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スティーブ・ジョブズ氏逝く

 アップルの共同創設者で前CEOのスティーブ・ジョブズ氏(Steve Jobs)が、去る10月5日に亡くなりました。創造性を“国是”とも考えるアメリカでは、ジョブズ氏の功績を称え、追悼するプログラムがメディアで多く組まれているようです。ABCニュースでは、ジョブズ氏にちなんで、「天才とはどういう人のことを言うのか?」という質問を子供に投げかけているアナウンサーもいました。

 2005年6月にジョブズ氏が、アメリカのスタンフォード大学の卒業式で講演したときのことを、今年1月2日の本欄でご紹介しました。それは、彼の生き様に沢山学ぶべき事があると感じたのと、色々な意味で人生を考えさせられたからです。(アドレスはこちら→http://bit.ly/qEsIDf

 そのスピーチの前年(2004年)に膵臓がんが見つかり、手術を受けたジョブズ氏は、ご自身の寿命が何年持つか分からない、そういう日々の中で、1日たりとも無駄にしたり、後悔する生き方はしたくない、自分の本心に忠実に生きたい、そしてそういう生き方を若い皆さんにもして欲しい、という遺言のような強烈な“メッセージ”が込められていると思いました。そして最後の言葉は、「Stay hungry, stay foolish」でした。スピーチは、下記のアドレスで見ることができます。

http://bit.ly/eaKmOi
http://bit.ly/dBvRB7

 2、3日前に見た新聞では、ジョブズ氏がペプシコーラの会長をアップルに引き抜くとき、「君は一生砂糖水を作っていたいのか、それとも、世界を変える仕事をしたいのか」と口説いたということが書かれていました。ペプシの関係者には失礼に映るかもしれませんが、自身の仕事に対する凄まじいほどの自信と誇りを感じます。人の心をつかむ彼の“名言”は、「名言集」として出版されています。

 新しい技術には素晴らしい可能性とともに、それによって失われる面もあるので、それをどの程度まで使うかどうかは私たちの「心」いかんによるものですが、彼のアイディアが私たちの生活を変えてしまったことは間違いありませんし、私もその恩恵を大いに受けている1人です。

 ご冥福を心からお祈り申し上げます。

 阿部 哲也

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