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万歩計の効用

 1カ月ほど前から、万歩計を付けて歩いています。それは、健康診断の結果、血圧が高めでかかりつけのお医者さんから、「よく歩くようにして下さい」と言われているからです。そのお医者さんは、八丈島の病院で院長をされていたのをはじめ、過疎地の医療に傾倒されてきた方で、とても患者さんの話をよく聞いて、薬の飲み方も説明してくれて、何か困ったことがあったら時間外でも電話で問い合わせができるようにと、携帯番号まで薬の袋に印刷をしてあるほど、親切なお医者さんです。そのお医者さんから言われたので、早速その気になり、万歩計を購入して歩いている、というわけです。

 実は万歩計は12、3年ぐらい前に買って2年間ほど毎日つけていました。そのときは、ぎっくり腰をやってしまい、やはりお医者さんから「毎日、30分程度は歩いて下さい」と言われ、1日1万歩を目指して歩いていました。そのときは通勤に結構、時間がかかっていましたから、昼休みに20分から30分も歩けば、後は普通に生活していればだいたい1万歩ぐらいになったのでした。(日によって多い少ないはもちろんありましたが)

 それから2年ぐらいはつけていましたが、だいたい、生活の中でこれぐらい歩けば何歩というのが分かってきた頃に万歩計が壊れてしまい、それを修理することもなく、買い直すこともなく、それ以降も「1日1万歩ペース」で生活を続けていました。そうした甲斐もあって、血圧は極めて正常でした。

 ところが2007年6月から3年間、ハワイに転勤になり、歩く量がかなり減ったのではないかと思います。ハワイには電車がなく、通勤も車、どこかに移動するのも車です。「これはいかん!」と思い、午前中に1回、昼休み、そして午後と教化部周辺を歩いていたのですが、それにしても日中は暑いので、そう長くは歩けません。それと日本の気温の感覚で言えば、1年のうち10カ月ぐらいは“夏”なので、なかなか歩く気になれないのでした。それと、ハワイではなるべく日本食を食べていましたが(正確に言うと最初はなるべく現地の食べ物を食べていましたが、1年間でギブアップ。。。)それでも現地の人と食事をする機会も多く、油っぽいものを多く食べていたのではないかと思います。それと、何かがある度に(それは生長の家の行事、会議、その他を含め)、スナックが出てくるのです。それほど多くは食べたつもりはありませんが、やはり、私からすると油っぽい物が多いかったかと思います。

 そんな理由もあってか、2年ほど前から血圧の低い方が100ぐらいになってしまいました。それが日本に戻ってきてからも下がらなくて、健康診断で「要注意」ということになってしまったのでした。

 それで、新たに万歩計を購入して歩いているのですが、以前よりも年齢が加わっていることもあり、最初は疲労を感じてしまいました。それでも、数字が目に見えると、つまり目標があるとついつい、歩いてしまいます。それと、今の機械は便利に出来ていて、平均の歩数、有酸素運動した量(ある一定以上の分数を歩いた時間、距離、歩数)などの数値がパソコンに簡単に取り込めるようになっていて、累計、年間、月間の歩数のグラフ、平均値等、実に様々な値がひと目で分かるようになっていて、それが結構励みになるのです。

 そんなこともあり、この1カ月間、昼休みに歩くのはもちろん、朝晩の通勤も、時々わざと遠回りをして歩数を稼いだりしています。また、以前からエスカレーターやエレベーターはなるべく使わないで階段で歩くようにしていますが、今は、荷物を持っていたりするなどの場合を除いては、エスカレーターやエレベーターに誘惑を感じなくなりました。やはり目に見える、ということは大きいと思います。ちなみにこの1カ月はだいぶはりきってしまい、平均の歩数は1万2千歩を少し上回っています。

 家族からは、「始めるとすぐに入り込むんだから……」と言われていますので、あまり無理をしないで、1万歩程度を目標にずっと続けていきたいと思っています。

 阿部 哲也

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スティーブ・ジョブズ氏逝く

 アップルの共同創設者で前CEOのスティーブ・ジョブズ氏(Steve Jobs)が、去る10月5日に亡くなりました。創造性を“国是”とも考えるアメリカでは、ジョブズ氏の功績を称え、追悼するプログラムがメディアで多く組まれているようです。ABCニュースでは、ジョブズ氏にちなんで、「天才とはどういう人のことを言うのか?」という質問を子供に投げかけているアナウンサーもいました。

 2005年6月にジョブズ氏が、アメリカのスタンフォード大学の卒業式で講演したときのことを、今年1月2日の本欄でご紹介しました。それは、彼の生き様に沢山学ぶべき事があると感じたのと、色々な意味で人生を考えさせられたからです。(アドレスはこちら→http://bit.ly/qEsIDf

 そのスピーチの前年(2004年)に膵臓がんが見つかり、手術を受けたジョブズ氏は、ご自身の寿命が何年持つか分からない、そういう日々の中で、1日たりとも無駄にしたり、後悔する生き方はしたくない、自分の本心に忠実に生きたい、そしてそういう生き方を若い皆さんにもして欲しい、という遺言のような強烈な“メッセージ”が込められていると思いました。そして最後の言葉は、「Stay hungry, stay foolish」でした。スピーチは、下記のアドレスで見ることができます。

http://bit.ly/eaKmOi
http://bit.ly/dBvRB7

 2、3日前に見た新聞では、ジョブズ氏がペプシコーラの会長をアップルに引き抜くとき、「君は一生砂糖水を作っていたいのか、それとも、世界を変える仕事をしたいのか」と口説いたということが書かれていました。ペプシの関係者には失礼に映るかもしれませんが、自身の仕事に対する凄まじいほどの自信と誇りを感じます。人の心をつかむ彼の“名言”は、「名言集」として出版されています。

 新しい技術には素晴らしい可能性とともに、それによって失われる面もあるので、それをどの程度まで使うかどうかは私たちの「心」いかんによるものですが、彼のアイディアが私たちの生活を変えてしまったことは間違いありませんし、私もその恩恵を大いに受けている1人です。

 ご冥福を心からお祈り申し上げます。

 阿部 哲也

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