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ラジオ放送を通して学んだこと

 今回担当したラジオ放送のテーマは4つで、主に、生長の家の3つの基本的教義である「唯神実相」「唯心所現」「万教帰一」の解説と、地球環境問題に関する内容になっています。

「唯神実相」は、本当に存在するものは唯、神と神の作られた完全円満な世界だけであるという意味で、「唯心所現」は、この現象世界は人間の心によって作り出している世界であるという意味、そして、「万教帰一」はすべての正しい宗教の神髄は共通している、というものです。詳しくはこちらをご覧ください。

 http://www.jp.seicho-no-ie.org/about/doctrine.html

 第1週目では、前生長の家総裁、谷口清超先生ご監修の『人生の扉を開く』第4集をテキストに、「喜びの人生を送るために」と題してお話いたしました。このテキストは、真理の言葉がコンパクトにまとめられ、見開きで日英対照になっています。私はハワイに駐在時に英語で講話をするために、英語の部分を毎日1頁ずる覚えたので、このテキストはとても親しみがあります。この週は、娘がハワイのキンダーガーテンに通っていたときの体験と、村上シンディーさんというハワイの信徒の方の体験を紹介しています。娘の体験は言葉の力についてで、村上さんは30年もの間、家庭内離婚状態だったご夫婦が生長の家の教えに導かれて今も、とても幸せな家庭を築かれている体験です。ちなみに村上さんは色々な宗教を遍歴しましたが、ハワイの日本語ラジオ局、Kzoo(ケーズー)で、生長の家が提供しているラジオ放送番組「幸福への出発」を聴いて、「これだ!」と直感してすぐに教化部に連絡をしてこられて教えに導かれた方です。

 2週目の放送は、生長の家総裁、谷口雅宣先生のご著書『日々の祈り』をテキストに「幸せは感謝から」と題してお話いたしました。『日々の祈り』の中の、「曇り空を感謝する祈り」から、曇り空の効用を学び、また、人生の曇天であっても感謝すべきことを見つけて感謝を実践するとき、人生が好転していくことを、2人の体験を通して学ぶ内容になっています。その1人は、同僚の講師課課員の吉川晶子さん、もう1人は、堅田の祖父と祖母の体験です。

 3週目は、谷口雅宣先生のご著書、『衝撃から理解へ』をテキストに、「世界平和を実現する宗教の役割」と題したお話です。この中では、ハワイ駐在中に感じた、日米における宗教者の役割の違いなどに言及するとともに、谷口雅宣先生が日頃から説かれている、宗教が互いの違いを強調するとき争いが生じることから、宗教が共通点を見出す努力が必要であること、そして、宗教の中には普遍的な教えの部分(中心部分)と時代や地理的な広がりによって変化する部分(周縁部分)があり、それを多くの宗教者が理解するようになると宗教間の調和が実現することなどを説明しています。そして、著名なイスラーム法学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校教授のカリード・アブ・エル・ファドル教授の講演を、2007年の国際教修会でお聴きできたことなどにも触れています。

 4週目は、谷口雅宣先生、谷口純子先生初の共著で、今年10月10日に出版されたばかりの『“森の中”へ行く』をテキストに、「未来世代に美しい地球を」と題してお話をいたしました。この中では、環境問題の解決には宗教的な視点からの取り組みが不可欠であること、そして、伝統的な宗教や先住民族の思想の中には「自然尊重の教え」があり、それが宗教間の共通部分として強調していくことにより世界平和に貢献できること、そして生長の家本部を“森”に移転する意義を盛り込みました。色々と触れたいことが沢山あって、何を、どのような流れで入れるのか、とても苦労しましたが、私自身がとても良い勉強になりました。

 最初の2週は、生活の体験から色々と説明できるので、割合早く原稿を作ることができたのですが、3週目の「世界平和を――」と4週目の「未来世代――」は、テキストやその他の谷口雅宣先生のご著書を何度も読み返しながら、話している内容が本当に正しいのか、自問自答しながら、またインターネットの検索機能にも大変お世話になりながら、何とか作り上げました。伝えることにより、自分自身が一番勉強になることを実感しています。

 阿部 哲也

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