割りなどをしているうちに心がほぐれ、あるときに囲炉裏端で食事をしているときに「誰にでも、ありがとうと言ってみたら?」と言われます。それを彼は、学校に戻ったときに素直に実践したのでした。いつものように先生からお説教をされた後、「ありがとうございました」と言ったら、先生が驚き、以後、先生とその男子生徒の距離が縮まります。それ以後、彼は「ありがとう」の言葉の力に感激し、使い続け、また先生方も協力して彼に集中講義をして、無事に卒業を出来た、というお話です。

 生長の家では、合宿して教えを学び、実践する集いである練成会では、人と会う度に、また、司会者が何か発声する度に、「ありがとうございます」という言葉を唱えます。それは、人の中に内在する「神性・仏性」を礼拝するためなのですが、そういう意義を特に知らない人でも、何度も「ありがとうございます」と言っていると、「コトバの力」で有り難くなってくる、という体験はゴマンとあります。

 また、「老眼鏡」という言葉、何とかならないか、というリスナーがいて、「何かいい言い換えありますか?」という村上さんの問いに対して、沢山のお便りが来たということが書かれています。例えば、

 「眼科の先生がお近く用と言われます」
 「お年頃メガネ、いいでしょう!」
 「シルバー用だから銀眼は?」
 「中国では花眼というらしいです」
 「労るという意味を込めて労眼にしたら」
 「自分の時間を持てるようになり、ゆとりができて、すべてのものを慈しみながら見られるようになったから、慈眼はどうでしょうか」
 「海外ではリーディンググラスと言うらしいですよ」(英語ではそういう言い方があります)

 素晴らしい発想力だと思います。私はある産婦人科が書かれた本で、「不妊」という呼び方は不適切である、「未妊」と呼ぶべきだ、ということを読んだことがあります。そのお医者さんが言うのには、いわゆる「不妊」と診断されている方が妊娠しない原因の大半は精神的なことであり、未だ妊娠していない、というだけのことである。ところが「不妊」と言われたとたんに、その言葉の力で妊娠する力が押さえつけられてしまう、というのです。私はそのときこのお医者さんの発想に感動しました。

 これらは、言葉には力がある、ということを示す有力なエピソードだと思います。分かってはいても、つい、悪い言葉を使わなくてもよいところで使ってしまったとか、褒めるべきときに恥ずかしくて褒められなかったなどということは誰しも経験があることだと思いますが、言葉の持つ影響力ははかりしれないのも事実です。肩に力を入れず、素直に心の中に浮かんできた、出来るだけ明るい、楽しい思いを言葉にしていきたいものだと思います。(続く)

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健康教育研修会

 今日は生長の家本部会館で1年に1回の「健康教育研修会」がありました。講師には、担当医の佐藤周三先生(佐藤診療所院長)と元サッカー日本代表選手の北澤豪氏が招かれました。どのようなつてで北澤氏が来られたのかと思いましたが、担当医の佐藤先生とお知り合いとのことでした。サッカーファンの私としては、とても楽しみにしておりました。

 北澤氏は最初の40分間ほど、講演をされましたが、ご自身が健康管理、とりわけ食事面に気をつけるようになったきっかけなどを話されました。それは選手同士でぶつかって怪我をしたのではなく、代表合宿の練習の最中、普通にボールを蹴ったときに骨がポキッと折れてしまったのでした。それは、子供の頃からの偏食が原因と知った北澤氏はそれから栄養管理に気をつけるようになり、それ以降は怪我をしなくなった、と語っておられました。

 あと興味深かったのは、今は帰宅が深夜2時や3時になることも珍しくなく、ただでさえ忙しい中に、ヨーロッパの試合のゲームなどを何試合も見なければならないそうですが、自分はサッカーが好きだから、どんなに忙しくてもそれを楽しんでやるようにしている、ということでした。もし、嫌々やっていたら、ただでさえ帰宅が遅くて疲れている上に、テレビを見ていたら、眼も悪くなるし、ますます体に悪くなるし……。

 そのほか、現在はドーピング検査が大変厳しく、アスリートは市販薬は飲めず、医師から処方される薬は抗生物質ともう1種類で、薬を飲むときには「これを飲めば治る」と自分に言い聞かせて飲んでいたそうです。だから、いつも良いパフォーマンスをするためには健康管理は絶対欠かせない、と言っておられました。それを聞いて、生長の家聖歌隊を指導しておられるテノール歌手の先生と話していたときに、「声楽家はドーピング検査がなくていいですよ。風邪薬が飲めますから」と言っておられたのを思い出しました。今の検査は風邪薬はもちろん、コーヒーも10杯飲んだら引っかかる精度だそうです。

 そのほか、北澤氏は面白い実験をされていました。参加者にペアを組ませ、お互いに手を握って、そして座らせるのです。それで、どちらが上で、どちらが下かを質問しました。一般論としては、上の人の方が消極的、下の人の方が積極的だそうです。というのは、通常先に手を出した人が下で、後から手を出した人が上にかぶせるからだそうです。私はたまたま、きれいな女性とペアだったので、早く手を出したようで、積極的な方でした。。。

 このような研修会は毎年しているそうですが、私は3年間抜けているので、私は初めて参加した気がします。担当医の佐藤先生のお話を初めて伺いましたが、ユーモアと柔軟性を持ち合わせた方だと思いました。

 私が面白いと思ったのは、健康管理で大切なのは、塩分を控えるとか、何かを控える、というよりも、量を減らすべし、ということです。先生が言われるには、食べ物への嗜好を今更変えることは難しいのだから、塩辛シャケを塩気の少ないシャケに変えるのではなく、食べる量を半分にすれば良い、とのことでした。だいたい、人類の歴史の中では、ここ数十年を除いてはほとんどが飢餓の恐れと隣り合わせだったので、遺伝的に脂肪になりやすい、炭水化物、甘い物、油が好きなようになっているのだから、食べる量を減らすことがダイエットにも健康にもなる、というのは説得力がある指摘だと思いました。なお、1キログラムの脂肪は7,200キロカロリーにもなるのだそうで、1kgを燃焼させるためにはオフィスに務めている人だったら、何も食べなくても4日かかるので、体重60kg、脂肪率25%の人は、計算上60日は何も食べなくても生きていられるそうです。それでダイエットのコツは、お腹が空いたときにすぐに食べないこと。それは、原油の輸入がストップしたら備蓄している油を使うのと同じように、お腹が空くということは、これから備蓄されている脂肪を使います、というサインだからだそうです。

 1時間半弱の研修会でしたが、色々と勉強になりました。関係者の皆様、ありがとうございました。

 阿部 哲也

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ラジオの魅力

 最近、村上信夫さんというNHKのエグゼクティブアナウンサーが書いた、『ラジオが好き!』という本を読みました。30分ぐらいで読めるエッセー風の本です。これに、心温まるお話が沢山載っていて、感動しました。

 この本を読むと、インターネット、スマートフォンがこれだけ広まっている現代でも、ラジオ番組の需要は衰えていないことが分かりました。私は小学校のときに野球中継を、中学生、高校生の頃、深夜番組を聞いていたほか、今もラジオと関わる生活をしています。

 まず小学校の話ですが、野球が好きだった私はナイターが始まってテレビ中継が始まるまでの間と、テレビ中継が終わった後に、よくラジオで中継を聞いていました。また受験期は、テレビを見なかったので、時々休憩と言い訳をして、途中経過をラジオで聞いていました。このラジオの実況中継は非常に臨場感があります。なにしろ、プレー中の出来事を全て紹介してさらに、解説者のコメントを引き出すわけですから、アナウンサーはとてもテンポの良い話し方をし、聞く方も想像を膨らませながら聞くので、ワクワクしたのではないかと思うのです。例えば、「9回裏、ワンナウト。ランナーは1、3塁。ボールカウントツースリー。ピッチャー投げた。1塁ランナー走った。外角への直球に、バッター三振。キャッチャー二塁に送球した。セーフ。その間に3塁ランナー飛び出した……」などという場面は手に汗握って、アウトになったのか、セーフになったのか、ハラハラしながら、当時ひいきにしていた球団の選手の顔を思い浮かべながら、聞いていました。

 それから受験期の話ですが、受験勉強をしているうちに午前1時ぐらいになってしまい、「オールナイトニッポン」という番組の時間に突入していった、という感じです。(この放送は今もあるそうですね)そして当時は、午前3時から始まった「歌うヘッドライト」まで聞いたこともありましたが、この時間になるともう、起きているのか聞いているのか分からず、朝になってしまった、などということもありました。この番組は今はやっていないようです。今考えると、体力があったなぁ~と思います。当時の私の家では、テレビが居間に1台と父の部屋に小さいのが1台しかなかったので、皆が寝静まった夜中はラジオを聞くのが定番でした。

 その後、大学受験に失敗して、1人で下宿をしながら浪人生活をしたのですが、そのときには「NHKラジオ英会話」を1年間聞いていました。

 その後、10年間ほどはラジオを聞く機会がほとんどなかったのですが、その後は現在に到るまで、毎日のように聞く(関わる)ようになります。(続く)

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大掃除

 今日から12月です。早いもので日本に戻ってきて早、半年が経ちました。秋口からの寒さは応えましたが、紅葉が見られ、年の瀬を迎える日本の習慣はとても心地よいです。とは言え、街全体がクリスマスムード一色になるハワイのこの季節も懐かしいです。私は通勤途中などの車中ではNPR(非営利の放送局による放送)のハワイ版、HPRを毎日聞いていましたが、様々なクリスマスソングを聞くことができるこの季節は、とても華やいだ気持ちになったものです。それとこの時季は雨期なので、雨がよく降ります。それで落雷があって、何時間も電気が止まって困ったこともありました。。。

 さて、日本の年の瀬と言えば忘年会、年賀状の作成、そして大掃除……など、やることは一杯ありますが、今日は一足早い、職場の大掃除でした。生長の家本部では部課毎に12月のうちの1日を選んで行うことになっています。今日は幸い、暖かい日でしたので、水仕事も辛くなく、順調に進みました。そして、お昼ご飯は課内費でまかなわれ(金額の上限はありますが)、全員が好みの宅配カレーを注文し、全員で一緒に頂いたので、賑やかな昼食でした。写真を撮れば良かったのですが、そのときには目の前のことで頭がいっぱいでしたので……。

 今月は、私が担当している業務である、生長の家のラジオ放送の担当講師の収録が6日にあり、私自身の収録が21日にあるので、原稿の校正と自分の原稿の作成を併行して行っているので、最近、脳の使用量が増えている気がします。1年の締めくくりを、気を引き締めていきたいと思います。

 阿部 哲也

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