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環境教育研修会でC.W.ニコル氏が講演(2)

 今日は東京・赤坂にある生長の家の末一稲荷神社で「初午祭」が執り行われ、運営委員として参列しました。その後、北海道の函館に飛び、先ほどチェックインをしました。井下・函館教区教化部長が迎えに来て下さり、美味しいシーフードのスープカレーを頂きました。香辛料が効いていて、体の中から温まりました。写真を取れば良かったです。。。

 ところで、表題の研修会を迎えるまでに、色々とC.W.ニコルさんの書かれた本を読んだり、サイトを拝読したりして、以下のようなことを事前に調べました。

 C.W.ニコルさんは、1940年、イギリスのウェールズに生まれ、なかなか厳しい環境の中で育ったようです。軍人さんだった実の父親は、先の大戦で日本陸軍によって殺され、小さい頃から大変な境遇の中で育ったようで、その中で自然や、動物、植物と触れあうことが癒しとなったとのことです。

 ニコルさんが日本に来たのは今からちょうど50年前、22歳のときです。そのときに、自然と文明が共存していたことに感激したそうです。山に入れば、イギリスではすでに絶滅してしまった野生の熊やイノシシに出会うことができ(熊がいる山は、生態系が豊かなのだそうです)、小川でサンショウウオを見たときには、動物園から逃げ出したのかと思った、と述べています。

 ところが1980年代に入って山の開発が次々に起こり、心を痛めていたところに、ご自身の故郷のウェールズから手紙が届きました。南ウェールズでは石炭産業で荒れ果てた土地を緑に回復しようという努力が実り、森が再生します。その森は「アファン森林公園」と名付けられました。アファンとは、ケルトの言葉で「風の通る谷」という意味だそうです。

 それを知ったニコルさんは、大好きな日本のために、森を再生させたいとの思いから、長野県の黒姫というところに土地を買い、森を再生させ、それを「アファンの森」と名付けます。

 ニコルさんが農地として使えなくなって放置されていた土地を購入してから27年が経つそうですが、2010年度までの調査によると、植物:約500種、哺乳類:約15種、鳥類:約83種、菌類:約350、トンボ類:これまでに確認できた種類は39種、両生類:15種が生息しており、年々増えているそうです。

 ニコルさんは、『アファンの森』を通じて日本の森の再生力に感動しました、と述べています。また、日本の森は、生物の多様性がとても豊かで、気候変動が激しくなるこれからの地球に訪れる変化に立ち向かうには、さまざまな生物が協力し合う必要があるので、多様性が大切だといいます。(続く)

 阿部 哲也

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